表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
解体屋のしがない日々  作者: IK氏
24/46

ある一団

レオンがもう一狩すると言ったのを、辞めさせてから、俺達は、先に進む準備をした。



帆馬車に馬達を繋いで、いざ出発!って言っても、日は傾いて、夕刻に差し掛かるところだから、日が沈むまで移動する。




黒子もだいぶスタミナがついたのか、バテる事なく二回目の拓けた場所についた。それからまた、野営の準備




「よし、今日は、ここで夜を明かして、明日俺達の街を、目指すよ。」



俺が、今後の予定を言った後、みんなで準備していくが、レオンだけは、狩に行かせた!昼食をバカバカ食べたから、なのと野営周りの掃除も兼ねて



俺とカリン、奴隷たちは親睦を深める為、お互いの事を話す場を設けようってことで、焚き火を囲み、各々で話す



「おぉ、獲物を狩ってきたぞ!飯の準備をしようぞ!」

レオンが自分の身体の2倍のベアー系の魔物を担いで持ってくる



みんな、口をあんぐり開けて、アワアワ、アワアワ言ってる。


俺は、レオンが狩ってきた魔物を、タバコを咥えながら解体、吸い終わる頃には解体を終わらし、食べれるところに香辛料の薬草、塩、胡椒を刷り込んで染み込むまで放置




「レオンさん凄いですね!」


「イヤイヤ、我らが主殿の解体の早さ、尋常じゃないぞ!」


「心臓が、まだ動いてる、凄い!」


「この魔物、首を切られているのに、口がまだ動いているぞ!殺された事をまだ、否定している感じだ!」


「レオンさん、後で、修行に付き合って貰いたいもんです。」


カリン 弓職ナイロビ 薬剤師ロビン 髭面ストライダー 元仮面の女グレイスと話していく。



「そのうち、お前達もこれくらい、やれるようになって貰うつもりでいる。楽しいぞぉ!」



他の奴隷も同様

「俺たち、凄い主人に買われたかもしれないぞ!」

ドラゴンタトゥーのサーガが零した。







バット系とウルフ系の魔物達が獲物を探して活発化する


ここ、親方率いる野営地では、レオンによる食料調達という名の魔物虐殺があった為か、静かなものであった。



奴隷達の中でも、元仮面の女グレイスは最初こそ、気を張って居たが、親方とレオンの規格外さにその気も緩めた。いや緩めざるを得なかった。



朝になるまで皆んなは、ぐっすりと寝た。


それほど野営であっても安心出来る何かを皆んなが感じて居た。



時折、レオンの気配が消えたりしたが、特に問題はないだろう!







皆んなが起きる頃には、親方が朝食を作っていた。


獲物は、レオンがいつの間にか狩ってきたもの。



「おはよう、皆んな!顔洗って、食事だよ!」



「「「「おはようございます。」」」」


「すみません、朝食を、お作りさせて」


「いつの間にこんなに獲物を」



「おはようございます、凄いわねぇ」


「レオンさん親方さんおはようございます。早いですね!」



最初に4人が起きてきて、その後に、薬剤師ロビン、元仮面の女グレイス、錬金術師リサ最後にカリンと、揃った!



女性陣は色々準備があるからね!




レオンは既に涎が凄い、昨日とは違い今朝は鳥系が多く食卓に並ぶ。レオン、あんまり取りすぎると、解体が面倒臭い




朝食を済ませてから、俺たちの街を目指して出発



昼頃になると、村に程近くなったので、肉ばっかりの生活から脱却するべく、パンなりパスタなりを購入する。昼食は、村の食堂で終わらせて、また街を目指す。







村を出てからかなり、何もない荒野地帯に差し掛かった時だった。



進行方向より、ある一団が見えてきた。




先頭には、杖を持ったギルドマスター ソーマ


シェリーがいたり、ソーマの秘書がいたり色々だが、迎えに来たのかなぁ?





すると、ソーマの杖から氷ランスが生成され、ぶっ放してきやがった!俺に向かって




「ソーマ、いきなり何しやがる!危ないだろうが!」

難なく避けて言い返す


「解体業をサボって、慰安旅行かぁ親方!うらやま……大概にしろよ!」



今、羨ましいって言おうとしたのか?

っあ、そうだった、今度遠出する時、連れて行くって約束したっけ!?



「ソーマ、いい人材が揃ったんだ!物騒な魔法はよせ……危ねっ!やめ!」



矢継ぎ早に氷ランスを繰り出してきやがった!




「レオン、取り敢えずみんなを帆馬車と一緒にあの丘まで避難させてくれ!話つけてくる!」


「またかお主らは、ほどほどにのぉ!」




そう言って、レオンは避難してくれた。


その光景を見てからなのか、ソーマが召喚術式を展開していく


「おまえ、まぢか!クッソ指輪、指輪、あった!」

俺も召喚術式を、展開


キーボードが現れ、半透明の術式が構築されていく。


媒体に俺の髪の毛を数本抜いて、術式に飛ばす、すると、巨大包丁が現れた!


その頃、ソーマは、術式を構築しながら、ホーミーで詠唱をしている。


「ちょっホーミーで多重詠唱しながらって、どんだけ器用なんだよ!」


ソーマの召喚術式が構築完了!

媒体を飛ばすと、直径20m高さ35mの亀が現れた。



多重詠唱を完了させたソーマは、自分に結界障壁、亀に強化の魔法を展開!



「あーあ、まぢで怒ってるわ!」




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ