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狼対ケンヤ

「今、何時だ?」

そういい、ズボンのポケットからマップ端末を取り出し、起動させた。画面の上の方には、3 :47と書かれていた。このマップ端末は時間もわかるようで、かなり便利だ(現代では普通)                           

最初に殺した兎以外には、まだモンスターに出会ってない。 

嬉しいようで嬉しくない状況だ。

モンスターを殺して、吐いたり気持ち悪くなったりしないのでうれしいのだが、逆に言えば、出くわさないので、戦うことがない。つまり、全くレベルが上がらないのだ。

そんなことを思いながら歩いていると、目の前に警察犬サイズの狼が3匹群で現れた。


狼は俺を見つけると、警戒するように屈んで、「がるる~」と唸っている。

俺は、腰にある短剣に二本の柄を触った。

すると、一匹の狼が飛びかかってきた。それをバックステップで避け、短剣を合わし長剣にし、狼の頭に振りかざした。狼はこれに反応できず頭を真っ二つにされた。大きく、血しぶきを上げ、横に倒れた。かなり吐き気が来たが、今は戦闘中なので、歯を食いしばり我慢した。

他の二匹の狼は、仲間を殺されたせいか。不気味な何かを放ち始めた。

多分、これが殺気なのだろう。

狼は、今度は同時に動き出し、左右に分かれて襲ってきた。

それに対して、右の狼にファイアボールを放った。

ファイアボールをわざと狼の前に着弾させた、それにより、右の狼は動きを止めた。

その隙に魔剣を投擲して、狼の頭に命中させて殺した。

もう一匹の狼は、もう俺のすぐ横に来ていたので、前に勢いよく転び、攻撃をよけた。

そして、狼に刺さっている魔剣を抜き、今度はまず、聖剣を狼のやや右よりに投擲した。それを避けようとして、左に避けた瞬間、魔剣を投擲して、狼の頭に当て殺した。

「はあはあ~はあ。疲れた。案外動けるもんだな、まあ、スキルのお陰だと思うけど」

今、はあまり激しい戦闘の後のため吐き気は来ていないが、体がかなり疲れた。

なんか、スキルの技術に体が追いつけずかなり違和感を感じた。ゲームの時は無かったのに、まあ、当たり前の事だが、俺はここ一年間全く運動していないし、戦闘スキルを使いこなすには、まだステータスが低いせいかもしれない。


だいぶ、心臓が収まってきた。改めて狼の死骸を見てみた。今度は何故か吐き気や気持ち悪さなどが全く来なかった。

慣れな訳ないし。何でだろう?

俺は気持ち悪くならないので、狼の死骸を触ってみた。やっぱり気持ち悪くならない。

そして、狼をアイテムバッグに入れようとした。狼は何の抵抗無くバッグに入った。

もう二匹もバッグに入った。


俺は、投げて、避けられた聖剣を拾い上げ、短剣二本を鞘に収め。

ステータスを見た。

「ステータスオープン」


名前 ケンヤ                    

職業 無職                           

レベル 7                       

ステータス  (20)                          

HP 32/32(5)                            

MP 24/24(1)                         

STR 30(4)                               

VIT 24(1)            

INT 24(1)                  

MND 24(1)                       

DEX 24(1)                           

AGI 24(1)                      

LUK 30                        

スキル  (25)

WM(ウェポンマスター)                   

WC(ウェポンコレクター)                           

賢者の資格レベル2(6/0) 火魔術 水魔術               

火魔術レベル1(4/0) ファイアボール(10) ファイアウォール(12)       

水魔術レベル1(4/0) ウォーターショット(10) ウォーターウォール(12)    

獲得経験値10倍                   

獣殺罪悪感消去


獣殺罪悪感消去か…これのおかげでさっきは吐き気が来なかったのか。

後、ステフリどうしよう。さっきの戦いでファイアボールがかなり弱い事が分かったし。MPが無いせいで、連発ができない。これじゃあ使い物にならないし。INTとMPも上げるべきか。

                         

名前 ケンヤ                    

職業 無職                

レベル 7          

ステータス  (0)            

HP 38/38(8)

MP 30/30(4)                        

STR 36(7)                         

VIT 28(3)                         

INT 30(4)              

MND 28(3)         

DEX 28(3)              

AGI 28(3)                      

LUK 30                       

スキル  (5)                    

WM(ウェポンマスター)                  

WC(ウェポンコレクター)                   

賢者の資格レベル4(10/0)   

火魔術レベル1(4/0)         

水魔術レベル1(4/0)        

風魔術レベル1(4/0) ウィンド(10) ウィンドウォール(12)        

土魔術レベル1(4/0) 錬金術 サンドウォール(12)              

錬金術レベル1(4/0) 土生成(12) 土錬金(15)

獲得経験値10倍               

獣殺罪悪感消去


土生成と土錬金か、試しみるか。

「土生成」

手を差し伸べるように手のひらを上に向け手を伸ばしてそう言うと、手の中に砂が出来ていた。まあ、予想道理。次に土錬金、

土の剣をイメージをして、剣を握るように手を握り、

「土錬金」

これも予想道理に剣が出来た。土生成で出来た土だけじゃ足りなかったのか。足元の土が少し無くなっている。足りない場合は自然の物が使えるようだ。


マップ端末を開と4:14になっていた。

「もうすぐ、日が暮れるな」

俺は、マップ端末を見ながら周りを警戒して、早歩きで森を進んだ。





めんどくさいから、一度書いたスキル効果は書いていませんw

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