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Novel Novelの正体 2

幸いに文芸部は未だ存在してた。


もっと幸いだったのは一人の文芸部員が冬休み中、公募戦のため学校に出ていたこと。


私は先生に頼み、その部員にあった。


部員の女の子は少し威圧的な高い身長にウェブが感じられない長い黒髪、そして白い肌が目立つ人だった。


落ち着きのある雰囲気とは違ってニコニコし笑顔で、愛想がいい人だった。


私はその学生と色んな話をしながら部室で文集を探した。

今は3棟のはみ出された多目的室を文芸部室として使っているようだ。


「先輩がその手紙の主人公ですか?」

「手紙、ですか?」

「はい。」

「去年退職された紫先生がたまに先輩の話をする時がありました。」

「面白い諸論文を書かれたそうですね。」

「何だっけ、外国語を学んだら新しい自我が分かる?とか唯一それに関した手紙だけが文集に載せられてありました。」

「最初は小説か何かだと思いましたが、それがどうやら未来の自分に送る手紙らしくて。」

「そういうのロマンチックですから、私も憧れていていたんですよ。」

「手紙の内容が少しわけわからない感じでしたが。」


部員と興味深い話をしている際。


「あっ、これです。」


部員は紙の塊を引き出した。


本というよりは少しの技術で編むんで置いた「何か」に見える。


私は部員に何度もお礼をいって、文集をもって図書室に戻ってきた。


そして文集を開いた。


タイトルは


『本当の1になろうとする君に』

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