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あらすじ

挿絵(By みてみん)

径様に描いていただきました。

http://5318.mitemin.net/i42586/




以下、これから読む方(そして全部読むのが面倒な方)およびもう内容を忘れていらしゃる方向けあらすじです。

全力ネタバレです。


The 1st Attack!!


all that glitters ain't GOLD

"キラキラ光るものの全てはルビーです"


 三つ子の弟・葉介が異世界に呑まれた! 三つ子の真ん中、花奈は後を追い、異世界につながる池へ飛び込む。

 飛び込んだ先は異世界グラナアーデ、ゲルダガンド国の『荒野シュツルク』の黒曜軍駐屯地につながっており、再会を果たした葉介は、自分の『熱情』に関わる感情に合わせてルビーを生み出す『紅玉鉱脈』となっていた。葉介は戦争によって疲弊したゲルダガンドの復興の一助となるため、和平がなるまでは日本に戻らないと言う。

 いけすかない刺墨野郎こと司令官ジュノ。その副官、腹黒お人形クラージュ。葉介しか見えてない『紅玉鉱脈の従者』ナルドリンガ。葉介の護衛、ウドの大木ミュゼ。葉介の護衛その2、うすらぼんやりベル。不愉快な仲間たちに対抗しつつ葉介との帰宅を目指す、花奈の孤独な戦いが始まった。



The 2nd Attack!!


excuse me,while I kiss the sky

"あ、ごめん。聞いてなかった"


 グラナアーデの魔法は自然界の四つの力から成っていた。すなわち、『電磁気力』『重力』『強い力』『弱い力』。魔法を駆使するには、それら物理学の理論を完璧に把握する必要があるという。

 魔法の会得を早々に諦め、花奈は好き勝手な日々を送る。そんなときふとしたことから花奈は、花奈が日本から池へ手を伸ばしたとき、その手を握り返したのが葉介でないことを知る。

 大慌てする花奈にクラージュは、手を握った本当の相手を確かめるいい方法があると言うのだが……。

 熊みたいな主計兵長、ターバンを巻いた変人、アジュ。不愉快な仲間たちがちょっぴり増えて、そんなに孤独じゃない戦いが続く。



The 3rd Attack!!


Sick and Tired

"もううんざり"


 花奈の手を握り返したのはジュノだった。それを知りつつ花奈をおちょくっていたクラージュへの怒り、いつジュノに秘密を暴露されるか分からない恐怖、それらに耐えながら花奈は幹也からのコンタクトを待つ。諦めていた魔法の練習も再開していたが、中断せざるを得なくなる。花奈に生理がきたのである。

 あてにしていたナルドが男の娘だったせいで、花奈は不本意ながらクラージュを頼る他なくなったが、意外にもクラージュは花奈を親身に手当した。

 花奈の、ジュノとクラージュに対するわだかまりもとけかけたところで、突如戦いが始まる。それも、敵国サングリアが用いた死人の兵により手痛い敗戦に終わり……。



The 4th Attack!!


Shut Up And Let Me Go

"黙って行かせてたまりますか"


 戦線を押し返すためジュノらは再度戦場へ赴く。花奈、葉介、ナルドらは、安全のためクラージュと共に駐屯地に残ったが、突如駐屯地が何者かに襲撃を受ける。ナルドはその姿を翼竜に変え、辛うじて葉介と共にジュノの元へ逃げる。残った花奈はクラージュの奮戦むなしく、スパイだったアジュの手によりサングリアへさらわれた。

 花奈はクラージュの『人魚の呪』により、口も利けない、動けもしない状況におかれるが、連れ去られた先のサングリアで、アジュが異世界人で、彼の恋人が鉱の姫としてゲルダガンドに囚われている事情を知り、大いに同情する。

 一方戦場は混乱していた。正体不明の翼竜が、葉介を連れ墜落したのである。そしてジュノの頭上に光が射し、空から三つ子の最後の一人、幹也が降り立つ。



The 5th Attack!!


Get back

"おうちに帰ろう"


 戦いを終えさせるため、花奈と幹也はサングリアのアジュと合流、アジュの彼女を奪還するためゲルダガンド南海のリューナへ赴く。

 リューナでは逃げ出したリューナの鉱の姫こと『百銅鉱脈』野生児ソワレ、その従者ラグルリンガがマングローブ林に潜んでいた。彼女らの助けを得て、アジュの彼女こと『紫晶鉱脈』メイロゥの奪還に成功。和平は成らなかったが、停戦を迎える。

 ソワレはラグルリンガを伴い、自らの世界『ラクシア』へ帰還。花奈らも日本へ戻ったが、待ち受けていたのは外務省役人相澤。相澤は葉介らを利用しようとの思惑を隠さない。

 せっかく帰ってきたのに、まだまだ花奈の受難は続く。



The 6th Attack!!


Harder,Better,Faster,Stronger,


"ハッピーエンドのようでハッピーエンドでない、少しバッドエンドな世界"

 幹也も葉介も、家族のために明るかった未来を閉じようとしている。

花奈はクラージュに助けを求めたが、クラージュはにべなく拒否。のようでいて、彼女のために靴を届けるなど、言行不一致が甚だしい。サングリアにさらわれて以来、様子がずっとおかしいクラージュの様子を案じていたその折、ソワレとラグルに起こった災いを知る。

 花奈は、地球とゲルダガンドの間での時空のゆがみを利用して、過去へ手紙を書き、過去を変えることを思いつく。

 ソワレから、百銅鉱脈の力を受け継いで、葉介と同じ立場になること。苦しみを分かち合うためにしたことが、クラージュから歯止めを失わせる。



The 7h Attack!!


Love The Way You Lie

"こんな風にしかできない"



The 8th Attack!!


Dance in the Dark

"踊るだけ壊れてく"



The 9th Attack!!


Come into My World

"モザイク的・コラージュ的・点描的世界へさよなら"



The 10th Attack!!


Never Say Goodbye

"こんにちは世界"


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