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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

みじんこになりたい

作者: nemi
掲載日:2026/01/22

時間は戻らない、それはミジンコも同じだ。

私はミジンコ、そうだ。ミジンコやろぅなんだ…


ミジンコに仕事なんて出来ない。ミジンコに責任なんか持てない… それはミジンコに失礼かもしれない。

ミジンコ「…今日も仕事探さなきゃ。」

目が覚めるのはいつも10時過ぎ。2ヶ月前にバイトを寝坊でバックレてからもう貯金が四桁しかなかった。

私はコーラを飲んで、頭を抱えた。意外と悪くない、私は頭を抱えている自分が好きなのかもしれない…

かび臭い実家を後にして、約束の地、みんな大好きハローワーク(職業安定所)に向かった。

ハロワ受付さん「こんにちは〜!受付票はありますか〜!?」

ミジンコ「えっと、無くしました。」

ハロワ受付さん「新しくお作りしますね!」

ミジンコ「…ごめんなさい。」

私は仕事が出来ない、覚えが悪くて怒られるから。やる気もでないし、何もかもがバカらしく思えてしまう…。

ミジンコ「病気だな。」

やる気が出ないのはやる意味がないからだ。だからやる気が出ない。ここには 未来が無い。やる気が出ないのは自分を出せないと分かりきっているからだ。

ミジンコ「詰んでる。」

そんなしょうもない私を注意してくれる人間がダルくて社会に出られない。運良く社会に出られたとしても続かない…。自分をだます事に限界が訪れるからだ。だって最期は生活保護ナマポがあるんだから。本当に私ってくそだな。…こんな扱いを受ける自分と…

ハロワ(職員)「ミジンコさんよろしくお願いしますー、どんな仕事お探しですか?」

ミジンコ「人とあまり関わらない工場とかですかね?」

ハロワ(職員)「工場ですかー、こことかどうです?」

ミジンコ「あ、そこ前に、4日でやめたとこです。」


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