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最恐オーガですが、他種族の女の子と仲良くしたいだけです  作者: あいだのも
最終決戦

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41話 「タツ」

以前までの物語---------



ウィルはヒイヅル国にて、

人間の歴史を知ることを提案された。


オーグン達は後を追うも、

ウィルは修行を終え、

すれ違いで帰ってしまっていた。


御子よりオーグンも修行を受けるも、苦戦する。

メルサはオーグンに、これまでの思いをぶつけようとするも、

オーグンはこれまでの関係を望み、

メルサはオーグン達の元から去ってしまう。


メルサにウィル、大切な仲間達との関係が崩れていくのを、

自分のせいと責めるオーグン。


テンがオーグンに、女の姿で都合よく振舞おうとしていたことを謝る。

オーグンも仲間に相談出来なかった事を悔い、テンにすべて話した。

その後、御子の修行を終えたオーグンはウィルの元へ。



――――――――――――――――――――――――




「ウィルはあっちの人間を滅ぼすつもりだ。

お前ら帰ってどうするんだ?」

俺らは言葉に詰まった。


覚悟していたとはいえ、

こうもはっきり言われると、流石に堪える。


「…ウィルを止める」

答えは決まっている。


「ウィルはお前らの事を思って、

自分が罪を被ろうとしているんだぞ」

御子から人間の歴史を知った。


ウィルが魔族や悪魔の為に、人間を滅ぼそうっていうのも、

分からないわけではない。


「ああ、でもそれは俺らのためじゃない、

ウィルが自分の為にやることだ」


大事にしたいから、自分が矢面に立って、

大事な人を遠ざけておく。


そんなことは大事にしていることではない。

昨日テンから学んだことだ。


「ふっ オーグン、やっぱり変わったな。

あいつには勝てないだろうがな」


「勝つんだ!」


御子はニヤッと笑った。


メルサの事がよぎったが、

彼女の事は聞くことを止めた。


メルサがウィルについていたら…


いや、メルサが決めたことに、

俺は何も言わない。

それこそ、メルサが決めたことだ。


「メルサさんは?」

と思っていたら、ウィンディが聞いた。

俺の鼓動が高鳴る…


「メルサは先に帰ったぞ」


「ちょっと…

何で私たちを、メルサさんは置いて行くの?」


メルサは先に帰った…

メルサは元々悪魔軍側…


ウィルについたって、不思議じゃない…


「ま、まあメルサも、色々考えがあるんだよ」

テンがウィンディを宥める。


「で、問題は、向こうと連絡が取れない」


「か、帰れないじゃない!」


「藍は今やウィルの眷属、

まあ、そう動くだろう。

少し遠いらしいが、心当たりがもう一つある。

そこに送ろう。

彼も転移の能力を使えるから、

お前らの事、気に入ってもらえたら、

元の場所に戻れるかもな」


転移の能力って、そんなにみんな使えるものなのか?


「いつ出発出来る?」




「この魔道具を使い、

向こうの指標へ飛ばすだけだから、

いつでも大丈夫だ」


「ありがとう、大分ウィルに遅れた…もう行くよ」



「ほんとよあんたのおかげで、

大分無駄な時間を食ったわ」


御子に対してもこの物言い、

彼女の強さかもしれない。


「そうか…残念だ…」

御子はまた笑った。


普段あまり笑わないのも、相まって、

とてつもなく可愛い。



「オーグンお前みたいに、女々しいのは嫌いじゃない。

一度くらい、抱いてやっても良かったが

初めてが私なのはあれだろう…

遊びを覚えたら、いつでも来るがよい」


な、なに…

御子が俺と遊んでくれるだと…?


「ちょま…」


「行くぞ」


「御子…俺も一度」

とここで一瞬視界が変わり、


「御子、俺を抱いてくれ!」

転移後、目の前に、

メルサの顔があった。


???


終わった…俺は膝から崩れ落ちた。



「良かった」と思ってくださったら

是非ブックマーク、★★★★★をお願いします。

筆者が泣いて喜びます。




⚫︎囚われ姫は魔王に救われる

https://ncode.syosetu.com/n1925ii/


恋愛に憧れるが運命を定められた姫を封印が解かれた暴君魔王が攫う物語です。

勇者が姫を救おうとするが、姫は運命か自由かの選択を迫られます。



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