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13号  作者: 津山軽 形
3/3

第3話 ケンコウシュウ

演劇部に入ると「ケンコウシュウ」というイベントがある。

それは私が住んでいた山形県の演劇部の常識でした。「健康週」ってなんだ?私はその言葉の音しかわからず、こんな当て字が頭に思い浮かび、よくわからないでいました。

「ケンコウシュウ」の正解は、「県講習」。つまり、演劇部の県全体の講習会を「ケンコウシュウ」と呼称していたのです。

これはもう一大イベント!

毎年、春、ゴールデンウィークのころ、東根市の「タントクルセンター」というところで県内の高校演劇をしている人たちが集まり様々な講習を受けるというイベント……つまり、男子校の私も女子と触れ合える場!!!!!!!!

こりゃー見逃せないですよね。そりゃあ高校生だもん!青春だもん!恋愛のチャンスでは???

といった、自分のコミュ力を棚に上げ、おバカな発想な当時の私がいました。ただ、そこで私は恥かしいアクシデントに。

電車で東根駅へ向かうのですが、ついたとたんメチャクチャ鼻血を出してしまう私。心配する女性顧問。からかうK君たち。「まさに、女子がいて興奮してしまった男子高校生の図やん」と内心思い、狼狽する私。こんなことがあり、ほかの人とはべつに駅から会場まで顧問と一緒にタクシーで行くことになりました(苦笑)。

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