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人それぞれ2

特に昭和生まれの方は思い返してみてほしい。

昔はよく、背広を着たサラリーマンや偉そうなおっさんが、電車やバスの中で新聞を見ているのを目にしたものだった。

ひどい例だと、その新聞を両手で大きく広げ、両隣の人に迷惑をかけている光景も見かけられた。


現在はどうだろう?

言うまでもなく、これがスマートフォンへととって代わり、乗り物内で新聞を見ている人の姿はまず見かけなくなった。

ほとんどの人がスマホを手に絶えず下を向き、各種の情報を収集するための手段として、小さな画面を一部始終覗き込んでいるというのが現状だろう。

時代の推移というのは、たいへん恐ろしいものだ!


ずいぶん前に、某旅行会社主催の日帰りバスツアーで、プロ野球観戦に出かけたことがあった。

その時バス内で、初老の男性添乗員が案内の合間、独り言のように呟いた。

「まあ余談になりますんですが、今日このバスに乗っている皆さんは全員○○新聞をとっていらっしゃる方ということになりますんですが、最近ではそういう方々も少しずつ減少気味のようで......」


私自身も本来なら「綺麗な字で手書きで!」という方を好んでいたはずなのだが?

ただ作家や達人となれば、たぶん入力活字文字と手書き文字の両者を巧みに使い分けて併用することだろう。


アナログ社会からデジタル社会へと!

新聞とスマートフォンではどちらが良いか?とかいう話ではない。

当然ながら最後の選択肢はほかでもない、「人それぞれ」ということになる。









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