『詐欺まがいメール』への対処法
携帯電話を所持する方の大半が、一例として「身に覚えのないインターネットの有料サイト利用未払い請求等に関する、悪質嫌がらせ的迷惑メールが再三きて困る!」といったような経験をされているのではないか? と思う。ここでは、それらへの対処法について検討してみよう。
【例文】
(株)◯◯◯◯
03-0000-0000
顧客担当:◯◯◯◯
【調査予告通知】
弊社はインターネット運営会社、総合コミュニティーサイトの代理として、貴殿に対し次の通り通知いたします。
さて、依頼会社は貴殿に対しインターネットサイト利用料金の債権を有しておりますが、貴殿におかれましては本債権の弁済がなされていない状態になっております。
また本件、インターネットサイト登録の解約手続きもなされておりません。よって、インターネットサイト利用料金が常時発生している状態です。
上記の理由により弊社は運営会社の依頼により、貴殿の個人情報調査等の依頼を受け【翌営業日】までにご連絡頂けない場合には調査事務代行等を開始いたします。
しかしながら、弊社といたしましては、個人情報調査等をすることなく、お話し合いによる解決が望ましいと考えておりますので、上記連絡期日までに必ずご連絡ください。
期日までにご連絡も本債権の弁済もなされない場合には、止むを得ず個人情報調査等を開始し、その後、法的措置及び信用情報機関への照会・登録等しかるべき対応をさせて頂きますのでご承知おきください。
(株)◯◯◯◯
03-0000-0000
顧客担当:◯◯◯◯
代表取締役:◯◯◯◯
受付時間
平日・10:00~19:00
土、祝・10:00~17:00
日・定休日
【対処法】
この対処法について、専門機関あて問合せを行ったところ、以下の回答が得られた。
1、この種のアトランダム的に送信されたメールに関しては、今後一切すべて、無視して削除すべきである。(様子を見る以外ない)
2、またこれらに対して、折り返しTELするとかメール返信するとかの行為は、今後一切とらないこと! (相手方はそうやって折り返し連絡をしてくる者たちをカモにし、狙っている!)
3、全く身に覚えのないサイト利用 !?
もしこれが事実だとしても、そういった場合は、そのサイト会社より直接請求がくるのが筋であり、それを代理で委託するなどという事は、絶対にあり得ない!
また当該サイト会社からの直接請求であっても、「いつ、どこの、何のサイトの、何の分についての利用?」等、明確に表示してくるはずである。
4、上記のような代理店を名乗るものは、別名「ソフトやくざ者」とも言われ、真っ当ではない! (その都度、会社名や電話番号やメールアドレスや担当者名を変え、なりすましの脅しメールを送信してくる)=〈いたちごっこ〉
5、これらに対し折り返した場合は、相手方にこちらの電話番号やメールアドレスが知れ、頻繁に連絡が来たりして、その都度、言いがかりで金額も上がっていったり、もする!
6、ここへは、これまで同様の苦情問合せが、小学生から80歳代に至るまで、多数きている。
7、例えば、警察署の1階にある生活安全課 (住民相談係) への相談も可能であるが、おそらく詐欺等の被害額が発生していない段階では、「無視しなさい」のアドバイスだけで終わってしまうであろう……?
調査結果は、以上である。




