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「アメリカ西部開拓史」

この年末たまたまテレビのCS放送を観ていて、自分の浅はかさに気づかされた。


45年程前に大学の卒業論文で書いた『マーク・トウェイン研究』の中で、記述内容に全然深みや突っ込みが足りていないことを自覚させられた。

むかし出来る範囲内で当時ある情報を使い切ったつもりでいたが、その頃はまだ情報が足りていなかったといえばそれは言い訳にしかならない。


著者マーク・トウェインは、ちょうどアメリカ西部開拓時代の後半を生きた作家である。

彼の作品にばかり焦点を絞り、肝心のその時代背景にある出来事というものをおろそかにしてしまっていたことを、心から反省した。


もう数年前の話になるが、最寄りのファミレスで親しかった米国人と、この「開拓者精神」について論じたことがあった。

その頃まだ私は、アメリカの Frontier Spirits というものについて、ある種の憧れやロマンを感じていたのだが、彼は「現実は違う!」と主張した。「アメリカ西部の開拓史は、白人が先住民(インディアンと呼ばれた民族)を追いやって、彼らから無理やり土地を奪い取った過酷な歴史だ」と。


それ以外に今回のCS放送の中では、カリフォルニア州でのゴールド・ラッシュ時の実態として一攫千金を夢見て押し寄せた大勢の人々の中で盗みが多発したことや、奴隷制度に伴い最終的に白人vs黒人の南北戦争に発展していった経緯などについても、詳細な部分まで語られていた。


卒論『マーク・トウェイン研究』の中で、特にこれらアメリカ西部開拓の現実や、カリフォルニア州ゴールド・ラッシュの実態や、奴隷制度を発端とした南北戦争について、より詳しく入り込んで論文作成を行えば、もっともっと良いモノが出来上がっただろうと、今更ながら反省している。











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