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最近の世相

本日の新聞テレビ番組を見て感じたことである。

黒木 瞳ら出演のテレビ朝日の新ドラマ『おトメさん』と、瑛太ら出演のフジテレビのドラマ『最高の離婚』という活字を見て、思わず考えずにはいられなかった。

前者についてだが、以前は(しゅうとめ)が新しくやって来たお嫁さんをイビるというのが一般的な定番であったが、このドラマではまるで反対のようである。嫁に翻弄される姑のお話しのようである。

また後者は、これまでならば本来、「最高の結婚」と祝福される題名になろうかと思われるところを、意表をついて誰もが想像しない全く逆転した「最高の離婚」と題された物語となっている。しかも本日のサブ・タイトルが「あなたなんて死ねばいいのに」などと…。

つまり現代の世相は、上記の通り、昭和の後半あたりから比較してみると、正反対方向に逆行しつつある? と思うのである。

これまで当たり前とか常識とかいう言葉で認められ片付けられていたものが、いまでは通用せず非常識とまでなってしまった気がしてならない。

同時にスマートフォンやタブレットの急速な普及により、世の中はかつてのアナログ社会からデジタル社会へと急激に、どんどん変化、いや進化してゆく。いいか悪いかは別として。ただこれらの普及に伴い、当然マイナス方向に働く弊害のような、犯罪にも近い事案も発生してくる。個人情報の流出は日常茶飯事のこと、最近では気付かぬうちにパソコンごと乗っ取られて、警察の取調べで犯人に仕立て上げられた事例もある。だが、そういう目に合わされた当人にも油断があった事は隠せない。実態を明かせば、パソコンやスマホなどのケータイに送信されてくる、意味不明の怪しいサイトや嫌がらせ迷惑メール気味たものに、興味本位でアクセスして入り込む方にも責任や過失があるのである。これは触りだけ触れて覗く程度では、そこまでの被害には遭わない。それ以上に深く最後まで入り込むからそうなるのである。でなければ、そこまでの泥沼には至らない。


何が正しいのか?…は知る由も無い。ただ、なぜこうなって()くのかが、解せない。その理由が分からない?

それでも、必ずしも進化した新しいものが絶対正しいとは限らない。古き良きものだけは、そのまま残して継承しながら、それに加えて最新のものも素直に認め採り入れていくという生き方が、妥当なのではなかろうか…? しかも細心の注意を払って! としみじみと考えさせられる、今日この頃である。







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