第494話 【元英雄の強さ・4】
「レイちゃんも凄くレベルが上がったよね」
「うん。でも、ジン君とまた差が開いたからもっと頑張らないと!」
レイはそう言うと、クロエは「一緒に頑張ろうね」と声を掛けた。
そして、次はクロエのステータスを確認をした。
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名 前:クロエ・フィストル
年 齢:17
種 族:獣人
身 分:平民
性 別:女
属 性:風・水
レベル:114
筋 力:9141
魔 力:11064
運 :81
スキル:【剣術:5】 【体術:5】 【身体強化:5】
【夜目:5】 【魔力探知:5】【気配察知:5】
【罠解除:5】 【警戒心:5】 【風属性魔法:5】
【水属性魔法:5】【魔力強化:5】【魔力解放:5】
【瞑想:5】 【集中:5】 【魔力視:5】
【並列思考:5】 【冷静:5】 【闘志:5】
【嗅覚覚醒:5】 【威圧:5】
固 有:【獣化】 【覇気】
能 力
称 号:英雄の子 加護持ち 金級冒険者
獣人魔導士 遊戯神の迷宮攻略者
加 護:獣神の加護 遊戯神の加護
✤
クロエも迷宮に籠ってる間に、レベル100を超えている。
「魔力10000超えの獣人って、本当にクロエくらいじゃないか? クロムさんから聞いたけど、獣人国にも魔法使いの獣人は居たらしいけど。クロエ程の強さじゃないって言ってたしな」
「そうだと嬉しいかな、自分だけってなんだか特別感があるから」
クロエは笑みを浮かべながら言い、次にレンのステータス確認へと移った。
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名 前:レン
年 齢:17
種 族:ヒューマン
身 分:平民
性 別:男
属 性:水・光
レベル:107
筋 力:8451
魔 力:9418
運 :78
スキル:【水属性魔法:5】 【光属性魔法:5】 【魔力強化:5】
【剣術:5】 【体術:5】 【集中:5】
【調合:5】 【錬金:5】 【調理:5】
【状態異常耐性:5】【付与:5】 【並列思考:5】
【古代錬金術:5】
固 有:
能 力
称 号:金級冒険者 稀代の錬金術師 加護持ち
古代錬金術師 歴史を変える者 遊戯神の迷宮攻略者
加 護:薬神の加護 遊戯神の加護
✤
「なんだかんだレンもレベル100を超えたな」
「レイから「レベル100は超えようよ」とか言われて、無理に戦わされてたからな……」
レベル100超えを普通だと感じていたレイは、丁度その頃は既に90代後半のレンに対してレベル上げをするように言っていた。
それを言われてレン自身も嫌々ながらも、自分だけ置いていかれるのは嫌だったのか真面目に戦っていた。
「さて、それじゃ最後はイリスだな」
「はい! よろしくお願いします!」
イリスは何故か緊張した様子でそう言うと、自分のステータスを出した。
✤
名 前:イリス
年 齢:13
種 族:ヒューマン
身 分:平民
性 別:女
属 性:火・水・土
レベル:101
筋 力:9451
魔 力:7458
運 :96
スキル:【剣術:2】 【身体強化:5】 【火属性魔法:4】
【水属性魔法:4】【土属性魔法:5】【信仰心:5】
【魔力探知:5】 【体術:5】 【瞑想:5】
【集中:5】 【刀術:5】 【直感:4】
【警戒心:5】 【魔力強化:4】 【調合:4】
【錬金:3】 【古代錬金術:2】【並列思考:4】
固 有:【運命のサイコロ】
能 力
称 号:加護持ち 豪運の持ち主 鉄級冒険者
英雄の弟子 稀代の錬金術師の助手 古代錬金術師
加 護:運命神の加護 武神の加護
✤
俺達全員の弟子であるイリスは、俺達全員が教えた事をちゃんと学び自分の力としている。
特に頑張ってる部分で言えば、スキル関係だろう。
「一番成長したのは、やっぱりイリスだな。レベル面でもそうだけど、スキル面でも俺達の訓練にちゃんと付いて来ていたからな」
「ジンお兄さま達の教え方が上手だから、私もここまで成長する事が出来ました。本当に感謝してます」
そう謙遜するイリスだが、正直たった一ヵ月でよくここまで成長したと俺は驚いている。
覚えたばかりのスキルもいくつかあり、スキルレベルを上げないといけないが。
元々持っていたスキルで使用していたスキルは、軒並みレベルが高くなっている。
それから俺達はイリスのステータスを見て、これからどう育成していくのか、夕食の時間まで話し合いを続けた。
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