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60話:その手を握りしめ

 ピーターソン医師が思いがけずいろいろ話してくれたことで、レヴィンウッド公爵令嬢が私に一芝居打ったらしいことは分かった。目的は間違いない。ランスと私を引き離すため。


 私が魔女であることを知らないレヴィンウッド公爵令嬢は、ランスの私への執心を“色恋沙汰と勘違いした。だからとんでもない嘘をついたのだ。


 まあ、そんなことをする女性なのだ。

 ランスが心を動かされなかったとしても……仕方ないわね。


 いろいろレヴィンウッド公爵令嬢に言いたいこともある。

 それにランスにも言いたい。

 いくらレヴィンウッド公爵令嬢が嫌だったとしても、ここまでの姿になる必要はなかったですよね!と。


「でもまずは殿下を回復させようぜ、サラ」


 その通りだ。


「ピーターソン医師、荒唐無稽と思われるでしょうが、もはや思いつく手段はそれしかないのです。……試させてください。そのためにここに来ました」


 肩をすくめたピーターソン医師は「どうぞ、ご勝手に」という顔をしている。

 医師という立場からは到底理解できないだろう。

 それは仕方ない。


 ということで私はするべきことをするまでだ。

 ここは遠慮なくということで、ランスの眠るベッドへ近づく。


 以前のように、耳元に顔を近づけ、声をかける。


「ランス殿下。サラです。聞こえますか?」


 根気よく声掛けを続けた。

 骨と皮だけの、まさにミイラみたいになってしまった手を握り締める。


 冷たい……。


「ランス殿下。サラです。急に出て行くことになり、ごめんなさい。戻ってきました。目を、開けてください」


 すると。

 ホークは私がいるのとは反対側へ行き、そして耳元で囁く。


「殿下! 起きないならサラのことは俺が奪うぞ。いいのか」


「! ホーク何を」


 その時だった。握りしめていたランスの手に反応がある。


「!」


 この体のどこに、そんな力が残っていたのか。

 そう思える強さで、ランスが私の手を握り締めた。


「おっ、殿下が目を開けたぞ!」


 ホークの声に、ソファに座っていたピーターソン医師が立ち上がり、こちらへと足早にやってくる。


 ランスの碧眼は今、濁ったグレー見える。

 これで視界は確保できているのだろうか?


 ランスの口がゆっくり動く。

 でも声は出ない。


 ただ、必死の口の動きから読み取れた。


「サラ」


 私の名を呼んでくれていると分かった。


「ランス殿下、遅くなり、ごめんなさい」


 右手はランスが握りしめた状態だった。

 だから左腕を伸ばし、横たわった状態のランスを抱きしめる。


 抱きしめる……というより、これだと覆いかぶさっている感じだ。


 どうだろう、ランスは回復しただろうか?


 少し身を起こす。


「驚きました。ミイラ状態から脱しましたよ……」


 ピーターソン医師の感嘆する声が聞こえた。


「ホーク、上半身を起こすのを手伝って」

「了解」


 私たちがランスの上半身を起こす間、ピーターソン医師が水を用意してくれた。

 おじいさんランスまで戻ったことに安堵するが、この後、元の姿まで回復するのか。


 不安でもある。


「ランス殿下、お水を」


 私が渡したグラスにゆっくり口をつけ、おじいさんランスは、お水をちゃんと飲んでくれた。


 よかったわ……。


 グラスをホークに渡し、再びおじいさんランスを抱きしめる。


「……サラ、会いたかったです」


 絞り出すような声に、胸に何かが迫る。

 顔を合わすことなく、逃げるようにランスのそばから去ってしまった。


 ランスは寂しがり屋なのに。


 本当に可哀想なことをしてしまった。


「ごめんなさい、殿下」


 それは自然にしてしまった行動。

 申し訳ないという気持ちと、抱きしめているだけで、元の姿まで回復できるのかという思い。そこから自然とおじいさんランスの額に、祝福を与えるキスをしていた。


「嘘だろう! 信じられない! これは現実か!?」


 ピーターソン医師の叫ぶような声が聞こえる。

 もしかして、元に戻った!?


 そう思った瞬間。


 私がランスを抱きしめていたはずなのに。

 ランスの胸の中に、私がぽすっと収まっている。


「サラ、夢みたいです。もう君に会えないと思いました」


 急にランスの引き締まった胸の中で抱きしめられ、私は意識が飛びそうになっている。

 さっきまでのミイラ状態が嘘みたいだ。

 しかもいつもの爽やかな香りに、さらに胸がときめく。


「もしもう一度会えたら、すぐに伝えようと決めていました」


 ランスの力強い手が、私の両腕をそれぞれ掴んだ。

 澄み切った碧眼が私をまっすぐに見る。


「サラ。僕は君のことがずっと好きです」

「えっ!?」


 ランスが発した言葉に、目が点になる。


「サラ、君は呪いで老人になった僕を見つけ、迷うことなく助けてくれました。心から僕に尽くしてくれましたよね」


 ランスの手が、優しく私の髪を撫でる。


「サラのことが大好きで、愛しているのに、僕は……恋愛を知らなくて、ものすごく不器用で……。誤解ばかりされていました」


 私のことが大好きで、愛している。


 私のことが大好きで、愛している!?


「えっ、本当ですか!?」

「本当です」


 そう言うとランスは私の髪をひと房手に取ると、そこに優しく口づける。


 こ、これは……!

 動画で見た乙女ゲーのCMで、イケメンがやっていた動作!

 リ、リアルでやっている人、初めて見た……!


「サラ、僕は君に告白をしたのだけど、伝わっていますか?」


 ランスの手が私の髪を耳にかけ、そのまま首筋に触れた。


 心臓がドキッと反応し、「え、あ、え」としどろもどろになってしまう。

 その様子を見て、ランスが天使のように微笑む。


 ま、眩しい……!


 前世では介護疲れで生涯を終え、恋人と呼べる存在などいなかった。

 恋愛らしき恋愛を経験しておらず、恋や愛を、実はよく分かっていない。


 ランスが恋愛を知らないと言うなら、私だって同じだ。

 それなのに今、告白をされた――。


 そこでランスはハッとした表情になる。

お読みいただき、ありがとうございます!

遂にランスが~~~ヾ(≧▽≦)ノ

次回は「第61話:なんて触れ心地がいい……」です。

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●断罪終了後シリーズ●
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