近未来世界で無気力主人公がまったり生き抜くそうですよ
今回は前作の修正、設定の変更、内容の変更と前作の続きを書きました
今回は前作と比べて読みやすくしたつもりです
最後までお付き合いお願いします!
2200年、技術の発展により発見されたエネルギーを自由に扱える技術、その技術の発見により、属性と武器の開発が始まり、ESが世界に広まった、その技術を取り入れた学園の一つの学園に俺は今、来ていた、それも昔の仲間に呼ばれたからなのだが、その女は事あることに俺にとって面倒なことを押し付けてくる奴だ、あいつに会う時はいつも優鬱なるのだが、それでもあいつには色々世話になったから断るわけにもいかないしな、それに過去のこともある、はぁ、すごい憂鬱だ
「マスター、さっきからすごい溜息ついてますね、どうしました?」
「十香か、ちょっとな」
マスターと呼ぶのは、神城十香、ES技術とAR技術によって生み出された武器だ、そして、俺にとっては俺の唯一の家族でありパートナーだ
「もしかして、如月さんに会うからですか?」
「あぁーそうだなあいつに会う時は何時も面倒なことに巻き込まれるからな、少し
憂鬱ってだけだよ」
「如月さんは何時もマスターのことを思って行動してると思いますよ?」
「それがわかってるから面倒なんだよ、俺の事になると思って動いくれる分余計に断りずらいしな」
「ふふ、とてもマスターらしいです」
「十香からかってるのか?」
「いえいえ、そんなことないですよ?」
俺はぐしゃっと十香の頭をなでていた、例えそれが実際に触れなくてもこの習慣だけ
は止めるつもりはなかった
「マスター?」
「いや、なんでもない」
それでこれから会いに行くのが如月未羅こいつは俺がこのAR戦闘を始めていた時に
お世話になったんだが、俺が二年くらい誰にも関わらない生活を楽しんでいたところに
急に連絡してきたんだがその内容がこの学園に来いと言うものだったんだがとても嫌
予感がして仕方ない
「っと、話してる内についたな」
「マスター?ここが如月さんに呼ばれたところですか?」
「あぁ、如月入るぞ」
「やぁ、ずいぶん待たせてくれたね、神城大輝くん」
「待たせたといっても、お前が連絡を寄こしてから一日しかたってないだろ?」
「いや、君は僕を約二年も待たせていたんだからね?」
「これって結構重罪だよ?大輝君」
「それはお前が勝手に待っていただけだろ?」
「それでも待っていた事に変わりないさ、それに君は何も言わずに急に
居なくなったじゃないか」
「僕が君をどれだけ探したと思ってるんだい!本当に重罪だよ」
「はいはい、それは済まなかった申し訳ないと思ってるよ」
「君ってね、もっと他に言うことはないのかい、こんな美少女の二年間を棒に振ったんだよ
本当に申し訳ないと思ってるのかい?にわかには信じがたいのだけれど」
「思ってるよ、でもそれくらい当時の俺にはそんな時間がないかったんだ、許してくれ」
「君がそう言うならもう許すとするよ」
「あぁ、すまんなそれで俺を此処に呼んだ理由はなんだ?ただ話がしたかった訳じゃないだろ?」
「あぁ、その通りだよ大輝君、君にはやって欲しい事があるんだ」
「やって欲しい事か?それって俺じゃなきゃいけないのか、俺は隠居生活を続けたいのだが」
「君じゃなきゃ僕個人としてはとても困るのだよ」
「受けるかどうかは話を聞いてからにする」
「聞く気になってくれただけども嬉しいものだね」
「君に色々あったのはわかってるつもりだからね、もし本当に嫌なのであれば断ってもらって構わないのだよ?」
「なんだ今回はやけに聞き分けがいいな、そこまで行くとなんか怖いななんか裏があるんじゃないか?」
「君って僕に対してやけに冷たいね、そんなんだと十香君に嫌われてしまうぞ?」
「十香は俺の家族だぞそんな事言うわけないないか、少しは考えればわかるだろ」
「ねぇ、僕だって泣くときは泣くんだよ、流石に今のは本当に傷ついだよ」
「そうですよ、マスター今のは流石にひどいとおもいますよ、マスター」
「そうだな、如月済まなった」
「まぁ全然気にしてなかったけどね、僕はそんな事で傷付くようにはには残念ながら生きてきてないからね」
「それは女性としてはどうなんだよ」
「そんなことは言わないでくれよ、それで明日から君に此処の学園に転入してきてほしいのだよ」
「なぜ今頃学園に、それに俺は学園で学ぶことはないのだが」
「君も歳的には学園に通ってるはずの歳なのだろ?それだったら別に入ること自体はなんもおかしなことはないだろ?」
「本当にそれだけか、どうせお前のことだからなんか俺にやらせようとかじゃないのか?」
「いやいや、僕は君に少し普通の生活を送って欲しいだけだよ、君は今までが随分と変わっていたからね」
「マスターいい機会じゃないですか!」
「そうは言うが、俺は別に隠居生活が過ごせればそれでいいのだが」
「マスターそれは私許しませんよ」
「そうだよ大輝君、十香君にここまで言わせてるのだから、転入してみたらどうだい、入っても減るものはなのだからさ」
「いや、お前の事だからなんか裏があるんだろ?」
「君も失礼な子だね、私は君に外の世界を見てほしいそれだけだよ」
「そうですよ、マスター如月さんを疑いすぎですよ」
「しかしな、少し考えさせてくれ」
「マスター」
「どうした十香?」
「私は学園ってものを見てみたいです、だからマスター私と学園に通いませんか?」
「大輝君、十香君がこう言ってるんだ、通ってみないかい?」
「わかった、わかったよ、明日から学園に通わせてもらうよ」
「ありがとうございます、マスター」
「本当に君は十香君に勝てないのだね」
「それは十香は俺の家族だからなここまでされたら俺も流石に行けないなって言えないしな」
「あ、それと君の制服と、家はこちらで用意してるから学園に通ってる間はそこに住むといいよ」
「何から何まで済まないな」
「嫌、いいのだよ君がこうして学園に通うってことだけで私はうれしいよ」
「如月さっきまではあんなに疑って済まなかったよ」
「君の事は理解しているさ、これから学園に通ってくれるだけで十分だよ」
「あぁ、これから頼む」
「よろしくお願いしますね、如月さん」
「それじゃあ、俺たちは帰るぞ」
「あぁ、なんかあった時は私の所に来てくれたまえよ」
「マスター本当に良かったのですか?」
「良かったって何がだ?」
「学園のことです、私のわがままで学園に通うことになってしまって」
「あぁ、そのことか実際俺も学園に行ってみたかったし気にすることないぞ」
「私余計なことしてなかったですか?」
「十香、ありがとな、俺の為に背中を押してくれて、十香が気にすることはどこにもないぞ」
「なら良かったです!」
「よしよし、やっぱ十香を撫でると落ち着くな」
実際に学園に行ってみたくなかったって言うなら嘘にはなるしな、やっぱ十香には勝てないな、とは言え学園か行くからにはちゃんと通わないと十香に悪しな
「そういえばマスター」
「ん?どうした十香」
「学園ってESの最新技術を取り込んだ学園ですよね?」
「そうだな」
「ってことは、マスターは私を握るってことですよね?」
「そうだな」
「つまりマスターは戦うのですか?」
「そこは戦わないように過ごすさ」
「でもそれだと普通に学園生活は送れませんよ?」
「つまりあの女は俺に戦えと言ったと言うことになるのか」
「そうですね、結果的にはそうなりますね」
「まじか」
嵌められた女、俺がもう戦場に出たくないの理解してこの学園で戦わざる負えない状況にしやがった、謝って損した確かにあいつは普通の学園生活送って欲しいと言っていたな
確かに嘘じゃない、嘘じゃないがなんかすごい腑に落ちない嵌められた感が多すぎる
でも一度受けたからには断れないし、本当によくやるよ
「マスター?大丈夫ですか?」
「大丈夫じゃない全然大丈夫じゃない」
「マスター」
「どうしたんだ?」
「頭撫でますか?」
「頼むわ、少し落ち着きたい」
やっぱ十香の頭を撫でると落ち着く、明日から学園に行くか
「十香、今日はもう疲れたから寝るわ」
「はい、マスターおやすみなさいです」
「あぁ、おやすみまた明日な」
「マスター、マスター、マスターってば起きてください」
「ん、朝か、おはよう十香」
「おはようじゃないですよ、今何時だと思てるんですか?」
「何時って九時じゃないか?」
「そうですよ!九時ですよ」
「なんでそんなに怒ってるんだ?」
「マスター今日何の日か忘れたんじゃないですか?」
「ん?今日なんかあったか?」
「マスター今日は登校日ですよ」
「あ、そういえばそうだったな」
「そうだったなじゃないですよ!なんでそんなに能天気なのですか」
「いや、もう寝坊が確定してるなら今更急ぐ理由がないからな」
「はぁ、マスターいいから行きますよ」
「寝坊してるなら明日からでもいいんじゃないか?」
「行きますよ!」
「わかった、すまん」
「わかってくださればいいんです」
「学園についたが俺はどうすればいいんだ?」
「そういえばクラスの場所とかわからないですね」
「そうだな、とりあえずあの女のところに行けばわかるだろ」
「そうですね!それじゃあ学園長室に行きましょうかましょうかマスター」
「あぁ、そうだな」
「いやいや、その必要はないよ」
「ん、如月じゃねぇか」
「如月さん!」
「十香くんはまだしも大輝君?君は私が此処の学園長だということを忘れてないかい?」
「いやわかっているがそれがどうした?」
「君ね、せめて学園内では学園長とよんでくれたまえよ」
「いまさら言われてもな、俺は如月で慣れているからな、今更変えろって言われてもな」
「な、じゃないよじゃあせめてさんを付けてくれないか?」
「それくらならいいか」
「なんで君が上から目線なのか気に入らないがそれは置いておくとするよ」
「それでなんで如月・・さんが此処にいるんだ?」
「少し変だけど今はそれで我慢しよう、それで私が此処にいる理由だったね、それはね君にクラスの場所とかこの学園ことを何も話してないと思ったからだよ」
「それは助かるが、もしかしてずっと待ってたのか?」
「あぁそうだよ、君たちが朝来ると思って、待っていたんだが全然来ないから一時間もこの中待たされたよ」
「それは済まなかった、俺も早くこようとはしたんだがどうも寝坊してしまった」
「ちなみに如月さん」
「なんだい、十香君マスターは今日は休むつもりだったんですよ」
「ほほ、それは随分と気合が入っているようで安心したよ、僕は一時間も待っていたのか、本当に気合が入っているようだ」
「ちょ、十香さん?別に言わなくてもよかったんじゃないでしょうか」
「それで私が無理やりここまで引っ張ってきましたよ、如月さん」
「ありがとう、十香君、彼をここまで連れてきてくれて、助かったよ」
「いえいえ、私にはそれくらいしかできませんので」
「それで大輝君この後僕とお話しようか」
「俺は教室に行かないといけないでの失礼します」
「いやいや、僕とお話ししようか、それにクラスの場所わかるのかい?」
「それは別な教師に聞くので、それでは」
「まちたまえ、大輝君、さあ行こうか」
「行くってどこにだよ」
「そんなの決まってるじゃないか、学園長室だよ」
「はい」
「君ね、僕が一体どんな気持ちで外に待っていたのかわかるかい?いいやわからないだろうね、なんせ君には僕が外で立ってる中休もうとか思っていたのだからね」
「はい、すいません」
「君はいつだってそうだよ、僕のことはいつも雑に扱うんだかさ、もう少しさ僕に優しくしてくれったいいとおもうのだよ、いっつも君は僕を適当にあしらうんだからさ」
「はい」
「僕は君にそんな態度をとられる度に泣きそうになるんだよ?わかってくれるかな?」
「そんなつもりは全くなかったんだが、済まなかった」
「本当にそう思っているのならもうこの話は終わりにしようか」
「はい、すいませんでした」
「それで、君のクラスだったね」
「はい」
「君は2年3組だね、くれぐれも問題を起こさないでくれたまえよ?」
「俺は何かをやりたいと思うほど活発じゃないよ」
「それはそれで安心できないけど、まぁ十香君も居るしそこらへんは大丈夫そうだね」
「はい、任せてください如月さん」
「それうだ、大輝君、君はこの学園についてどれくらい知ってるのかな?」
「全くっていいほど知らないな、AR機構をメインとした学校ってことぐらいだな」
「あらかた予想通りなのが、心配になるよ」
「それでこの学園は何をしてるんだ?」
「んーそうだね、基本は戦闘、後はそれについての知識などを主に勉強しているかな」
「つまり俺にも戦えと?」
「まぁそういうことになるね、もし戦わないのであれば君を転入させた顔が立たのだけど、それでも君は戦わないつもりなのかい?」
「如月・・さんその言い方はずるいんじゃないか?」
「ん?いったい何がずるいんだい?」
「はぁ、わかったよ、最低限は戦うよ」
「うむ、話が早くて助かるよ」
「はぁ、それでこの学園はそれだけなのか?」
「基本的にはそうだね、後はこの学園が初めてのES機構を取り入れた学園ってことくらいだね、詳しいことに関しては君の担任が教えてくれるだろ」
「今更、俺が習ういことなんて無いと思うんだが」
「そうだね、学ぶことはないかも知れないが、得るものはあるんじゃないかい?」
「得るものね、本当にそんなものがあるといいのだがな」
「あるさ、きっと君にもね」
「そうだな、それじゃあ、俺達はいくぞ?」
「あぁ、頑張ってきたまえ」
「行ってきます、如月さん」
「十香君、大輝君のことは任せたよ」
「はい、任せてください、如月さん」
「おい、待てなんで俺はそんなに信用ないんだ?」
「君ね、それが今日サボろうとした人のセリフかな?」
「いや、すまんかった、なんでもない」
「そうかい?それじゃあ早く行きたまえ」
「あぁ、失礼したな」
確かに年三組だったな、場所だけ言われてもな、場所とか全く分かんないのにどうやって行けと言うんだ、あいつは
「マスター」
「ん?どうした?」
「場所ってどこでしょうね」
「どこだろうな、ここ広すぎるんだよな、隠居生活を送っていた俺にはこの広さは地獄にも等しいぞこれ」
「地獄は流石に言い過ぎですよマスター」
さて、まじでこれどうするかな、流石に戻るのも面倒だしな誰かに聞くか、せめて担任の名前を聞けばよかったな
てか此処どこだよ、だんだん帰りたくなってきたな、もう帰ってもいいか、俺は十分に頑張ったよな、うん
「マスター、今帰ろうとか思いませんでしたか?」
「何言ってるんだよ、十香そんはずないだろ」
「そんな事言ってないで行くぞ、十香」
「そこの君」
「俺の事ですか?」
「そうそう、君の名前は神城大輝君であってるかな?」
「あぁー、そうだけど、お前は誰だ?」
「君がそうか、確かに学園長が言っていた通り口が悪いね」
「ちょっと待ってくれ、如月の奴そんなこと言ってたのか?」
「そうだ、自己紹介がまだだったね、私は君の担任の桜木霞、君のことは学園長から色々聞いてね、任せれているので、何かあった私に聞いてください」
「そうですか、その時はお願いします、桜木先生」
「私のことは見えているのでしょうか、マスター?」
「いや、見えていないはずだよ、基本俺が許可した相手にしか十香は見えていないからな」「大輝君パートナーと話すのもいいですけど、私の話聞いていますか?」
「すいません」
「パートナーとコミュニケーション取るのはいいことですけど、時と場所を考えてくださいよ?大輝君」
「はい、今後気を付けます」
「それにしても、君、学園長が言っていたほど常識知らずってわけじゃないんだね」
「それは相手が如月ですから」
「学園長ってすごい人のはずなのですが、そんな方を呼び捨てにするなんて、君って結構すごい人だったりするのかな?」
「そんなことはないですよ、ただ昔から知ってるってだけですよ」
「君がそう言うんだ、そうゆうことにしておこうかな」
「そうしてくださると助かります」
「君には、まず教室に入ったら自己紹介をしてもらうからね」
「自己紹介ですか?」
「君は学園に来るのは、初めてだったね、自分の名前などを簡潔に紹介してもらうって事かな」
「わかりました」
「私からはの説明はこれくらいだけど、何か気になることはあるかな?神城君?」
「いえ、とくにはないので大丈夫です、何から何まですいません桜木先生」
「それが、担任としての仕事だからね、私は先に教室に入っるから、私が呼んだら入ってきてね?神城君」
「はい、わかりました」
転入って意外と緊張するものなんだな・・
「ふふ、マスター緊張してるんですか?顔が少しおかしいですよ?」
「え?マジで?俺の顔おかしいか?」
「はい、いつもあまり見ない顔なので、少し面白いです、ふふ」
「そこまでか?俺はいつも通りのつもりなんだが」
「今、如月さんも見たら笑うと思いますよ」
「それじゃあ、如月には見せられないな」
「そうですね、ふふ」
「十香いくら何でも笑いすぎじゃないか?」
「すいません、普段あんまり見ない顔なので」
「十香が面白いっていうなら別にいいけどさ」
「ありがとうございますね、マスター」
「神城君?」
「すいません、今行きます」
「彼が、新しく転入することになった、神城君、神城君自己紹介をお願いできるかな?」
「はい、転入してきた、神城大輝です、よろしくお願いします!」
「先生、ちょっといいですか?」
「どうしたんですか?村上君?」
「転入生に聞きたいことがあるんですが」
「神城君、大丈夫かな?」
「はい、自分は大丈夫ですよ」
「じゃあ、転入生、俺は村上覇丈だ、いきなりで悪いんだが、お前は強いのか?学園長直々にこの学園に来るように言われたって聞いたんだが」
「自分は、そこまで強くはないですね、学園長とはただ昔にお世話になったってだけですよ」
「そうか、悪い事聞いたな、強くないのなら期待外れだ、先生時間とってすいません」
「それじゃあ、神城君の席は、そうね、佐々宮さんの隣に座ってもらおうかな」
「佐々宮さん、お願いできますか?」
「桜木先生にお願いされたら断りずらいですよ、私は彼が大丈夫なら私は大丈夫です」
「と、いうわけなんだけど、神城君大丈夫ですか」
「はい、お願いします」
「それじゃあ、神城君は佐々宮さんの隣に座ってもらうとして。思ったより時間がかかってしましましたがホームルームを始めますね」
「神城君だったね、よろしくね」
「佐々宮さん?でしたか?よろしくお願いします」
「佐々宮華凜だよ、よろしくね、神城大輝君」
「それと私に二年三組の一応学級員だから、困ったことがあったら言ってね、それと神城君でいいかな?私は華凜で大丈夫だよ?」
「じゃあ華凜さんで自分だけ名前呼ぶは、あれなので大輝で大丈夫ですよ」
「それじゃあ、私も大輝君って事でこれからよろしくね、大輝君」
「こちらこそ、よろしくお願いします、華凜さん」
「マスター、早速浮気ですか?」
「おい、十香!」
「大丈夫?大輝君?」
「あ、すいません」
「マスター、ホームルーム中に声を出してはだめですよ?ふふ」
「十香、後で覚えておけよな」
「私が覚えてないかもですよ?」
まったく、転入早々大変だな、てかあの村上ってやつはなんだよ、えらく好戦的だな
あの女も、面倒な所に転入させやがって
「あ、そうだ、大輝君、放課後時間あるかな?」
「放課後ですか?大丈夫ですけど?」
「君にね、この学園の事案内した方がいいかなって思ったんだけど?どうかな?」
「そういうことなら、自分からお願いしたいくらいです」
「じゃあ、放課後案内するね」
「早速、デートですか?マスターはモテますね?」
「嫉妬してるのか?十香?」
「別に嫉妬なんてしてないですよ?マスターはモテますから嫉妬なんてしないですよ」
「家帰ったら、いつも以上に頭撫でるから許してくれ、十香」
「絶対ですよ?」
「あぁ」
「はぁー、学園ってのも結構疲れるものなんだなぁ」
「そうですね、お疲れ様です、マスター」
「あぁ、ありがとな」
「そういえば、マスターはこれからデートですよね?」
「ただ学校内を案内してもらうだけだよ」
「本当にそれだけですか?マスター?」
「それだけだよ、第一俺は十香以外はの女性は興味ないよ」
「そうですか!嬉しいです!マスター!」
「大輝君、さっきから誰と話してるの?もしかしてパートナーさん?」
「あ、すまない、パートナーと話してたんだ」
「やっぱりそうなのね!お名前はなんっていうの?」
「神城十香、俺の家族みたいなものだよ」
「十香ちゃんかぁ、仲がいいんだね?」
「パートナーと仲がいいのは普通じゃないか?自分の半身みたいなもんだろ?」
「そうだね、私も雫のことは家族のように思ってるよ」
「そうだろ?俺だって同じようなもんだしさ」
「確かに私たちにとっては、普通なんだけどね、でもね一部の人達にとっては道具そのものみたいな扱いなんだよね」
「そうなのか?まぁ、そうゆう奴も居て当然なんじゃないか?」
「大輝君の言うことはさ、わかるんだけどね、私はできれば大切に扱ってあげてほしいなって思っちゃうんだよね」
「華凜さんの言うことはわかるけど、俺は人それぞれの考えでいいとは思うが、確かに雑に扱われてるところを見るのは,気分がいいものではないよな、確かに」
「私が言うべきではないことなんだろうけどさ、それでも学級員って立場から見ると、クラスの雰囲気があまり良くないってから気になっちゃて」
「華凜さん、はその考えのままでいいと思うぞ、俺はそっちの方が、一緒に居て楽しいしさ」
「ありがとね、大輝君」
「お礼を言われるようなことはしてないぞ?」
「私が言いたいだけだよ」
「そうか?じゃあ学園の案内をお願いしていいか?」
「うん、任せて!」
「あぁ、頼む」
「マスター、行きましょう!私も楽しみです!」
確かに、十香を物みたいに扱ってるところなんて見たら、流石にキレるかもな、それくらい俺にとって十香は大切な人だしな
「先に案内してほしい所とかあるかな?」
「いや、特にはないな、流石に最新のESとAR技術を導入してるだけ
あって案内板はそこら辺に浮かんでるしな」
「確かに宇、それもそうだね、じゃあ近い所から順に回って行くけどいいかな?」
「あぁーよろしく頼む」
「じゃあ、最初は保健室に行こうか!」
「あぁ、わかったよ」
「保健室って言っても普段はそんなに使うことはないと思うけどね」
「そうなのか?」
「この学園の闘技場にはね、特殊なシールドで覆われてそこでは、どんな怪我を負っても、そのシールド内から出れば、闘技場内で受けた怪我とかは実際に肉体のダメージは残らないからね!」
「それは便利だな」
「流石は最新の技術を取り入れた学園ってだけはあるよね、それがこの学園で本格的な実践を行えてる一つの理由だね」
「確かに、闘技場内で受けたダメージが無かったことになるのはすごいな」
「後は学園長が凄いES使いっていうのもあるのかもしれないね」
「そうなのか」
「あれ?大輝君は如月学園長の事を詳しく知らないのかい?」
「如月と居たのは小さいころだからな、詳しくは知らないな」
「そうなの?」
「あぁ」
「着いたよ、大輝君」
「ここが保健室か?」
「うん、そうだよ、保健室って名札が浮かんでない?」
「あぁ、確かに浮かんでるな」
「うん、それじゃあ、次はどこに行こうか?」
「それじゃあ、闘技場に案内してくれるか?」
「うん、りょーかい」
「でも、どうして闘技場に?ここから結構遠いいよ?」
「そうなのか?それでも、闘技場には行ってみたいな、華凜さん、そっちは時間は大丈夫か?」
「時間は大丈夫だよ?」
「そうか、じゃあ、お願いしていいか?」
「うん」
「気になったんだけど、いいかな?」
「俺に答えられる範囲ならいいぞ?」
「十香ちゃんって何属性なのかな?属性って10属性あるじゃない?どれなのかなって」
「あぁー、一応無属性だな」
「無属性なんだね、私の雫は水属性だよ」
「水属性なんだな」
やっぱり小説を書くのって難しいですね、ここまで書くのにずいぶん時間がかかってしまいました、
その分面白くしたはずなので今後ともよろしくお願いします