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第弐話 最強の兵士なんですか?

 俺たちはテントから出て夜ご飯を皆で集まって食べた。


「おい、ワイアット!お前今日大丈夫だったのか?急に居なくなって、心配したぞ。」


 中年のガタイの良いおっさんが話しかけてきた。


「あ、ああ大丈夫だ。」

(おい、こいつ誰?)

 《ん?そいつはスタン・グレイスだ。一応年は離れているが俺たちの同期だな。因みにさっきの女も

 俺の同期で、アシュリー・ステイシーだ。一応もう一人いるが…》


 そうワイアットが言おうとした時、一人の男が話しかけてきた。


「やあ!聞いた?明日にはもう帰れるってさ。」


 その男は好青年という感じで身長が高くイケメンだ。


「え、まじか?じゃあ、もう戦い終わり?」

「そうみたいだな。まぁ、後で上の方から指示があるらしい。」

(で、こいつは?)


 俺がそう聞いてみると、ワイアットが文句がありそうな感じで言った。


 《あのな、俺の記憶を見ろよ。》


 呆れたように言う。


(やだよ、グロいのばっか出てくるし)

 《…は〜、そいつは、俺の相棒、親友の

クロード・ハリス。銃の腕、刀の腕共に俺に次ぐ実力者だ。》


 呆れたように答えてくれた。

 なるほど、ある程度分かってきたぞ。

 と、その時…


「敬礼!」


 そんな声が響いた。


(なんだ、なんだ。)

 《上官だ。指示が来るぞ。》


 指示?なんのことやら。


「君たちはよく働いてくれた。

 そんな君たちに朗報だ。いま国から命令がきて、戦争は休戦、直ちに帰国せよ。との事だ」

「「やったー!!」」


 喜ぶ兵士たち。そりゃあそうだ。どこの世界でも戦争は好かれないんだな。


「なんだ、終わっちゃうのか…

 ワイアットに勝ちたかったな…」


 アシュリーが悲しそうに呟く。

 おいおい、しょんぼりするな。

 終わったんだから喜べや。

 そうして、俺たちは国に帰った。


 ――――――――――――――――――――


(ここが、俺たちの国か…)


 俺たちは戦場で戦った兵士。

 3日間の休暇が与えられた。

 もっと休暇あった方がいいんじゃね?と思ったが言わないでおこう。


 そして、この3日間俺はこの世界について、

できる限り調べ案外分かってきた。 


 まず、俺たちの国は軍事国家魔導都市アレストロ。


 頻繁に戦争をふっかけ利益を得る結構悪どい国だそうだ。

 近隣の国だけで近くに4カ国はあるそうで仲はあまり良くないらしい。

 そりゃ、利益のために戦いをふっかける国なんて印象最悪だろう。


 そんで、この世界では兵士になるには8年間16歳から24歳まで専門の学校に通う必要があり、勿論そこに通っている以上10代でも戦場に行かなければならない。


 でも、みんななぜ、命懸けでそんな事を10代の間からやっているかというとお金がかなり儲かるから

 らしい。

 バイトかな?


 その学校を卒業したら、いい仕事に入れるが命をかけてるだけあって給料がいいため、そのまま兵士になる人もいるそうだ。


 スタン・グレイスなんかは、いい年なのに職がなく困っていた時、兵士の募集があり応募したところ合格。

 専門の学校に通わず兵士になれたらしい。

 ただ、一応俺たちと同期。で、うちと学校は寮としての役割がある。

なので、そこで同じ部屋で暮らしている。


 そして、この世界魔導都市というだけあって、魔法などの能力もあるそう。

 いいですね。そういうの待ってました。


 そんな感じである程度この世界について分かってきたところで俺の身体のことだが、

 この身体のワイアットだが、苗字はブルースと言うらしい。


 なんでも、この学校の成績がトップクラス。

 何人も殺してきたらしい。

 異名は白い死神。

 最強の兵士として、有名だそう。

 なんで、白かというと鏡をみて自分の姿を確認したところ髪色が白っぽく少しピンクの感じになっている。目の色は水色だ。

 それで、白なのかな?

 顔は悪くない。好青年という感じ。

 まだ、17歳らしい。

 そして、階級があり、ワイアットは兵長という階級。なので、制服も少し豪華な感じなのだ。

 制服は赤に黒がメインで金が所々配色としてある。

マントみたいなのが小さく肩についているのが階級としての制服の違い。

帽子は赤に黒でこれは他の兵士たちと変わらない。

 さっき話した、3人も俺の同期で隊として俺と共に行動している。

3人も一応階級は俺の一個下上等兵だ。

 ていうか、17歳で兵長とかヤバすぎね。


(お前,そんな強いんだな。)

 《まぁな。取り敢えず,寮に行こう。》


 そうして、俺たちは休暇をおえ、寮に向かった。





説明が多くなってしまいました。

次回から物語をちゃんと動かそうと思います。


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