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1、ちょっと待って。異世界転生しました。

記憶が戻ったのは、丁度5歳の頃。


風邪を引いて死にかけているときに思い出した。


そして、庶民で何なら貧しかったため、音楽が身近なものでは無いのに気付き、絶望した。

庶民は基本的に魔力もなければ、能力もない。それなのに学園にも通えない。


調べ物をしようにも文字が読めないし、本も無い。


そんなの負の連鎖じゃん!!と5歳(+前世年齢)ながらに思った。

というか、こういう時の定番ってステータスとか言えば、分かる展開でしょ、と思いステータスと唱える。


セレナ(スラム)

年齢:5歳

種族:ヒューマン

HP:計測不能(老衰以外では死にません)

MP:1万

スキル:魔法創造、魔法消去、鑑定

加護:中間界の神

→地球をメインだが、人間が生きてる世界は全て管理している神の加護。しかし、持っているからと言って直接、何かあるわけではない。異世界に移動した場合、必ず全員に付く。



「は!?何もないのに加護なんか付いてても要らないって!!

ていうかスラムだと??ふざけんな!!」


家があり、家族も居るので記憶が戻り過去を思い返しても、少し貧しいか?くらいにしか思ってなかったのに、はっきりスラムと書かれていたら堪ったもんじゃない。


「普通、異世界転生ってチート能力があるんじゃないですかね??

ああ、HPか!!!HPなのか!!!」


イライラしながら、床に敷かれた布の上で自分の太ももをたたく。

スラムでスキル持ちの時点で優遇はされてるんだろうけどさ、と思いながら、自分の能力を知りたくて、MPを鑑定する。


MP→この世界では魔力量は全魔力の1割まで減らすと増えます。(異世界転生ボーナスで、2倍ずつ増えていきます)


「なるほどね。転生ボーナスはあるわけだ。次々」


魔法創造→基本的にイメージさえあれば何でも出来ます。魔法名が無くても、無詠唱であれば発動するので無くても平気です。


「じゃあ、使い方次第でチートも夢じゃない訳ね。やる気出てきた。次だ次!」


魔法消去→無くそうと思えば、魔法を打ち消すことが可能です。自分の魔法も他人の魔法も可能です。


「え?強いじゃん。

ん?なにこれ」

ステータスを鑑定したところ、アドバイスという文字がチカチカしている。

押せばいいのかな?


アドバイス:消費の魔力もイメージすれば減らせます。消費量で、強さは変わりません。あくまで、イメージのみが強さに影響します。逆に魔力を1割にするイメージで使えば、一気に無くなります。魔法創造の度に消費する魔力量も一緒にイメージすればいいので、固定されることはありません。


「なるほどね?便利かも」


そして、何を思ったのか空気に向かって”鑑定”と呟く。

中間界の神の加護は、私の作品では必ず付いてきます。

中間界の神目線でのストーリーも書く予定でしたが、暗すぎでハッピーエンドもありえないので、考え中です。


なので軽く説明すると、中間界の神こと地球の神は、地球がメインなのでバンバン異世界転生されている現状を止めるために、異世界への魂の移動の禁止を設け、どうしても移動させるならチート能力を絶対に付けるように言ってます。

しかし、地球がメインなので神聖力などがまるで無いので、作中の通り加護は付くだけで意味ないです。


基本的な神様は、権力的には上の中間界の神に従いチート能力を付けますが、馬鹿にしてる神様の世界だと何の効果もないので、加護がもたらす効果は無いとされてます。



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