第拾話 陸地大戦
俺たちは陸地へ着いた
「はぁー疲れた、ワイアット、水とって」
アシュリーが俺にそう言う
「えーっと、アシュリーってなんかした?」
「へ?いやいや、一緒にサンディのとこ他の兵士たちも含めて一緒に潰したでしょ!」
あれ、そうだっけ?
俺は近くにいた兵士に聞いた
「おーい!田中彼方!アシュリーって今日何かしてた?」
俺が問いかけると、慌てて答えた
「え!?アシュリーさん?…そうっすね。
なんか、サンディさんのとこで居たような、居なかったような…あ〜やっぱ、居ないっすね!」
清々しい笑顔で答えている。
さわやか、いろ○すの新cmに出れそうなほどに
「いや!居たから!居たからね!」
そう慌てて訂正するアシュリー
「まぁまぁ、冗談だって…」
たぶん。ね、
そんな事を話していると、
メレディス上官が前に出て話し始めた
因みに,今俺たちは海上での戦いからマッハで陸地に到達し、そこで他のアレストロの部隊を待つことにした。
だが、多分あと数分でテリーのとことサンディのとこの奴が来るので、取り敢えず応援部隊が着き合流するまでこの島で休みつつ、戦わないといけない
「いいか!今から応援部隊がこっちに来るが、
おそらく、敵国の方が着くのが早い。
全力でここを阻止するぞ!」
「「はい!!」」
「ロニー、気配は?」
「はい…今のとこは、生命反応は俺たちを含めてないですね」
淡々と答えるロニー上官
「ならよし、お前ら警戒しとけ。
何をしてくるかわからない。油断はするな!」
この島は中央に森があり、俺たちはそこでテントを張り、休みつつ、身を潜めている
その時、
「あ、あ〜!!!」
なんだ?
叫び声が少し離れたところからした
「ん?なんだ!クロード、アシュリー、スタンは
ここで他の隊員と集まって武器を構えとけ!
俺と、ワイアット、ロニーで声の方へ行く」
そう言って、俺たち3人は声のした方向へ向かった
場所は俺たちが居た森の少し奥、
この位置はおそらく、敵がいつ来たのかすぐ分かるように、配置した監視部隊の一人の位置
そこに、汗をながし焦った顔をしている一人の男兵士がいた。
「お"、あ''ーだす、けてくだ、さい!」
すごい焦りようだなどうした?
「ワイアット!気を付けろ!!この周辺の足元、
地面に地雷があるぞ!!」
メレディス上官が教えてくれた。
「オーマイグンネス!」
「どうします?メレディス上官、」
「地雷…おそらく、ここで昔に戦った敵国の物だろう全部回収ができていなかったのか…すまん。」
そう言い、帽子を深く被りながら言うメレディス上官
「そ、そんな!!う、嘘だ!…」
パン!
その時、銃声が響いた
さっき、地雷を踏んで焦っていた、男兵士があっさり、静かになった。
脳天をぶち抜かれたのだ。
「気をつけろ!敵が、」
、!!違う!まさか、
「おい!はな…」
俺がそう言おうとした時、
バーーーン!!
地雷が爆発した。
「危なかったですね…念の為、盾を持ってきておいてよかったです」
そう言ってロニー上官が盾を構えて、俺とメレディス上官を守ってくれた。
ロニーが持っていた、盾これはアレストロで開発されたもの。普段は小さな丸い金属、だが中央にあるボタンを押すと、この丸いとこから展開される
不思議な盾。防御性能も耐久性も勿論優れている
byワイアット
そんな事はさておき、敵がもう来たようだ、
まずいな
ドドドド!!!
バン!バン!バン!
銃声が反対方向から音がしている。
「テントからか!」
まずいな…
「早く、戻ろう。」
その時、
「そうは、」
「させないわよ!」
サンディとテリーが俺たちの前に現れた
「コイツら…」
「二人とも、ここは俺がやる。
二人はテントの方へ戻って指示をしてくれ。」
「ワイアット…分かった。
お前を信じよう。ただ、絶対に死ぬな。これは命令だ。」
「分かってるよ。」
そんな事は分かっているとも、
死ぬことは俺のプランに入っていないんでね。
とにかく、この二人を本拠地に戻しておけば、
この戦いの基盤ができる。連携、指揮が取れるというもの。
そうして、二人はテントの方へ戻った。
「おら、二人まとめてかかってこい。」
「お?いい度胸だな。ワイアット!」
「よし。なら行くぞ!」
俺がこうやって調子乗るのはなぜか、理由は一つ
ワイアットがやりたい事があるらしい。
という事で、戦いが始まった
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「ちくしょう、数が多いな。うん?」
「貴方の相手はこの私です。」
「メイドさん?まぁ、そうなるか、よし、かかってこいよ、」
少し離れたところで
「いきなり、戦いか…盛り上がってきた!!」
アシュリーは燃えていた
「次こそは…あれ?ロニー上官?」
「ん?アシュリーか…大丈夫か?」
「私は大丈夫だけど…」
合流する二人だが、後ろから一人きた
「君たちが僕の相手だよ。」
後ろから来たのは小さい人。
男の子だが、身長は120センチぐらい。
小学生ぐらいの大きさだ
「相手?子供?あんたが勝てるわけないでしょ?」
アシュリーが煽るが、簡単にあしらう少年
「僕は勝てるよ?あんたらみたいなアホにはね。」
「アシュリー気をつけろ。こいつ、テリーのとこの奴だ。なにか、仕掛けがあるかも…」
「フフフフ、そっちの人は賢いみたいだね」
不適に笑う少年、戦いが始まった
また、違うところでは
「ったく、何人もいるな。
二つの軍隊がひとつになってるから仕方ないか
ん?」
スタンが見る先に、
男の兵士がいた
田中彼方だ。
「うわ!!、危な!」
「おい!お前?素人かよ!」
「す、すみません。あ、ハクション!」
くしゃみをしたその時、
スン!何かが田中彼方の頭の上を掠めた
銃弾だった
「ん?お前、運いいな。
今、当たってたら,死んでたぞ。
にしても、お嬢さん?と、決着つける予定だったけど、また今度でいいか」
「あ、そ、そうですか?」
そんな事を言っていると、
「はずした?おかしいなちゃんと計算したはずなのに…」
そう言って、出てきたのは
ひ弱そうな男の兵士?白衣を身につけている
ただ、その下から見える服、おそらくサンディのどこのやつだろう。
隣にはハイテクそうな、ドローンのようなものがあり、そこから銃弾が出てきたようだ。
「彼方。戦えるな?」
「え、」
(断ったら、この人に殺されそう。
それに、僕は兵士になったんだから!大丈夫)
田中彼方はそうやって自分を励ました
そうして、戦いが始まった。
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同時期、
「おい、そんなもんか?」
「案外、大したことないんだな!」
痛い、ボコボコにされた。
まぁ、わざとだよ?勿論
さてと、ここからまぁ、ワイアットと俺がやりたい事だ。
バトンタッチ。選手交代。
「よぉ、お前ら久しぶり。よく、やってくれたな?」
威圧。圧迫感。
二人は同時に感じていた。
ワイアットが一時的に、自分の身体を操作している
戻ったのだ。
「やっぱりできな。よし、さて、反撃開始だ。」
田中彼方。
たなかかなたと読みます。
上から読んでも下から読んでも、たなかかなた。
いいですね。




