私のエッセイ~第六十七弾:「東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件」の衝撃!!!(番外編3)~稲川淳二氏のコメントへのコメント
皆さん、こんばんは!いかがお過ごしでしょうか・・・?
ここでは、同事件における、稲川淳二さんのコメントをお届けします。
実はですね・・・このコメントは、稲川さんが昔出した「怪談話」のDVDに収録されていたお話なんですが、この事件にまつわる、あるエピソードなんですヨ。
しかしですね・・・これまでの事件の経過をご覧になった読者の皆様にはお分かりいただけると思うのですが、稲川さんのコメントね・・・
「事実とぜんぜん違うッ!!」
ってことなんですよ。
今から、それを掲載しますが・・・これは、そのDVD中の稲川さんのしゃべった内容を、私がノートに一字一句正確に書きとめ、それをまとめたものです。(三島さんの時とまったく同じですね。)
では、どうぞ!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
【稲川淳二氏のコメント】
これは、憶えてらっしゃる方も、随分いらっしゃるんじゃないかと思うんですがねぇ・・・。
どのぐらいか前になりますかねぇ・・・。
もう、だいぶ月日が経ってますけども・・・。
「連続幼女殺人事件」ってあったのを、ご存じですか・・・?
生々しい話で、とってもあたし、これ、やなんだけども・・・
幼い女の子を殺してバラバラにして、で、その死体を焼いてね・・・
骨を・・・親元へ届けた。
当時私は、朝の番組をやってましてねぇ・・・・・それで、もう・・・許せなかった!
私にも子供がいるわけだ。
「人を生かす」ってのは、大変なわけだ。
・・・それをね、罪もない子供を殺しといて、それをバラバラにして、焼いて、骨を親元へ送りつける。
人間のすることじゃない!
私、夢中でそれね、「許せない!犯人は!?」って言って、騒いだんです。
・・・仕事忘れてたなぁ。
次の週、テレビ局行きましたらば、そこのお偉いさんが待ってる。
警視庁のお偉いさんも来てるんですよ。
「稲川さん、ちょっと時間よろしいですか?」
で、「はい。」って、行きましたら、
「・・・実は稲川さん。先週あなたが話をした・・・そのことで、犯人から手紙が来てるんですよ。これは稲川さん・・・明らかに、あなたに対する手紙ですよ。」
って言うんですよ。
で、局のお偉いさんが、
「稲川さん、どうします・・・?番組中、稲川さんはコメンテーターですから、いくらでも話ができます。番組中、また稲川さん・・・このことについて、お話しますか?それならば、時間取りますから。」
って、言うんですよ。
すると、警察のほうでは、
「ただ稲川さん・・・これ、犯人分かってない。あなたのすぐ身近な人かもしれないんで、あのう、ご家族のほうは、我々がちゃんと、しっかりお守りしますよ。」
って言ったんで、
「いや。守って頂かなくてもけっこうです。守らなくてもけっこうですが・・・私ちゃんと、今日言いますよ。」
と言ったんですよね。
~ ~ ~ ~ ~
・・・で、犯人が捕まったわけですよ。
警察から連絡頂きました。局からも来ましたよ。
犯人の車の中、犯人の家に、私のね・・・「恐怖物の本」だとか、ビデオもあったそうです。
ま、他にもいろんな物が、ずいぶん見つかったんですが・・・
彼は、どうやらこの・・・・・「心霊ファン」だったんですね。
で、話はフッとまた元に戻りますがねぇ・・・
実は・・・警察が調べたそのときに、犯人が何をね、自供したかというと、彼が、その「幼女殺人」を思い立ったというのは、そのトンネル(DVD中、この話の前半で紹介していた某トンネルのこと。)
だって言うんですよ!
犯人・・・「宮崎勤」というんですがね・・・
この宮崎勤という男が、実は「心霊スポット回り」をしてたんですねぇ。
で・・・行ってはいけない、そのトンネルに行っちゃった。
我々が入った、その「金網」(トンネルに入れないようかけてあったもの)
・・・切ってあった。
彼が切ったんですよ!
・・・入っちゃった。
で、彼の自供によると、トンネルの中ずーっと歩いてって、途中まで行った、ちょうど中間点ぐらい。
そのときに、フッと頭ん中に、「幼い女の子を殺さなくちゃ」
と思ったって言うんですよ。
・・・突然それを思い立ったって言うんですよね。
で、この犯人を捕まえに、警察が行ったときに・・・彼が逃げた。
山狩りになって、彼が発見された場所は、なんとそのトンネルの中だったんですよ。
その、一番の真ん中辺り・・・。
うずくまっていたそうですがねぇ・・・。
独りでいるには、とてもじゃないけど居られない。
それだけでも怖ろしい場所に・・・
彼は、ずーっと身を潜めていたんですよねぇ・・・。
~ ~ ~ ~ ~
・・・それって、一体何だろうと思った。
で、私また調べた。
・・・あることが分かったんですよ。
というのはね。
このトンネルの入り口・・・東京側ですがね、ちょっと距離を置いて、家が一軒建ってるんですよ。
今、壁が全部はがされてる。
骨組みだけになってる。
ただ、屋根はのってるんですが・・・話によると、ここは元居酒屋だったっていうんですね。
おじいさんとおばあさんと、お母さんと、その娘というのが、4人でもって、ここで居酒屋をやっていた。
・・・この山ん中ですよ。
人が通る道じゃないんだ。
これはたぶん、そのセメントを運んでくる人たちのための居酒屋だったんでしょうね。
・・・そんなある日。
男が一人ね、ナタを持ってやってきて、わけもなく、そのおじいさん、おばあさんを、頭かち割っちゃった。
で、逃げる母親も、殺された。
・・・その女の子はね、傷を負ったんですが、トンネルに逃げたっていうんですよ。
その真っ暗のトンネル。
・・・それ、夜の出来事なんですよ。
トンネル、昼間でも暗いんだ。
その暗いトンネルの中・・・逃げてく女の子を、男が追ってきたんですよ!
で、トンネルの中央・・・
全く何も見えないような暗闇の中で、女の子の頭・・・
かち割ってるんですよねぇ・・・。
・・・宮崎勤が、「女の子を殺さなくちゃ」と思った、同じ場所なんです。
ただ、申し上げたいんですがねぇ・・・
「罪は罪」なんですよね。
これは、「罪」ですよ。
・・・私は、だから、彼を弁護してるんじゃないんですよ!
霊のせいにしてるんじゃない。
どうやらその場所には・・・何らかの「不思議な力」が作用してたんじゃないかなぁ・・・・・
ということだけを言いたい。
・・・やっぱり彼は・・・罪を償うべきですからねぇ。
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管理者「ブラック・ジョーク」からの補足(← 昔の私のハンネです。)
宮崎勤の逮捕時に、「会社員に数発殴られて、駆けつけた警察に引き渡された」というのと、稲川氏の「宮崎はいったん逃げて、後に山狩りで捕まった」というのは矛盾するようですが、会社員に殴られた直後、実際は車に逃げ帰って逃亡していたのかもしれません。
・・・何らかの理由で、警察がそのいきさつを伏せていた可能性があります。
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あれから、十数年。
こうして今、このサファイアの涙が読み返しましても・・・「稲川さん、この情報のソースって、いったいどこなのよ???」」と訊いてみたい気持ちで満々ですわ(苦笑)。
でもね、それでも私、稲川淳二さんが大好きです!
しかし・・・「間違いは間違い」です。
好きも嫌いも、関係なし。
それだけをお伝えして・・・いよいよ次は、「極秘情報」ですね。
くれぐれも、苦手な方は、ご遠慮くださいまし・・・。 m(_ _)m