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解体屋のしがない日々  作者: IK氏
13/46

奴隷商館

ちょっと長め

軽い食事が終わった後、奴隷商人のいる商業区奥にある辛気臭い裏路地の一画に高い壁で囲われた、見た目刑務所っぽいところの門の警備兵に奴隷購入の旨を伝える


「えぇっと、はいはい、アンドレ様より承っております。身分証明のギルドカード等はございますか?」


おぉパーフェクト ヒューマンここでもか!


ギルドカードを提示した俺たちは、施設内に案内される。

すぐに通されたのは、応接室


奴隷商人がやってくるまでしばらく掛かる為、施設内の注意事項を口頭で受ける

1、施設内での暴力沙汰は、裁判の対象になる。

2、奴隷購入の有無に限らず、30000Gを支払うただし購入の際、購入金額より差し引く

3、奴隷との接触は、商人立ち合いの元、情報を口頭にて伝えます。

4、お決まりの際は、双方同意の元、契約術式にて執り行う

5、奴隷を売りたい場合は、査定の後金額に双方同意の元、契約術式を変更する


等、後は、基本的な公共施設のマナーにありそうな具合のことを伝えられ、破れば罰金ないし裁判対象になるとのこと


「なぁレオン、もし良さげな奴隷がいたら教えてくれ、俺にはさっぱりわからん」


「わしもわからんぞ。ある程度匂いで判断するが、当てにはするでないぞ」


そんなことを応接室のソファーに座って珈琲を飲みながら話していると、奴隷商人がノックした。


「お待たせして、申し訳ない私が、ここの奴隷商主人 カイと申します。以外お見知り置きを。」


カイと名乗った男、若い奴隷商人だが、雰囲気が特殊だ!まぁこの業界で、普通な奴はいないだろう!

色々な修羅場をこの若さでくぐって来たのは、凄いのだろう


「アンドレ様より賜っておりますが、如何様な奴隷をご所望でございますか?我が商会は多種多様、お気に召す奴隷を揃えていると自負いたしております。」


ここは、冒険者に相応しいなどと言えば、面倒臭くなるパターンだな。


「私達の素材集めの仕事を手伝える屈強な奴隷を探したい。老若男女問わず有能なのを見繕って貰えれば幸いかなぁ!」


「恐れいりますが、お手持ちの金額はいかほど?それによって紹介差し上げる奴隷も変わって来ますので、」


素材を売った200万と今まで貯めた金額の一部300万、用心棒対決の賭けでの30万でこれまでの諸費用を差し引いて、520万ほどあるが


「300万ほどで、何人買える?」


「奴隷にもピンからキリまでございます故、とりあえず、それなりのをお見せしましょう。ですが、こちらも準備がございます。明日、今の時間帯辺りに再度起こし頂ければ、ご要望の奴隷を見繕って置きます。」



「わかったよ。こっちもいきなり来て悪かったね。変なのを紹介されるより1日2日待って見繕ってくれるのなら、面倒もなくなると思うし、明日、今の時間帯に来るよ!」


それから、応接室を出た!


まだ奴隷を見ていない為、30000Gは、払っていなかったので、そのまま門まで歩く


「レオン、あそこに何人いた?」


「4人、男3女1だ!」


「俺もそう思う!尾行されてるけど、泳がしておくか」


俺たちは、小声で話す






応接室側


「出て来ていいよ」


3人が姿を、現す。

皆んな仮面を付けていて、性別は分からない


「今晩、調査を開始する。もうすでに、1人尾行を付けておいた」

仮面のリーダーっぽい男の声が奴隷商主人に報告する


「我らも行動する。抜かり無きよう」

1人がそう言うと、もう1人が頷く


「逐一報告をよろしく!それによって紹介する奴隷も変わるからね!」


「「「御意」」」


そのまま3人は、姿を消した。


継続させていこう!

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