わたしはあなたに恋をした#1
「ふぁ〜」
いつも通り起きる朝 ふと時計を見ると8時25分
「8時25分?!」
「早く準備しなきゃ電車遅れる!」
僕の名前は横時トウイチ
今日は全国で有名な「ヤシ愛高校」の入学式であった。
僕はその高校の入学式早々遅刻をしそうになった。
「はぁ、はぁ、」
「間に合った」
僕は肝心な日に遅刻をしてしまう癖がある。
次の日
「やべぇ、どうしよ、、」
高校初日から僕はボッチと化した。
オワタ、
すると突然僕の机を「バン!」と叩き僕に話しかけてきた。
「ねぇねぇ!君ぼっちなの?」
突然失礼な事を、まあいい
「そうだけど、君は?、」
「私?」
「私は犬飼カノ!」
うんとても元気、元気だけど元気すぎだ。
「んで!ぼっちなの?」
「ウグッ」
「わー図星だぁ!」
「グハッ!」
「ヤメテクレ、」
「あぁ!ごめん!こんなことするつもりはなかったの!」
めっちゃ傷ついた、でもなんで俺なんかに話しかけてきたんだ?
犬飼さんと話していると、
「ねぇ〜犬飼さん俺と一緒に美味しい◯インアメが食べられる場所いこ〜よ〜」
こいつは野馬杉こいつは暴力団 横桜組の番長という噂がある。そして犬飼カノの許嫁だ
「嫌よ!」
「どうしてだよ!」
「私あなたみたいな積極的な人嫌いなので」
「チッ、クソがよ」
舌打ちをしながらどっか言ってしまった、
「だ、大丈夫?」
「ええ、慣れたことだから、」
「あぁ、」
「そういえばなんで話しかけてきたの?」
「私、」
「あなたに一目惚れしたの!付き合って!」
「え?」
えぇぇぇぇえぇぇぇ?!?!?!いやいやいやいやどういうこと?
スゥ、落ち着け〜俺、えっと、どういうことだ?、
「だから付き合って欲しいの!」
「いやいやなんで俺と?」
「実は、」
犬飼さんはぼくに僕に話してくれた。
どうやら犬飼さんには許嫁の野馬杉がいて犬飼さんは野馬杉のことが嫌いらしい、
「なるほど」
「お願い!」
「わかりました」
「やった!」
「ただ、事が済んだら別れますそれでいいですね?」
「うん!」
よし!さっさと別れて平穏に過ごしたいし頑張ろう!
1週間後
「ねぇねぇ!横時くん!」
「ふわぁ、なんですか、?」
「デートしない?」
「???」
「だから〜」
「はいはいわかりました。」
「デートすればいいんでしょ、」
「うん!」
「じゃあ土曜日空いてます?」
「空いてるよ!」
「んじゃあ、土曜日にデートしましょうか」
「うん!ありがとう!」
2日後
「久しぶりに早起きしたな。」
いつぶりだろう6時30分に起きたのは、
「おーい!」
お、きたか?
「ごめん!待った?」
し、私服、か、可愛すぎる。///
「ううん、俺もさっき来たとこ」
「よかった!」
「んじゃあ行こう!」
「この服どう思う?」
「いいと思うよ」
「もーちゃんとみてよ!」
見れるわけねぇだろぉぉおー
「こっちみて!グイッ」
顔近?!
い、いい匂いがした、
「ご、ごめん、」
「い、いいよ」
キマズゥ〜、あ〜終わった、
「あ、あ!そうだ!あの店行かない?」
「うん、行こうか。」
「スミマセーン」
「お待たせしましたぁミルクティとアイスコーヒーそしてサービスで巨大カップルパフェでございます。」
「ふうぇ?」
「ではお楽しみを〜♪」
「え、ちょっ!」
「ねぇ、横時くん」
「?」
「はい、あーん」
ぇぇぇぇぇぇぇぇ
「は、恥ずかしい、から、食べてよ、」
「う、うん、」
「はぁ〜恥ずかしくて死ぬかと思ったよぉ〜」
「僕も同じだったよ、」
「ねぇ、横時くん、よかったら私の家に、」
「よ〜おまえら」
「野馬杉くん、何か用、」
俺は犬飼さんに危害を与えない様前に出た。
「お前、俺の許嫁と何デートしてんの?」
「わ、私はあなたのことが嫌い、人の事をただのパシリにしたり、自分のものにならないなら暴力だって振るうあなたが嫌い、」
「犬飼、お前ぇ!」
私に殴りかかろうとしてくる瞬間、
パシッ!
「おい、」
「俺の彼女に何手を出してんだ?」
「陰キャは黙っとけよ!」
「はぁ、お前、横桜組の番長って言ったな、」
「そ、そうだ!俺は横桜組の番長なんだよ!」
「よくも俺がここまで育てた組を汚してくれたな」
「覚悟はできてるんだろうな?」
「そ、その額にある傷、」
「も、もしかして横桜組元番長の孤独のアサシンって言われた横時トウイチ?!」
「あぁ、」
「んで、覚悟はできてんだろうな?」
「ひ、ひぃ〜ごめんなさ〜い!」
その後野馬杉の今までやっていた悪事がバレ
犬飼さんとの許嫁の約束は破棄された。
「ありがとう!」
「大したことはないよ、」
「実は君に話したいことがあるんだ、」
「なに?」
「犬飼さん、いやカノ!ぜひ良ければ僕と結婚を前提に付き合ってください!」
「はい!こちらこそよろしくお願いします!」
あの日僕があの約束を聞かなかったらこうなっていなかったかもしれない、
ありがとう運命の神僕は今とても幸せです。