表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
解体屋のしがない日々  作者: IK氏
5/46

カウンター

予約投稿出来てなかったみたい

拠点に戻ってきた俺たちは、道中今まで討伐してきた魔物の大量の素材をパイコーンに手伝ってもらって回収した


ユニコーンはレオンが担いで拠点に戻り、折れた脚に添え木をして包帯グルグル巻きにしている。


「これでとりあえずの処置はしたが、歩けそうにないのぅ」


レオンがユニコーンに処置をし終わって不憫に嘆いた


当のユニコーンは絶賛発情中!!簡易結界柵内にいる馬に興奮しているらしい


「おい、ユニコーン 俺の後ろのパイコーンが殺す気満々でお前を見ているぞ!」


お構いなくってな具合で鼻息荒くしているユニコーン

懲りない奴だ


「発情するのは、勝手なんじゃが、その馬、元雄ぞ!去勢されたオカマ馬ぞ!発情し過ぎで去勢させられたんじゃ」


レオンがユニコーンに悲しいお知らせを報告


追撃とばかりに

「お前も去勢しとくか!大丈夫!!こうブチって玉を引き抜くのよぉ!」


俺は手を握りしめて引き抜く様子を再現してみた


ユニコーンは一気に萎えた(馬種の表情なんて素人にはわからん。たぶん青ざめている)





その後、荷台に討伐素材とユニコーンを乗せ、馬とパイコーンにそれを引いてもらう

素材が置きにくいから角を折るかって提案してみたものの、レオンに猛反対されたため断念

とりあえず、ギルドの裏の広場で飼うことになった


「ソーマになんて言おう?」


「いつものように、わしの我儘だと言えば良いではないか」


「はぁ~ぁ また俺が悪者かよ!ちゃんとこいつらの世話をしろよ」


「恩に着る」


こんな子供が野良猫拾ってきて、飼ってもいい??的なやり取り レオンよ!俺はお前のオヤジじゃねぇぞ

って思いながら、甲斐甲斐しくユニコーンを撫でるレオンを尻目にソーマに、どやされるのが確定した


街までの道中色んな冒険者にギョってな具合に遠目から見られたりしたが、難なく到着


街の入り口にソーマの姿を視認


「あぁあの顔は怒ってんな!レオン、スライディング土下座の準備!」


「よぉーし太郎吉ユニコーンわしの雄姿とくと見よ」


タタタタタタタッピョーーーンザザァァァァァァァアァァ!!!!!!ブベッゴロゴロゴロゴロ


いやいやソーマよ、カウンター膝蹴りはいかんよ!後レオン名前を勝手に付けるな!


レオンがソーマの前に豪快なスライディング土下座をしたところ、見事なカウンターを合わせられて荷馬車の横を通過していった。通過の際に爽やかな顔をしたレオンは荷馬車の10m後方で失禁と脱糞の後失神した。南無三


太郎吉ユニコーン」とパイコーンが震えている

次回、親方怒られる

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ