表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/27

初クエスト受注

ご意見ご感想ありましたらよろしくお願いします。

朝ー


俺は宿を出て歩いていた、もうすでにギルドの目の前だ。



「あら、もう扉が直ってる」確かに粉々だったんだけど。扉を開けて中に入ると直ぐにエーラさんがこっちに気づき爆乳を揺らしながら近寄ってくる。


「おはようございます、エーラさん。いい宿を紹介して貰って助かりました」


「おはよう、エイジ。気にしないでいいよ。朝めしは食べていくんだろ?」


「はい、今日もエーラさんのオススメで」


「了解。先にクエスト受けてきな、用意しとく」


そう言ってキッチンへ向かう。ギルドのカウンターを向くと今度はミリアさんが手をふっている。


「おはようございます、エイジさん」


「おはようございます、ミリアさん。今日からクエストを受けたいんですが何がありますか?」


「GHRが低い内はそんなに危ないのは無いです、ペット探しや薬草取りとか。どんなのがいいですか?」


「出来れば討伐系がいいんですが、、、」と言うとちょっとミリアさんの顔が一瞬嫌そうな表情になった気がした。


「、、、でしたらスライム退治やビッグラット退治なんかがGHR1で受けれます」


「じゃあそれでお願いします」


「ではビッグラット退治を受理いたします。出現場所はミローから西に徒歩で30分程の森。報酬は1匹鉄貨2枚になります、証明部位はしっぽになりますので忘れずとってきて下さいね」そして漫画本サイズの本を渡してくる。


「その他モンスターの証明部位や細かい事はこれに書いてありますので持って行ってください。奥に入らなければ西の森にはそんなに危険なモンスターは居ませんが危なくなったら直ぐに逃げて下さいね」


「有り難うございます、じゃあ行ってきます」本当は必要無いが一応のカムフラージュで持っている鞄に本を入れ朝飯の為テーブルにつく。



「エイジ、お待たせ」ボンと目の前に見慣れた料理が置かれる。


「まさかの麺とおにぎりが!」


「おにぎり?なんだそれ」と不思議そうな顔するエーラ。


「いや、何でもないです。これは何て料理なんですか?」


「スライ麺と米団子だよ、本当にエイジは世間知らずだな」クスッと笑う。

「とりあえず暖かいうちに早く食べな」


「スライ麺、、、いただきます」


恐る恐るズゾゾーっと吸い込むと、、、これまた美味い、うどんみたいにコシがある。



スライ麺と米団子ー

スライムのゲルを乾かし粉状にして小麦粉と混ぜて作る麺、かなりコシが強く味には深みが出る。スープはミロー牛の骨からだすさっぱり牛骨スープ。

米団子はその名の通りでおにぎりと違い具は入っていない。こちらの人は基本麺を食べた後の〆としてスープに入れて食べる。

麺と米団子+〆の時に入れる玉子付き。 お値段銅貨2枚なり。




「美味いです、エーラさん!」と笑顔を向けるとエーラさんは何故かお盆で顔を隠しながら良かったなと言いながら離れていった、、、



そんなこんなで朝食も美味しく頂き満足しながらギルドを出て正門へ向かう。


(またこの間の門番さんだ)と思うと向こうも覚えていたようで声をかけてくる。


「お、この間のお兄さん。無事登録出来たかい?」


「お陰様で」


「そいつは良かった、じゃあこれからクエストかな」


「はい。初クエストです」


「おう、頑張ってな!あ、それとこの間は言い忘れたけどあんまりスラムには近づくなよ。昨日も騒ぎがあって一つの素行が悪いクランが暴れたんだ、、、返り討ちにあったみたいだけどな」


「、、、そうなんですか、気をつけます」


「ああ、こう言っちゃ失礼だけどまだまだ兄さんじゃ若くて危ないからな。まぁ帰りにまた会おうぜ」


「ははは、気をつけて行ってきます」


門をくぐりながらギガンテスとの事だなと苦笑いする。とりあえず今は初クエストとベレッタの試し撃ちだ、俺は西へ向かって歩き出したー





料理考えるのがなかなか楽しいですw

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ