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13号  作者: 津山軽 形
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第2話 入部

第1話で、K君に誘われて演劇部へ行った私。部室へ行くと衝撃的展開が。

なんと中学時代に所属していた科学部の先輩がいるではありませんか。見覚えのあるメガネ、見覚えのある恰幅のいい体、まさしくそれはKM先輩!

ただ、先輩は私のことなど全く覚えていなかったようで、今でいう塩対応。その対応に少し面を食らいながらも、この部活に対して親近感を抱いた私がいました。

他の部活も見て回りましたが、よさげなのはなかったため、けっきょくK君が勧めてくれた演劇部へ入部しました。ただし、条件があり、「絶対に舞台には立たない。裏方をする。」というものでした。当時の私は、そもそも記憶力が無いほうなので30分の劇のセリフですら覚えるのは無理だし、てか、めんどくさいと考えていました。

それを先輩方も了承してくれていたこともあり、入部。

入部した当時、私のなかでの演劇は、学校の演劇教室で観るものという偏った知識・経験でしかなかったため、「どうせ、そんなに面白くないんでしょ?(いろいろと失礼)」と考えていました。

しかし、入部してから初めて観た、地元で有名な女子高の演劇部が上演した演劇『全校ワックス』を観たら、その考えは払しょくされました。

その作品はそこまで盛り上がる劇ではありませんでしたが、私のような高校生の心理描写を丁寧に描いており、すっと心に入ってくる心地がしました。

「こんな演劇をつくりたい」と直感的に思いました。

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