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第拾弍話 黒服の男たち

「はぁ、はぁ、こいつ、強い…」

「クソガキって舐めてたのに一気にやられてますけど…大丈夫ですか?」


 嫌な顔で煽り散らかす

 そんな中、ロニーは考える


(あの子が使っている銃…ありゃ、 

 "Nemesis ZERO"、本物かよ……) 


 男の子は黒いライフルのようなものを持っている

 "Nemesis ZERO"とは

 この作品オリジナルの銃

 この世界では昔、今よりも多く国同士が争いをしていた。その中で、今の現代の軍事国家はアレストロ

 だが、昔は別のアレストロを上回る軍事国家、セントリアという国があった。この国はどの国よりも、軍事力があり"力と誇り"がモットーの国である。

 この国、セントリアは他国よりも軍事力があり様々な銃や兵器の開発に力を入れていた。

 その中Nemesis ZEROはその国で開発され戦場で多く活躍した武器の一つ。だが、あまりに強大な威力、危険と判断され、製造はおろか出回ったものも全て回収という、製造国ですらも危ないと判断された代物だ。

 セントリアでさえも、昔の話すぎて伝説、架空の国とされているが、その国で開発された武器が今目の前にある。

 ただ、不可解なことがある。強大な威力がらあるだけで出回った物さえも全て回収されてしまったこと。強い軍事力を持つ国家が、造った兵器。強大な威力があるのは当たり前。ましてや、兵器。人や環境を傷つけることが目的。威力が弱いと逆に困る。

 なら、なぜ回収されたのか、噂だと古代魔法を使っていたという話がある。

 実際のところは不明で何もわかっていない。

 あくまで、噂だ。


「お前、それどこで手に入れた?」


 ロニーが聞いてみる。


「お前ってやめて欲しいね。

 僕の名前はレル・ミヘル。階級は一等兵。」


 それを聞いて首を傾けるロニー


「一等兵?

 一等兵がなぜそんなものを持っている。」

「いいだろ?別に、テリー兵長に貰ったんだ。」


 そう言ってレルがロニーに向かって撃った

 慌ててロニーは避けることに成功するが、当たった箇所は紫色の塵になって消えてしまった。


「危ない、崩壊の魔法。やっぱ古代魔法か…」


 そう言ってサブマシンガンをぶっ放すロニーだが、その時、ドゴーーンと轟音が響いた。

 島の岩に黒い船がぶつかった。

 そこから、黒い見たことのない隊服を着た男たちが島に入ってきた。

 それは他のところでも見つかった


「んだよ!このロボットは!、ドローンもうぜえし、明らかに出しちゃいけない兵器でしょ!!」


 スタンが文句を言っていた

 そんな中、一人で逃げ回る男がいた

 田中彼方だった。


「うわ!あんなの相手じゃ無理ですよ!!」

「フフフフ、あなたの隣の兵士は諦めているみたいですね。当然です、僕みたいな天才の頭脳をもつ人に凡夫はビビることしか出来ないでしょう」


(……いや、あいつの方が天才じゃね。

 だって、田中のやつコイツの攻撃全部目を瞑ってまぐれで避けれてるぞ。)


 そんなふうに思うスタンだが一生懸命勝つ方法を考えていた。

 そんな時、黒い船が島に突っ込み、轟音を響かせ、島に黒服の男たちが侵入してきた。


(なんだ、あいつら…ん?あの方向、クロードの方向か?) 


 黒服の男たちは他の兵士たちを無視してクロードのいる方向へ向かっていた


「クロードはこの奥です。ただ、メレディスと一緒みたいですが…」

「問題ない。すぐ引き離す」


 そう言って黒服の一人の男が、クロードとメレディスのもとに着いた。

 その途端、 


「なんだ!こいつら?」

「メレディス上官!囲まれています。」

「こいつら!……」


 状況についていけない中、メイドのローラだけがかなり、焦っていた。

 その時、到着した一人の黒服がメレディスの腹部を持っていた刀で突き刺した。


「なに!?こいつ…どこから、それを……」


 そう言い、意識が遠のいていくメレディス。


「上官!!!」


 そう叫ぶが、次の時、

 クロードが瞬き一回した瞬間

 クロードは黒服たちの船の上にいた。


(なんだ!?能力?)


 困惑するクロード。ここから、脱しようにも持っていた武器がない。

 そして、奥から一人の老師やってきて話し出した。


「やぁ、クロード君には私達の直属の兵士として活躍してもらう。」


 そう囁くように言い、


「はい……」


 クロードは返事をした……



ペリーじゃないよ⭐︎

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