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第554話 【戻って来た迷宮探索・1】


 戦いを終えてから二日後、言われていた通り表彰式とパレードが行われた。

 今回の戦いには同盟国の力も借りていた為、多くの国がその表彰式とパレードに参加をしていた。

 そこには今回の被害者であり、敵のアジトを教えてくれたドラゴン族も参加していてパレードは三日間も続いた。


「あ~、ようやく迷宮に来れた……」


「ジン君、凄く色んな人に声掛けられてたもんね」


「ジンお兄さまは人気者でしたね。私達にも声を掛けてくる人は居ましたけど、ジンお兄さまの所にはそれの何倍も人が集まってましたね」


 パレードが終わり、ようやく解放された俺は直ぐにクロエ達を連れて迷宮へと避難して来た。


「でもあれだよね。ジン君の次にレン君の所に人が集まってたのは、ちょっと意外だったかも」


「俺は別に意外とは感じなかったな、レンの知名度はここ最近かなり上がって来てるから、少しでも近づきたいって考えてる人が話しかけて来てたんだろうな。後は単純にイリスみたいに弟子にして欲しい人も居たな」


「あそこまで人が来るとは思ってなかった……ジンの方に人が集まるだろうから、大丈夫って考えてたがこれからはもう少し気を付けないといけないな」


 俺は戦闘面での能力で人を集めているが、レンは知識や錬金術師としての腕を評価されて多くの人を寄せ付けていた。

 その為、俺の次にレンは「早く迷宮に行きたい」とこの数日間考えていたみたいだ。

 そうしてようやく迷宮へとやってきた俺達は、一先ず迷宮の家で落ち着く事にした。


「そうだ。戦い続きだったけどステータスの確認していなかったな、皆がどれだけ成長したか確認したいんだけど良いかな?」


「確かに全然見てなかったね。ジン君とのレベル差またあいてそうだし、確認したい!」


 俺の言葉にレイが直ぐにそう反応をすると、クロエ達も確認したいと言って皆でステータスを確認する事にした。

 まず一番最初は、早く俺のステータスを見たいレイが騒いだので俺のステータスから確認する事になった。


名 前:ジン

年 齢:16

種 族:ヒューマン

身 分:平民

性 別:男

属 性:火・水・風・土・光


レベル:219

筋 力:68849

魔 力:100457

 運 :76


スキル:【鑑定:5】   【状態異常耐性:5】【剣術:5】

    【魔力強化:5】 【火属性魔法:5】 【水属性魔法:5】

    【風属性魔法:5】【土属性魔法:5】 【光属性魔法:5】

    【魔力探知:5】 【身体強化:5】  【瞑想:5】

    【体術:5】   【気配察知:5】  【刀術:5】

    【魔力視:5】  【剣気:5】    【空間魔法:5】

    【空間把握:5】 【魔力強化:5】  【使役:5】

    【調理:5】   【挫けぬ心:5】  【魔力譲渡:5】

    【封印術:5】

固 有:【成長促進】【異空間ボックス】

能 力

称 号:神童 加護持ち 金級冒険者

    魔女マリアンナの弟子 リウスの主 救世主

    英雄 遊戯神の迷宮攻略者 イリスの師匠

    悪魔の天敵 

加 護:魔法神の加護 武神の加護 剣神の加護

    聖神の加護  遊戯神の加護


「「……」」


 俺自身、久しぶりに自分のステータスを見たがいつの間にかレベルが200を超えていて、魔力に関しては10万を超えていた。


「ジン君は凄いって出会った時から思ってたけど、まさかこんな化け物みたいな数値を見せられるなんて思わなかったよ……」


「魔力が10万って、一般人何人分の数値だ?」


「ジンお兄さま、凄いです……」


「こんな相手にどうやって勝てばいいの……」


 クロエは呆気に取られ、レンは数値の大きさに混乱し、イリスは俺の事を尊敬した眼差しを向け、レイは遂に心が折れた様な事を口にした。

 俺自身、自分のステータスを確認して皆のその反応は正しいなと感じた。

 魔力だけで言えば、それこそ魔女である師匠達と並んでいそうだな。


「まあ、俺のステータスが異常なのは以前からそうだったし、ステータス確認の続きをしよう。次は、レイのステータスを確認しようか」


 俺は混乱してるクロエ達に対して、そう言葉を掛けてステータス確認の続きを行おうと言った。

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