表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

54/121

53話:笑顔でいて欲しい

 とても温かく、守られている感じがした。


 このポカポカした心地の良さ。


 それは……一つベッドの中、ランスの胸の中に抱きしめられた時のことを思い出させる。


 そこで本当に自分が腕枕され、抱き寄せられていることに気付き、思いっきり目を見開くことになる。


 見えるのは引き締まり、日焼けした胸板。


 えっ、これは……。


「ホークっ! ううっ」


「サラ、なんなんだよ、起き抜けにその大声。静かにしろって」


 ホークは素早く私の口を自身の手で押さえた。


「叫ばない、怒鳴らない、オーケー?」


「ふぐふぐっ(わかったわよ!)」


「うわっ、絶対叫びそう。でもまあ、口を押さえていたら、話せないからな。叫ぶなよ、隣人が可哀想だからな」


 頭を何度も振り、頷くと、ようやくホークは私の口から手を離した。


「ホーク、これは一体、どういうことなのかしら?」


 叫ばない代わりに押し殺した声を出した結果。


「サラ、すごい低音の声だな。凄みがあり過ぎ」


「もういいわ、まず、寝間着を着て!」


「うん……? あ、ああ、これな」


 上体を起こしたホークは、そのまま、トンとベッドから降りる。

 ズボンしかはいていない。

 その贅肉のない筋肉を感じさせる上半身が、はっきり見えてしまう。


 さすが“全身が筋肉で出来ている”と評される鷹が、人の姿をとっただけある。

 特に大胸筋が発達していると思う。


 普段着ている黒シャツを着ると、ホークは「昨晩さ」と話し出す。

 そしてカーテンを開けながら話を続ける。


「サラ、泣きながらそのまま寝ちゃったんだよ。俺もさ、サラを抱き寄せていたからそのまま二人してぐっすり。でも俺の脳は半分起きているから、ふと目覚めて。それでサラが着ていたガウンは脱がせ、ベッドで寝かせた」


 まあ、そんなことだろうと思った。

 私の記憶でもホークに抱き寄せられ、泣いたことを覚えているから……。


「でもさ、俺と抱き合っていたとはいえ、掛布団を掛けていなかっただろう。手足とか冷えていたから、温めるため、一緒にベッドに潜り込んだんだよ。そうしたら今度はぽかぽかになり過ぎて、俺には暑いぐらい。だから俺は寝間着を脱いで再び眠った、というわけだ」


 そう言うとカラフの水をグラスに注ぎ、ホークが渡してくれた。


「ありがとう、ホーク。お水も。ちゃんと寝かせてくれたことも。温かくしてくれたことも。なんだか心配かけたわね」


「いいって、いいって。サラと俺は一心同体みたいなもんだ。サラが悲しいと、俺も悲しくなるからな。サラには笑顔でいて欲しい」


 ぽすっと頭に乗せられた手が優しくて、なんだかまた泣きそうになる。

 でも子供ではないのだ。

 昨晩たっぷり泣いたのだから、今は気持ちを切り替えよう。


「じゃあ、朝食を摂ったら、出発しましょう。次の町を目指して、ある程度の距離になったら、一気に転移魔法で森へ帰りましょう」


「そうだよ、そうしよう」


 こうして起き上がると、身支度を整える。

 アイリス色のワンピース。プラム色のロングローブ。

 いつもの装い、いつもの私。


 ホークと森の外へ出て、ちょっと冒険してみた。

 旅をしてみたのだ。

 ドレスを着てみたり、ダンスをしてみたり。

 温泉に入ってみたり、飲んでみたり。

 いろいろなことを体験できた。


 楽しかった。


 そう楽しかったのだ。それでいい。


「一階の食堂へ行こうぜ」

「そうね」


 町宿の食堂は、街のホテルとは違い、実にシンプルだ。

 豆のスープと黒パン、チーズひとかけら、リンゴ。

 でも、森での生活でも朝食はこんな感じだ。

 あのホテルがゴージャス過ぎた。

 何もかもが。


「ふーっ、食った、食った。この黒パンは腹に溜まるよな」

「そうね。豆のスープとの相性も良かったわ」

「俺さ、貸し馬の交渉してくるよ」

「え、大丈夫?」

「任せとけって! アニマルテレパシーで交流できるから!」

「何よ、アニマルテレパシーって!」


 そんな会話の後、ホークは宿に併設されている馬小屋へ向かう。

 旅に欠かせない馬を扱う馬小屋は、宿屋のそばにあることが多かった。


 部屋に戻った私は荷造りを行う。


 と言ってもトランクの中身の出し入れは、ほとんどしていない。

 最初から荷物は少なかった。


 すると。


 チュイ、チュイという鳴き声が聞こえた。

 顔を上げると、空気の入れ替えで開けていた突き出し窓の桟に、アオゲラが止まっている。

 頭と背中の一部が青く、お腹の辺りは淡いクリーム色。

 前世のスズメのような、小さくて可愛らしい鳥だ。


 街中でよく見かけ、人馴れしていることも多く、近づいても逃げることがない。


「おはよう」


 精霊の言葉で声をかけると、アオゲラは「!」と顔をこちらへ向けた。

 そこからは嬉しそうにチュイ、チュイと鳴き、仲間のアオゲラも飛んで来る。


 手の平サイズのアオゲラが何羽も並んでいると、とても可愛らしい。


 その様子を眺めていると、その背後に見える時計塔広場に向かってくる、複数の馬の姿が見える。馬に乗るのは紋章のついたサーコートを着た騎士だ。全部で二十人ぐらいだろうか。


 リーダー格の騎士は、前世で言うならゴリマッチョ。

 まさに筋骨隆々としている。

 あれならグレートソード(大剣)でさえ、片手で軽々と持つことができそうだ。


 彼の指示で馬から降りた騎士たちは、町の中へ散っていく。

 残されたゴリマッチョリーダーと数名の騎士は馬を集め、休憩所へ移動している。

 町の公共の井戸の近くには、馬を休めるための休憩所が設けられていた。


 人探しでもしているのかしら?


 一瞬、そう思ったが。

 その探している人物が私であるとは……この時の私は全く気が付いていなかった。

お読みいただき、ありがとうございます!

次回は「第54話:目的は?」です。

謎の騎士の目的とは!?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【一番星キラリ作品をご紹介】
●出版社特設サイトはコチラ●
バナークリックORタップで出版社特設ページへ
婚約破棄を言い放つ令息の母親に転生! でも安心してください。軌道修正してハピエンにいたします!
80ページが試し読みできる特設サイトへ
『婚約破棄を言い放つ令息の母親に転生! でも安心してください。軌道修正してハピエンにいたします!』


●終わりから始まるハッピーエンド●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢の決断
『悪役令嬢の決断』

●これぞ究極のざまぁ!?●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢は死ぬことにした
250万PV突破『悪役令嬢は死ぬことにした』

●先手必勝!?●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢はやられる前にやることにした
『悪役令嬢はやられる前にやることにした』

●壮大なざまぁを仕掛けます!●
バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄された悪役令嬢はざまぁをきっちりすることにした
『婚約破棄された悪役令嬢はざまぁをきっちりすることにした』

●結末を知らないまま転生●
バナークリックORタップで目次ページ
悪女転生~父親殺しの毒殺犯にはなりません~
『悪女転生~父親殺しの毒殺犯にはなりません~』

●溺愛は求めていませんよ?●
バナークリックORタップで目次ページ
平凡な侍女の私、なぜか完璧王太子のとっておき!
『平凡な侍女の私、なぜか完璧王太子のとっておき!』

●コミカライズ化も決定●
バナークリックORタップで書報ページへ
断罪後の悪役令嬢は、冷徹な騎士団長様の溺愛に気づけない
ノベライズは発売中!電子書籍限定書き下ろし付き
『断罪後の悪役令嬢は、冷徹な騎士団長様の溺愛に気づけない』


●食に敏感、恋に鈍感●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢は異世界でラーメン屋台を始めることにした
『悪役令嬢は異世界でラーメン屋台を始めることにした』

●じれじれの両片想い●
バナークリックORタップで目次ページ
陛下は悪役令嬢をご所望です
『陛下は悪役令嬢をご所望です』

●ピンチの連続!でも負けない!●
バナークリックORタップで目次ページ
ボンビー男爵令嬢は可愛い妹と弟のために奮闘中!
『ボンビー男爵令嬢は可愛い妹と弟のために奮闘中!』

●妹の代わりに嫁いだ私は……●
バナークリックORタップで目次ページ
私の白い結婚
『私の白い結婚』

●宿敵の皇太子をベッドに押し倒し――●
バナークリックORタップで目次ページ
宿敵の純潔を奪いました
『宿敵の純潔を奪いました』

●端役過ぎて重要な情報が……●
バナークリックORタップで目次ページ
闇落ちする息子の父親とは結婚しません!公爵令嬢はバッドエンドを回避したい
『闇落ちする息子の父親とは結婚しません!公爵令嬢はバッドエンドを回避したい』

●隙間時間でサクサク読める●
バナークリックORタップで目次ページ
愛のない結婚から溺愛を手に入れる方法
『愛のない結婚から溺愛を手に入れる方法』

●続編開始●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪の場で悪役令嬢は自ら婚約破棄を宣告してみた
『断罪の場で悪役令嬢は自ら婚約破棄を宣告してみた』もぜひお楽しみください☆

●断罪回避の鍵はお父様!?●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢に転生したらお父様が過保護だった件~辺境伯のお父様は娘が心配です~
『悪役令嬢に転生したらお父様が過保護だった件~辺境伯のお父様は娘が心配です~ 』

●8/24新章スタート●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢は我が道を行く~婚約破棄と断罪回避は成功です~
『悪役令嬢は我が道を行く~婚約破棄と断罪回避は成功です~』は勿論ハッピーエンド!

●のんびりほのぼの●
バナークリックORタップで目次ページ
転生したらモブだった!異世界で恋愛相談カフェを始めました
『転生したらモブだった!異世界で恋愛相談カフェを始めました』でお待ちしています!

●頑張れ!悪役令嬢!●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢です。ヒロインがチート過ぎて嫌がらせができません!
『悪役令嬢です。ヒロインがチート過ぎて嫌がらせができません!』

●笑えるドタバタ劇●
バナークリックORタップで目次ページ
旦那様、離婚してください!~悪妻化計画を実行中。溺愛されてもダメなんです!~
『旦那様、離婚してください!~悪妻化計画を実行中。溺愛されてもダメなんです!~』

●もふもふも登場します●
バナークリックORタップで目次ページ
周回に登場する中ボス(地味過ぎ!)魔女に転生!~乙女ゲーなのに恋とは無縁と思いきや!?~
『 周回に登場する中ボス(地味過ぎ!)魔女に転生!~乙女ゲーなのに恋とは無縁と思いきや!?~ 』

●やがて溺愛に至る迄の物語●
バナークリックORタップで目次ページ
皇妃の夜伽の身代わりに〜亡国の王女は仇である皇帝の秘密を知る〜
『皇妃の夜伽の身代わりに〜亡国の王女は仇である皇帝の秘密を知る〜』

●すれ違いからの溺愛エンド●
バナークリックORタップで目次ページ
わたしにもう一度恋して欲しい~婚約破棄と断罪を回避した悪役令嬢のその後の物語~
『 わたしにもう一度恋して欲しい~婚約破棄と断罪を回避した悪役令嬢のその後の物語~』

●表紙は蕗野冬先生の描き下ろし●
バナークリックORタップで目次ページ
悪女に全てを奪われた聖女―絶対絶命からの大逆転―
『悪女に全てを奪われた聖女―絶対絶命からの大逆転―』

●俺様ツンデレ溺愛系●
バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄の悪役令嬢は娶られ、翻弄され、溺愛される
『婚約破棄の悪役令嬢は娶られ、翻弄され、溺愛される 』

●表紙は蕗野冬先生●
バナークリックORタップで目次ページ
だから断る
『運命の相手は私ではありません!~だから断る~』はモブ転生した私が溺愛を回避しようとするお話です。

●ネトコン様から感想到着●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪回避を諦め終活した悪役令嬢にモテ期到来!?~運命の相手はまだ原石でした~
『完結●断罪回避を諦め終活した悪役令嬢にモテ期到来!?~運命の相手はまだ原石でした~』は終活で断罪回避!?

●断罪終了後シリーズ新作●
『断罪終了後の悪役令嬢はもふもふを愛でる~ざまぁするつもりはないのですが~』の目次ページへ飛びます

●ドアマット悪役令嬢第二弾●
バナークリックORタップで目次ページ
ドアマット悪役令嬢は断罪を切望する ~フラグ回避に奔走したら、とんでもない事態になりました~
『ドアマット悪役令嬢は断罪を切望する ~フラグ回避に奔走したら、とんでもない事態になりました~』はランキング2位の第二弾!

●一二三書房WEB小説大賞●
●一次選考通過●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪終了後に悪役令嬢だったと気付きました!既に詰んだ後ですが、これ以上どうしろと……!?
『断罪終了後に悪役令嬢だったと気付きました!既に詰んだ後ですが、これ以上どうしろと……!?』断罪終了後シリーズ第一弾。本家本元!

●本編全13話●
バナークリックORタップで目次ページ
ざまぁは後からついてくる~悪役令嬢は失って断罪回避に成功する~
『ざまぁは後からついてくる~悪役令嬢は失って断罪回避に成功する~』は、騙される!

●元気とキュンと笑いをお届け!●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢は徹底して悪女を演じる~おーほっほっ!は卒業したい!~
『完結●悪役令嬢は徹底して悪女を演じる~おーほっほっ!は卒業したい!~』は悪役令嬢の本音満載です

●悪役令嬢デビュー作●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢・乙女ゲーム
蕗野冬先生の表紙絵作品は
第4回HJ小説大賞前期の
一次選考通過作品!


●全9話完結●
バナークリックORタップで目次ページ
破廉恥な行為で悪役令嬢は婚約破棄と断罪回避を試みる~地味なざまぁもできていた~
『完結●破廉恥な行為で悪役令嬢は婚約破棄と断罪回避を試みる~地味なざまぁもできていた~』は浮気婚約者とチートヒロインに負けません!

●もう一つのエンディング●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪は悪役令嬢ではなく父親に!?~ざまぁと婚約破棄の行方~
『完結●断罪は悪役令嬢ではなく父親に!?~ざまぁと婚約破棄の行方~』はこんな世界線もあった!

バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄された悪役令嬢、大逆転ざまぁで断罪回避~不敬罪だ!殿下は反逆罪です~
『完結●婚約破棄された悪役令嬢、大逆転ざまぁで断罪回避~不敬罪だ!殿下は反逆罪です~』はサクッと読める全8話

●第2回ドリコムメディア大賞●
●最終選考作●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪終了後に悪役令嬢・ヒロインだったと気づきました!詰んだ後から始まる逆転劇
『【完結】断罪終了後に悪役令嬢・ヒロインだったと気づきました!詰んだ後から始まる逆転劇』もおススメです☆

●全11話完結●
バナークリックORタップで目次ページ
絶体絶命の崖っぷち悪役令嬢~断罪している場合ですか!?~
『絶体絶命の崖っぷち悪役令嬢~断罪している場合ですか!?~』はサスペンスです!?

●元祖・ヅラ魔法●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢、ヅラ魔法でざまぁする【読者様の声を反映:改訂版】
『悪役令嬢、ヅラ魔法でざまぁする【読者様の声を反映:改訂版】』はサクッと読める全5話!

●さくっと読める短編集●
バナークリックORタップで目次ページ
浮気三昧の婚約者に残念悪役令嬢は華麗なざまぁを披露する~フィクションではありません~
『完結●浮気三昧の婚約者に残念悪役令嬢は華麗なざまぁを披露する~フィクションではありません~』断罪の場で自ら婚約破棄宣告シリーズ第四弾。

●全12話●
バナークリックORタップで目次ページ
裏設定アリの推しの婚約者!?悪役令嬢はヒロインの登場を切望する
『完結●裏設定アリの推しの婚約者!?悪役令嬢はヒロインの登場を切望する』は初の〇〇〇作品です!

バナークリックORタップで目次ページ
完璧悪役令嬢は25人に振られ断罪回避に成功する
『完結●完璧悪役令嬢は25人に振られ断罪回避に成功する』
ペルソナQ、メダロットのあかうめ先生描き下ろし表紙絵

●断罪終了後シリーズ●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪終了後に覚醒した悪役令嬢、殿下の女性慣れの練習相手に?
『短編●断罪終了後に覚醒した悪役令嬢、殿下の女性慣れの練習相手に?』断罪終了後シリーズ第三弾!

●新作完結●
バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄された悪役令嬢、大逆転ざまぁで断罪回避~不敬罪だ!殿下は反逆罪です~
『完結●婚約破棄された悪役令嬢、大逆転ざまぁで断罪回避~不敬罪だ!殿下は反逆罪です~』はサクッと読める全8話

●じれじれ溺愛系●
バナークリックORタップで目次ページ
聖女ではありませんでしたが、聖騎士様に溺愛されそうです
『完結●聖女ではありませんでしたが、聖騎士様に溺愛されそうです』
もお楽しみください!

●読み切り新作全4話●
バナークリックORタップで目次ページ
ざまぁと断罪回避に成功した悪役令嬢は婚約破棄でスカッとする~結局何もしていません~
『完結●ざまぁと断罪回避に成功した悪役令嬢は婚約破棄でスカッとする~結局何もしていません~』はサクッと読めます!

●断罪終了後シリーズ●
バナークリックORタップで目次ページ
バナークリックORタップで目次ページ
もふもふ悪役令嬢の断罪が溺愛ルートなんて設定していません!バナー
『完結●もふもふ悪役令嬢の断罪が溺愛ルートなんて設定していません!』
断罪終了後シリーズ第四弾!

●ラストは仰天展開!●
バナークリックORタップで目次ページ
ずぼらな悪役令嬢×空から降って来たヒロイン=溺愛ルート??
本編全20話『ずぼらな悪役令嬢×空から降って来たヒロイン=溺愛ルート??』

●全8話読み切り●
バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄の悪役令嬢、断罪回避に成功!しかし~これ、何エンドですか!?~
『婚約破棄の悪役令嬢、断罪回避に成功!しかし~これ、何エンドですか!?~』は雑草魂で断罪回避!

●読者様の声に答え続編公開●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪の場で悪役令嬢は自ら婚約破棄を宣告してみた~回避成功編~
読者様の声に応え『断罪の場で悪役令嬢は自ら婚約破棄を宣告してみた~回避成功編~』続編公開&完結

― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ