TP吹きの僕
コメディーで良かったのだろうか……
如何せん小説になっていないのでジャンルは適当に選んであります。ご期待に沿えるようなものではないです。多分。
ハードルをかなり下げた状態で読んでいただければ……
僕とTpのマックスはいつだって一緒だ。寝る時もご飯の時も、お風呂に入る時だって一緒。
マックスの輝かしい銀ベルが好きだ。あいつが学校から借りている楽器で、あと一年しか一緒に居られないというのが悲しい。僕とマックスの心はずっと前から通じ合っているというのに。
なのに、どうしてだろう。僕の技術は一向に上達しないんだ。僕がこんなにもマックスのことを思っているというのに、マックスはどうして僕の気持ちに答えてくれないんだろう。
「あーあ、うまくなりたいなー……」
「だったら練習しろよ!」
ある日、僕のぼやきに突っ込みが入った。声の主は、喋るはずのないマックスだった。
はい、こんなものでした。
まるでこれから話が続いていくかのような終わり方ですが、続きません。
楽器が喋ったというオチを書くがために作った話なので。
こんな駄作を最後まで読んで下さった心の温かい方、こんな僕にお付き合いいただきありがとうございました。