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9/11

-7- 入学式と始業式

1か月以上開いてしまいました。すみません。

のろのろ運転です。

4月からの深咲が担任を受け持つのは2年生になった。

去年は1年生のクラス担任をしていたので持ち上がりになったわけである。

とはいえ、もちろんクラスのメンバーは変わる。また新たな生徒たちの顔と名前を当然のごとく覚えなければならない。


深咲の担当するクラスにはならなかったが、少し前に街でナンパにあっていた一昼夜(いっちゅうや)舞も今年から2年生になる。


職員室で4月の始めに行う実力テストの内容を確認をしていると、教頭に声をかけられた。


「青柳先生。ちょっといいですか?」


「はい。なんでしょうか?」


持っていたたテスト用紙を引出しにしまい、教頭のところへ行くと深咲のクラスに入る転校生の資料を渡された。

受け取って資料に目を通すと、どこかで聞いたことのある名前が書かれていた。



入学式には新高校一年生とその保護者が参加する。

深咲は1年生の担任にはならないが、授業を受け持つクラスもある。

その受け持つクラスの子どもたちの名前も覚えていかなければならないのだが、毎年のことながら大変である。

だが、期待と不安を胸に抱きながら門をくぐってくる生徒たちを見ると「春だなぁ」と感じ、その大変さも頑張ろうと思えてくるものだ。


入学式が行われる講堂の手前で資料などを渡していると、ふと門の方から聞いたことのある声が聞こえてきたので振り返る。

そこにはニコニコと嬉しそうに深咲を見つめる とある新入生の母親がいて、その後ろには呆れたよう母親についてくる我が従弟殿がいた。


「おはようございます。この度はおめでとうございます。」


深咲が他の保護者同様の営業スマイルで資料を渡そうとすると、従弟の母親であるあんずは頬を染めながら深咲を見つめる。


「えぇえぇ、おはようございます。それから、ありがとうございます。」


「えぇと…。これが資料ですのでどうぞ。」


書類を渡そうとしているのに、なぜかあんずは深咲の手を握っていた。


「ありがとう、頂くわね。」


そう答えながらも、あんずは潤んだ目で見つめてくるばかりで資料を受け取ってくれず、深咲の手を離してくれない。

深咲の母親の10歳年下のはずなので、御年(おんとし)46歳のはずである。だが、46歳には見えない若々しさである。まるで恋する乙女のような表情で見つめ続けられて困ってしまう。

手を離してくれないあんずから目をそらして従弟に聞いてみる。


「…夕凪くん。お父様は、どこでしょう?」


最初からこの15歳の従弟にあんずをどうこうしてもらおうとは思わない。従弟よりはあんずの旦那の方が頼りになると踏んだ。


「ん?父さんは車を駐車してるから、もう少ししたら来ると思うけど…。あぁ、ほら。あそこ。」


あんずに手をがっしりと掴まれたまま門の方を見るとそこには、いつも笑顔の絶えない癒し系ダンディなあんずの旦那である晄一の姿が見えた。アイコンタクトを送りあんずさんを止めてくれるよう頼むのだが…。


晄一は何かを悟ったかのようににっこりと微笑むばかりだ。

言外に「僕にはどうしようもないなぁ。うん、無理だ。あはは」と言われているらしい。


自分自身でどうにかするしかないようである。


「…次のおやすみに…ね?」


心の中でため息をついて、あんずにだけ聞こえるように小さな声で伝えた。

自宅なら別の声のかけようもあるが、現在は職場で仕事中なので「次の休みに何なのか」は詳しくは言えない。意味深な言葉で曖昧に濁してしまうしかないのだ。


すると先ほどまで絶対に離す気のなかったように思われたあんずの手がようやく離れた。


「ご入学おめでとうございます。」


父親の晄一、母親のあんず、その息子の耀也がそろった時点でもう一度笑顔で伝えた。

少しだけ、深咲の営業スマイルが引きつっていた気がするのは深咲の気のせいだったといいと思う。



それ以降はなぜか保護者席から深咲に熱烈な視線を感じはしたが つつがなく式は進行し、閉会することができた。


入学式の後は耀也はクラス担任やクラスメイトと顔合わせをし、保護者である晄一とあんずは懇談会などを行うので、2年生の担任になる深咲は関係が無かったので平穏に過ごすことができた。



深咲が帰宅後に携帯電話を見ると、夕凪家の4名からそれぞれメールが届いていた。


まずは夕凪家の大黒柱である晄一。


――――――――――――――――――――――

       深咲さんへ


今日は妻がすまなかったね。止めることができな

くてごめんね。

だけど、長い間妻に顔を見せに来なかったからい

じけていたみたいだよ。

全て深咲さんへの溢れる愛情のなせる(わざ)なので、

許してやってほしい。

僕はこれからまた赴任先に戻るので、妻の暴走を

止めることはできない。

どうしても困った時はお義姉さんを頼るといいだ

ろう。

妻は僕らには止められないからね。


最後に、僕たちの息子らをよろしく頼む。

入学祝いの会に参加できないのはとても残念だ。

また今度機会があったらぜひ。

では、また。

                   晄一

――――――――――――――――――――――


「今日の様子からすると、晄一さんが身近にいても暴走をとめられそうにもないもんなぁ。」


晄一は常識人だし、いい人だと深咲は思っている。

でも、困ったことがあったら頼ってくれではなく、困ったことがあれば深咲自身の母を頼れと言われるとは…。


「まぁ、あんずさんの暴走を止められるのはママの笑顔か、パパの天然くらいだろうなぁ。」


あんずからの愛を一身に受ける雪花の言葉か、あんずからの憎しみを一身に受けているにもかかわらずそれをものともしない悠磨の天然。

それだけがあんずの暴走を止める (または受け流す)ことができるのだろう。


深咲には悠磨のように天然なところはなく受け流すことは困難で、雪花のように長年の付き合い (なにしろ雪花とあんずは産まれてからずっとの付き合いだ)があるわけでもない。

深咲は雪花ほどあんずの行動を理解できていないのだ。



さて、そんなあんずからのメール。


――――――――――――――――――――――

      深咲ちゃん深咲ちゃん!


今日は久しぶりに逢えてすっごく嬉しかったわ!

今度のおやすみがとっても楽しみね♡

私とってもとってもとぉ~~~っても楽しみよ!

たーっくさんお話したいことがあるの。うふふ

それから、深咲ちゃんのご飯も楽しみにしている

のよ。

深咲ちゃんもお料理上手ですものね。

私も一緒に作ってもいいのかしら?

それとも、深咲ちゃんに任せた方がいいのかしら

ねぇ?

私としては一緒にお料理とかしたいと思うのよ!


どちらにせよ、食料を買い込むときはうちの息子

たちを使ってね~。

4人分の材料は結構多くなるでしょう?

お金は二人に持たせるから!

うふふふふ 今からとぉっても楽しみねぇ。

               あんず

――――――――――――――――――――――


文面だけで、テンションの上がり具合がよくわかる。


「あんずさんの愛が重い…。」


入学式の前に、「耀也くんの入学祝の時に逢いましょうね」という意味であんずにあの言葉をかけたが、当日が不安になる。

どれだけのテンションで我が家にやってくるのだろうか…。

胃がキシキシ痛む。


本気で母‥雪花の力を借りるという案も考えておいた方がいいのかもしれない。



さて、次は入学式の当事者の耀也は。



――――――――――――――――――――――

      おつかれ~♪


深咲ねぇって、スーツも似合うね!

ぼくはさぁ、制服をちょっと大きめのを買ったん

だけど、雪花さんがささっと裾上げしてくれたん

だ。

ほんと雪花さんは家事全般をうまくこなすよね。

母さんも下手じゃないけど、雪花さんに比べると

、全然だよ~。


そうそうっ。

母さんがぼくの入学祝の会の軍資金をくれるんだ

って!

メニューはぼくがリクエストしてもいいかなぁ?

いいよね!?


ぼくさぁ、オムライスがいいんだよね。

じゃなかったら、ハンバーグかな。あとは何がい

いかなぁ~。

楽しみにしてるね~。じゃ、また連絡するね!

              耀也

――――――――――――――――――――――


「ふむ。耀也くんが食べたいのはオムライスにハンバーグか。

 ハンバーグは普通のソースにするか、デミグラスソースにするか。それとも別のものかなぁ。

 目玉焼きは乗せるとかしたら、お子さまランチっぽいよね。高校生に作るものじゃないよね。

 もうひとつはオムライス…なんでおどっちも子さまランチの定番っぽい選択なのかしらね。

 男の子って、そういうのがすきなのかしら?まあ、いいわ。

 男の子だし、食べ応えのある大きめのとかがいいよね。メニューはもう少し考えてみよう。」


そして、最後に入学式には参加していなかった奏也からもメールが届いていた。


――――――――――――――――――――――

   ごめんなさい、お疲れ様でした。


今日の耀の入学式では母がご迷惑をおかけしたよ

うで、ごめんなさい。

僕も気になってはいたんだけど、さすがに弟の入

学式に兄の僕が出張(でば)るのもどうかと思って結局行

かなかったんだけど、やっぱ行った方が良かった

のかな?

母の行動を止められたかどうかは分らないけど。

気休めくらいにはなったかもしれないし…。


それから、今度の休日だけど。

僕が荷物持ちをしますね。

費用はこちら持ちで…とは母から連絡がいって

るかな?

ではまた待ち合わせの時間とか決めましょう。

              奏也

――――――――――――――――――――――


あいもかわらず礼儀正しい子である。


「きっと奏くんは性格は晄一さんに似たのだろうなぁ。そして、耀くんは確実にあんずさん。」


四者四様のメールを読み終え、それぞれに返信していった。

どんな内容にしても、夕凪家の一人一人が深咲に対してメールを送ってくるのは 律儀な家族だなと思う。




さて、明日は入学式に引き続きの行事である。

始業式では深咲のクラスの子どもたちとの顔合わせ。


「さぁ、どんなクラスの雰囲気になるのかなぁ。」


深咲の教師歴は長いが、それでも毎年ドキドキするものである。

今年は味唯の意識が入っての初の4月なので、なおさら。





深咲は始業式前の朝のミーティングのあと、転校生との顔合わせがある。


転校生が登校してくる前に今一度資料を確認する。

そして、その子に必要だと思われる書類も用意しておいた。



 これが必要かどうかわからないけどねぇ。それよりも変な事を職員室で言わないでくれるといいんだけど、どうだろうなぁ。






始業式の朝、職員室にいると今日から転校してくる生徒がやってきた。


「おはようございます。」


笑顔で挨拶をすると、その生徒は目を丸くしていた。そして、そのまま口を開いた。


「あっ、マスターのもとか…!」


「…はい、朝比奈 諭右(ゆう)くんですね。担任の青柳と言います。」


朝比奈は何かを言いだしかけたが、その言葉を遮って自己紹介から始めて、学校のことについて説明していく。

深咲の顔を見て驚いていたのは少しの間で、すぐに学校についての話を神妙な顔で聞き始めた。


ここで更に言い募ろうとしたらどうしようかとも思ったが、すぐに切り替えてくれてよかった。

空気を読める子のようである。正直ほっとした。

だが、「もとか…」の続きはいったいなんだったのだろう。確認は…しないほうがよさそうだ。



「…あぁ、そうそう。バイトの許可証も渡しておきます。

 この学校ではバイトは禁止されているわけではないので、無理にとは言いません。

 ただ、許可証があると色々と融通が利きますよ。許可証には事業主の方にサインをもらってきてくださいね。

 この書類の事や学校の事などわからないことはありませんか?

 もし、今後わからないことがあれば遠慮なく聞いてください。」


最後に朝比奈にだけ見えるように口元だけで『TPOに応じて』と動かしてから、声に出して「答えますからね。」と微笑みかけた。

許可証とともに学校名の印字された封筒とともに渡すと朝比奈はコクリと頷いた。



空気を読める朝比奈はきっと、『マスターとの関係』などについては深咲がアウィライトに行った時にでも聞いてくることだろう。

本当はそういう疑問は問いかけてほしくない。でも、おかしな誤解をされていても困るのだ。

いったいどんな勘違いをしてるんだろう。聞きたいような聞きたくないような。


 …あぁ、やっぱり聞きたくない…。


朝比奈が職員室を出た後、はぁっと大きくため息をついた。



         ※     ※     ※


つつがなく始業式が行われ、生徒たちが教室へと移動する。


クラスの子どもたちは教室に入って、友だち同士で「同じクラスで良かったね。」と話している子もいれば、社交的な男子が周りの生徒たちに「去年何組だった~?俺はね~、」と声をかけている子もいる。

中には我関せずひとりぼぅっと窓の外を見ている子やまだ午前中だというのに机に突っ伏して眠そうにしている子もいた。



そんな中、朝比奈は黒板に書かれた「出席順に窓側前の席から座っていくこと」と書かれた文字を見る。

朝比奈諭右はクラスの男子の中では出席番号は1番だった。


出席番号はあいうえお順だろうとABC順だろうと、大抵1番になるのが朝比奈の名に生まれた運命(サダメ)だろう。


朝比奈はふっと息を吐いてから窓側一番前に座った。


すると、クラスの女子はちらちらと朝比奈の方を見てソワソワし始めた。

朝比奈は容姿端麗である。…この世界であっても、イケメンと呼ばれる程度の。


朝比奈は他の生徒と同じように堂々と教室に入ってきたが、転校生である。

クラスメイト達ははじめて見る顔 (しかもイケメン)に声をかけるべきかどうかを迷ってしまうのも仕方のないことだろう。


朝比奈が視線を感じて振り返ると、一人の女子と目が合う。朝比奈は少し考えて、ニコッと微笑みかけてすぐに前を向いた。微笑みかけた方向からきゃあきゃあと黄色い声が聞こえてきた。


そういう反応には慣れている。

だが、バイト中でもないのにそういう相手に関わるのは面倒である。

あまりそういう反応をされて、男子から反感を買うのは好ましくない。

だいたい男子と馬鹿話をして関わるのならまだしも、きゃあきゃあ耳元で言われるのはバイト中だけでじゅうぶんだ。

とはいえ、きゃあきゃあ言うような女子たちを敵に回すのも面倒なのである。


女子たちに声をかけられる心配をしていると、チャイムが鳴り担任が教室に入ってきた。


朝比奈は安心して担任の方を見た。


           ※   ※   ※


 さて、このクラスはどんな雰囲気かしらね?


ドアの外からは浮き足立ったような生徒たちの声が聞こえてきた。

始業式のあとの、新しいクラスメイトたちと交流をしているのだろう。


深咲は教室のドアの前で一度、息を吸って吐く。そして、ガラリと教室のドアを開けた。


ドアを開けた瞬間、教室の中の生徒たちの声が聞こえなくなった。

深咲の事を見て小さい声で「あ、やっぱりこの字は青柳先生だった~。」と去年も深咲のクラスにいた女子が言うのが聞こえた。

去年も深咲のクラスにいた生徒も何人かいる。ただ、一学年のクラス数が10あるため二年連続深咲のクラスになる生徒は多くない。


「おはようございます。」


出席簿を机の上においてからそう言うと、生徒たちはすぐに「おはようございます」と返してくれる。


春休みにも思ったが、この学校の生徒は品行方正な子ばかりなのだろうか。とてもまじめに接してくれる。


味唯の感覚で、中学高校はスクールカーストがひどくていじめが横行しているというイメージがあったのだが。


 …ドラマの見すぎかしらね?


「今日から貴方たちの担任になります。青柳です。担当教科は古典。

 授業でわからないことがあったら、たいてい国語研究室にいるのでいつでも来てくださいね。

 わたしの紹介はこれくらいにして、クラスメイトのことも知りたいですよね。

 自己紹介を一人ずつしてもらいます。…あぁ、その前に。朝比奈くん、立ってもらっていいかしら?」


深咲は朝比奈の名前を呼んでその場で立つように伝える。


「ありがとう。彼は朝比奈くんです。転校生なので仲良くしてあげてね。」


朝比奈がその場で立ち上がった姿を見てから、そう生徒全員に伝えると、女子を中心にざわめきだした。


 やっぱり、見慣れないイケメンのクラスメイトの事を気になっていたのかしらねぇ。


ちなみに、深咲はイケメンといえど高校生に惹かれることはない。

なんせ相手は16歳だ。自分の年齢の半分くらいの子どもは恋愛対象にはならない。


だいたい、おむつも替えた記憶も古くない従弟と1年しか変わらない年齢である。

あの従弟たちも自分のクラスの生徒たちも、可愛いこどもとしか感じることはない。

そんなことを考えていると、朝比奈が自己紹介を続けていた。


「朝比奈諭右です。苗字は朝を比べるに、奈良の奈。名前は一万円札の諭吉の諭の右、と書きます。この町の事はまだあまり知らないので教えてください。」


 バイトの事についてはクラスメイトに知られなくないのかなぁ。

 まぁ、朝比奈君がアウィライトでバイトしてますなんて言ったらクラスの子たちが大挙してアウィライトに来るようになって、わたしが行きにくくなるから言わないでくれて良かったけど。


「朝比奈君の自己紹介はおわりかしらね。じゃあ、そういうわけでみなさん続いて自己紹介をしていきましょう。」


深咲がそういうと、朝比奈の後ろの席の子から順にそれぞれ自己紹介を始めた。

その様子を見ながら教室全体を見ていると、空いている席があった。

あの席の生徒は誰だったかと確認のために手元のクラス名簿を見る。

名前を確認するが、今日欠席の知らせも来ていない生徒だった。


 あとで、電話しておきますか。


全員の自己紹介が終わって、クラス委員等を決めるとチャイムが鳴る。



生徒たちも下校した後、もろもろの作業をして本日の仕事は終了である。


物語の文章の書き方を忘れてしまったような…。

この投稿していない空白の時間にしていた現実の仕事の書き物のような書き方になっている部分が見られます。

読み直しておかしなところがあったら書き直します…。


ようやく4月が始まりました。

実はこれまでがプロローグだったような気がするんですけど…。


アウィライトのバイトくんの朝比奈君が深咲のクラスになりました。

深咲の周りには濃い男の人たちが多い気がしますね~。

あ、濃い女性あんずさんもいたんでした。

……がんばれ、深咲……。

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