詠唱って大事です
先に作者かなんかわからないが私という存在から
説明があったように思うが僕こと佐藤は転移者で
そしてキャメロット随一の魔術師
能力あってもどうにもならないっていう話だ
聞くところによるとさりどっていうのが俺の名前なのだが
王国随一の魔法使いらしく
そしてその魔力の量は
通常の人の何倍かもわからないほどそれもかなり格段に違うらしい
しかし俺が目覚めた時から理由不明だが
そのエナジーが10分の1になってしまっているという話
ただゲージ上そうなっているだけで
本当のところはよくわらかないらしいが
10分の1だよとんでもないなってどうすればいいのかと思っていたんだが
おつきの弟子みたいな四聖巫女によると
「それでも私たちの数倍はあります」
ということ
実はもともとさりどである俺のその魔力のゆえに
他国や魔物や果てはドラゴンまでもが一目置いていて
俺のいた王国を攻めることなど考えもしていなかった
そんなことらしい
最高値は相当ふっとんでいるのだ
しかしそんな強くても先に書いたように
使い方がわからないのあればどうにも意味がない
そこについては人払いをしてその四聖巫女とやに
いったらとんでもなく驚愕した顔をしていたのだから
これは本当にまずい話なのだろう
「これがばれたらアリス様」
「いえそれもそうですがエリス様」
とお互いに様呼ばわりをしながら丁寧な
言葉でいいあっていたが
深刻さこの上ないことだけは伝わってきた
と俺の能力のことで王国の危機となる
そんなやばい状況だが
とすぐに対策をとなることだろう
しかし実はそれができない現実があった
つまり俺たちどこにいるのかわからない状態って何気にまずい
それに俺はまるでポンコツのビギナーの魔術師と
変わらず何の役にもたたない名前だけが伝説の魔術師なのだし
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さて事の次第のその2だが
実はどうして訳のわからない物理移動したのかの
ヒントはあるらしいのだ
といっても俺の記憶の中はまるで
空っぽのがらんどうだが
四聖巫女の一人アリスによると
俺と四聖巫女の二人と王国十二騎士の二人と
ともに通例の会議をしていたときにそれは起こったらしい
突如ゲート(これは魔術がやってくる場所)
が開きそこから砂嵐がやってきたのだ
敵陣営の攻撃ということは珍しくはなく
いくらさりどの俺いるから怖いといっても
小競り合いや交渉や何か主張があるときには
こうした局部的な攻撃もあるとか
まああとは新参者がさりどの力を理解しないで
仕掛けてくることもあるらしい
まあ理由はどうでもいいんだが
普通に俺さりど防御しようとしたようなんだが
いつもと事の次第が違ったらしく
会議をしていた部屋は
光り輝く何かに包まれて
みんな意識を失ってしまったということだ
そしてついたのがこの未開の森の中
それに肝心のさりどである俺=ポンコツ
といっても四聖巫女以外は
記憶喪失については知らないのだけど
そもそもノーマルさりどなら
瞬時に王宮に戻れる
そんな魔法もできるのだが
そもそも唱え方もわからない
また魔力=ポンコツ
どうにもならない話になっていたところ
とりあえず騎士の一人が当たりを探索したら
森の中の空き家を発見
「さりどさま、むこうに空き家となっている小屋がありました
とりあえずそちらで今後のご相談をしたらいかかがと」
そんなこんなでこの小屋にたどりついた
小屋は意外に大きく今らしきところ以外に寝室らしき小部屋が3カ所
俺は実は転移してからというもの
頭の中が何かもやもやしているばかりでどうも意識がはっきりしないでいたので
その一つの部屋の中でとりあえず休ませてもらっていた
まあそのときに人払いして騎士たちには一応聞かれないように
現在の状況を四聖巫女と共有したわけだ
それから一夜が過ぎて今こうして悩んでいるわけだ
夜の星の位置からして王国から3000キロは離れているようで
どうやら東海を超えた東の果ての島にいるようだと
そこも一応王国の一部だが島といって小島ではない
縦の長さが1500キロ幅最大300キロあるそういう島だ
人口もそこそこある
海を越えていかないとならないのだが
本来さりどであれば龍を召喚して
すぐに戻れるしゲートを開いて
リターンも可能なのだが
ポンコツさりどではそんなこともできなくなっている
今はそんな状態アゲイン
というもう四聖巫女と騎士まかせでいかないと
いけない状態なのだ
一応説明していおうと四聖巫女とはさりどが
率いる魔術師軍団の中で優秀な4名がさりどの助けでとして
選ばれた4名なのだが他に四聖術師という男性4名もいる
今回の会議でなぜその男性たちがいなかったのかというと
それは会議の内容がこの次行われる王の宴でだすスイーツの
話だったからということで女性の方だけ参加していたのだとか
そんな会議の最中にこんな目にあわされるというのが
どうもさりどという男が能力はあっても実はつきがないか
少し抜けているのかと疑いたくもなるのだが
まあそれは置いておくとして
十二騎士は王を守護する十二人の守り手なのだが
王はこの十二騎士と話し合いをしながら政治を
進めているというどこかで聞いたようなそんな存在だった
今回不憫にも強制同行させられたのは
カイウスという屈強な男と
トリスタンというどうみても騎士とは思えない優男
こんな感じでどうにか王都への帰還の旅に
でないといけなくなった
まあ本当に帰還しないといけないのは
俺の現実世界の方かもしれないが
そもそも来た手段がわからないし
それがどこにあるのかもわからないのなら
どうにもならない話である
これからどうしたものか




