一段落ついて
親方のイライラの沸点が職人ばりに低すぎる感じです
親方さぁ〜ん レオぉ〜ン(○原サァーン ソラ○ロ〜)
「はぁーい、こちら大森林では色々な魔獣の死骸がそこら中に転がっています!レオンが散歩しているんですねぇ〜!皆さん私から1つお願いがあります。この様な大森林では、2m50cmの犬族の雄には充分注意してくださいねぇ〜!!」
とあるニュース番組的な感じで始まりましたが、ここ大森林ではレオンが大討バ…散歩を楽しんでいます。
俺は、素材になりそうなものから、ラビット系ミノタウロス系の食用肉を片っ端から解体している訳ですが、それにしても多い!
よくスタンビート(魔物の氾濫)しなかったものだわ!
「とりあえず、不要なのは、一纏めにしてから焼かないと、病気の温床になるからなぁ!」
そういいながら、森に火が燃え移らない様に拓けたところで、半径5m深さ5mの穴を掘ってから周りに水を大量に撒いてその中に残骸を山盛りに入れてから燃してやった。
その頃には3時間経ったのか、レオンが帰ってきた!ハァハァ言ってる!舌引き抜くぞ!
「レオン、ちょっとはこっちの身になって討バ…散歩しろ!雑用が一番きついのは知ってるだろ!」
「いゃぁー楽しかった!お主飯はまだか?」
ガァァァァァァァァァン
俺はレオンに拳骨を落としてイライラを解消した。
レオンがピクピク痙攣してるが、知らん!
こいつはバカなのか?バカなんだよなぁorz
まぁ素材を傷付けない様に殺ってるからなぁ
日頃から俺が口酸っぱく言って、失敗する度に拳骨落としてるから、身体に染み付いたんだけどさぁ
「はぁー飯作ろ!」
未だにレオンはピクピク痙攣してる
飯が出来て少ししてから、レオンが痙攣失禁失神を経て覚醒した
「後遺症が残ったらどうするつもりだ!下半身が色んな意味で終わったぞ!」
そんなことをいいながら、替えの下着に履き替えながら宣うレオン
「いゃぁー悪い悪いイラッっとしてさぁ、とりあえずさっき解体した食用肉を調理したから食いねぇ食いねぇ!」
「おぉありがたい」
チョロい
「っで、この辺一帯は粗方片付いたのか?」
「そうだのぅ?モグモグ、モグモグ、モグモグ、モグモグ、モグモグ」
スパァーーーーーーン
俺は平手でレオンの後頭部を叩く。
レオンは咀嚼してた肉を吹き出した
「はよ喋れ!」
「食ってる最中だぞ!喋れるか!」
「こっちのラビットの肉は柔らかく美味しいぞ、食いねぇ食いねぇ」
「おぉそうか?では、いただこう!」
チョロい
そんなやりとりをしながら、今後の散歩について話す!
とりあえずは、もう少し森の奥に行って湖のところで引き返して、荷馬車の拠点に戻るといった計画になった
こんなんでいいのか?
あぁわからん