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プロローグ

前作は消去してしまったので、またほぼ同じのを書きますので、よろしくお願いします


SWO(セカンドワールドオンライン)

それは、約1年前に発売された世界初、唯一無二のVRMMORPG。          

何故、唯一無二VRMMORPGなのか、それは、このゲームが発売された直後に制作者達が火事で亡くなり、ゲームの資料ごと燃えしまったからだ。             

今はなんとか、バグやイベントの管理は出来ているらしいが、いつ潰れてもおかしくない状況だ                                     

俺は、そのSWOのテストプレイヤーとして、発売前からプレイしていた。      

SWOをするために、中学三年の4月から学校に行くのを止め、ずっとプレイし続けた。その結果、レベルが78になり、このゲームの武器の70%を集める事で、称号『WC(ウェポンコレクター)』や、武器レベルをマスタリーできない代わりに、全部の武器レベルをMAXにする事でなれる。『wm(ウェポンマスター)』を得ることが出来た。      

                                       

現在、俺はフレンドでパーティーを組み、1日限定クエスト【魔王サタンの復活】でのラスボス、『サタン』のレアドロップ『極魔剣デスセイバー』目当てにボス連戦をしていた。                                     

3529回目のボス戦を終え、一休みしていた。   「今、何時だ?。ステータスオープン。えっ、もう昼の1時!?マジ?もう後2時間しか時間無いの……」

                                 

俺が、時間のなさに切望していると、ヒーラーが話し掛けてきた。

「どうするんだ?ケンヤ、まだ続けるか?」 「続けるに決まってんだろ!五分後にまた始めるぞ。」   


一時間半後                              

                                      

ボスを狩った直後、目の前に『極魔剣デスセイバー』と書かれた文字が現れた。

これは、レアドロップがドロップした合図だ。これが光った後10秒後にアイテムバックに転送される                                

「や、やっと、ドロップした」

ドロップしたことを、みんなに伝えると、   

「良かったな。」「今度俺に付き合えよ」「貸し1だからな」          

なり、言われた。                              

それから10秒経ち、アイテムバックに『極魔剣デスセイバー』があることを、確認した直後、俺は気を失い強制ログアウトされたのだった。


目を覚ますと、ベッドで寝ていた。

体を起こし、周りを見てみた。 

周りは、俺が寝ているベッド以外何もない真っ白な空間(・・)だった        

今度は、自分の手を見て、何でこんな所にいるのかを考えてみた。

「何でこんな所で寝かされてるんだ?さっきまでゲームをしてただけなのに」

「それはね、あなたが『極魔剣デスセイバー』を手に入れたからよ」

そう俺が、呟くと、透き通った綺麗な声で、返事きた。

               

「うわっ!お前いつからいた!?さっき見た時は居なかったのに」    

「いつからって、今来たのよ。それにいきなり叫ばないで、うるさいから」   

「ご、ごめんなさい。」

「まあ、良いわ。私は、豊穣の女神フレイア。今からこれからのことを話すけど良いかしら?」

この人は、透き通った銀色の髪を腰位伸ばしていて、身長は165ぐらい、はっきり言えば浮世絵離れした。美貌の持ち主だ。 

      

「あなたは、今日SWOで『極魔剣デスセイバー』を入手しましたね?」      

「はい」                     

「『極魔剣デスセイバー』は、異世界に行く人を選ぶ役割としてゲームのイベントに出しました。簡単に言えば、異世界への鍵、かしら」

「異世界への鍵……」

さっき、この人は、デスセイバーは、異世界に行く人を選ぶ役割と言った。でも何で俺なんだ?        


「何で、俺なんですか?」

「知らないわよそんなこと、極魔剣が選んだ事出しね」

        

「そうですか」  


「続けるわね「はい」あなたは、魔剣に選ばれたため、異世界、セカンドワールドに行ってもらいます。」

セカンドワールド…SWOと同じなような。

「あの、何でSWOと名前が同じなんですか?」


「それはね、SWOはセカンドワールドを元に、神に作られたゲームなの。」

マジかよ。まあ納得はできる。今の地球の科学力じゃあVRMMORPG何て作れないしな

「そうですか」


「あら、簡単に信じるのね」


「まあ、あなたが嘘付く理由も無いですし、納得出来る要素もありますから」

まあ、出来れば行きたくないな。めんどくさいし、フレンドと連んでいたいし

引きこもりが異世界に行ったって、即、死ぬだけだし。

「あの、出来れば、お断りしたいんですけど。」


「えっ」

俺がそういうと、女神は、ポカンと口を開いたまま、固まっていた

「どうしました?」


「何でもないわ、ただ驚いただけ、今までであなただけよ。異世界に行くのを断ったのは。でも残念それは出来ないわ。」


「そうですか」

はあ、無理なのか、



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