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新宮党の一矢  作者: 次郎
1/63

登場人物紹介

 ※登場人物の設定は史実と違う場合があります。

 ※名前が史実でわからない人物は、勝手ながら独自でつけており

  ます。

 ※架空の人物も入れてあります。

 ※順次追加していきます。

 

 以上、申し訳ありませんがご了承ください。  



尼子家


新宮党    戦国大名尼子氏に仕える精鋭部隊 一騎当千の強者

       がそろう 党首は尼子国久 主力はその息子である

       三兄弟

尼子敬久   新宮党の一員 国久の三男 周囲からは愚図だと思

       われている 弓の腕は超一流

尼子誠久   新宮党の一員 国久の嫡男 武勇に優れ呆れるほど

       強い 真っすぐな性格だが時に傲慢でよく激して晴

       久と衝突する

尼子豊久   新宮党の一員 国久の次男 兄誠久と同じく晴久と

       は不仲だがその対応は冷静 国久は三兄弟でもっと

       も頼りにしている

尼子晴久   尼子宗家当主 経久嫡男政久の子 何かと先代経久

       と比較されるために過小評価されている 新宮党三

       兄弟とはともに育った仲だが現在は不仲

尼子国久   尼子経久次男で新宮党党首 武勇に優れる誠久に後

       継者として期待する一方、その傲慢さを危惧してい

       る 甥の晴久に絶対の忠誠を誓うが、新宮党の権益

       は守らなければならないと考えている

尼子経久   謀聖と称されるほどの策略家で尼子氏隆盛の基礎を

       築く 死の間際晴久に一門の結束と毛利への警戒を

       遺言して死す 

尼子久幸   新宮党の実質的な創始者 経久の弟 吉田郡山の戦

       いにおいて晴久に臆病野州とそしられながらもその

       身を守り壮絶な死を遂げる これが誠久と晴久の間

       に大きな亀裂を作ることになった

美玖の方   国久の娘で晴久の正室 晴久を深く愛しており、実

       家である新宮党との板挟みで苦労することもある

早の方    敬久の正室 病弱で長く臥せっている。奥方として

       の務めを果たせないことを悩んでいる

塩冶興久   経久三男 尼子宗家に対して反乱を起こす 天文三

       年鎮圧後もその後遺症を出雲に残している

尼子政久   経久嫡男 若くして戦死する 笛の名手

亀井秀綱   晴久側近 経久の頃からの重臣でその信任も厚かっ

       た 尼子宗家のための行動が誤解を生むことも多く

       奸臣と見られることもある

宇山久兼   晴久側近 実直な性格で宗家に対して高い忠義心を

       持つ

佐世清宗   晴久側近 宗家の権力拡大のため様々な策を使い新

       宮党と対立する   



鉢屋賀麻党


鉢屋弥雲   尼子宗家に仕える忍者集団鉢屋賀麻党の党首、弥一

       郎の子 賀麻党後継ぎで腕は確かだが、大らかな性

       格で苛烈な任は少々不得手

海堂     賀麻党の忍び 弥雲の兄貴分的存在で賀麻党の暗部

       を一手に引き受けている 弥一郎や角助の弥雲の育

       て方に不満を持っている

鉢屋弥一郎  鉢屋賀麻党現党首だが、病に倒れ息子の弥雲に代行

       させている

角助     弥一郎の父、弥之三郎の頃から仕える賀麻党の生き

       字引的存在 弥雲の前には弥一郎の兄、弥之助の子

       である弥山を後見していた

鉢屋弥之三郎 鉢屋衆中興の祖 尼子経久に協力して以降、その片

       腕となって出雲統一を影から支えた



毛利家


毛利元就   安芸の国人領主 出雲攻めの敗戦で多くの家臣を

       失ったことにより尼子宗家と新宮党の離間を画策す

       るようになる 餅が大好き

鉢屋弥山   元は鉢屋賀麻党の一員であったが、父弥之助と叔父

       弥一郎の争いに巻き込まれ生死の境を彷徨う 元就

       に惚れ込み仕えることで復讐を成そうとしている 

       出雲攻めの後、元就の命を受けて鰐淵寺の僧として

       新宮党に接近し、敬久と出会う

毛利隆元   元就嫡男 将来の毛利家当主として十分な器量を備

       えるが、先代の影に隠れるという意味では晴久と似

       ている 何かと父や弟たちに振り回される苦労人

少輔次郎   元就の二男 のちの吉川元春 呆れるほど戦に強い

       その上曲がったことが大嫌いで融通が聞かない 根

       性が座りすぎて周囲が驚く突き抜けた行動をとるこ

       とが多々ある

徳寿丸    元就の三男 のちの小早川隆景 幼い頃から才気煥

       発 長じては父に似る 二人の兄を弄るのが趣味

杉大方    元就の養母 元就の人格形成に多大な影響を与える

       毛利三兄弟にとっても祖母のような存在

美国の方   元就の正室 毛利三兄弟の母 毛利家を照らす太陽

       のような存在だが、長女の死はいまだに彼女の心に

       影を落とす

志道広良   毛利家家臣 元就の器量を見抜き育てた重臣 隆元

       の後見役も務める

渡辺通    毛利家家臣 かつて父が元就に反逆して粛清されて

       おり、いつか汚名をそそごうと機会をうかがってい

       る 忠勇の士

桂元澄    毛利家家臣 通と似た境遇のため仲が良い 少々口

       が悪い


     

大内家


大内義隆   大内家第三十一代当主 天下にもっとも近い男 外

       征には消極的だったが、ついに満を持して尼子討伐

       の兵を挙げる

陶隆房    大内家の家臣 武断派 女のようにも見える美男 

       かつて義隆とは衆道関係にあり、絶対の忠誠心を持

       つ

相良武任   大内家の家臣 文治派 その有能さを買われ、右筆

       から大内重臣まで昇りつめた男 隆房に一方的に憎

       まれている

内藤興盛   大内家の家臣 武断派 義隆の父義興の頃からの重

       臣 娘は義隆の養女として隆元に嫁ぐ

杉重矩    大内家の家臣 重臣だが隆房とは不仲 場当たり的

       で利に転がる性格

冷泉隆豊   大内家の家臣 剛毅な性格で、義隆だけでなく家中

       の信頼も厚い 武任と仲が良い

大内晴持   義隆の甥 後継ぎのいない義隆の養嗣子となる 義

       隆の寵愛と期待を一身に受けるが、家臣に対して傲

       慢

田子兵庫頭  大内家の家臣 月山富田城攻めの指揮をとる



吉川家


吉川興経   元就の甥で、美国の甥でもある。武勇に優れるが思

       慮が浅く、家中の求心力は低下している つまりは

       脳筋

吉川経世   興経の叔父 何かと興経の行状を正そうと叱るが、

       あまり効果はない模様 義兄の元就と仲が良い 吉

       川大内派の中心

宮庄経友   経世の兄で興経のもう一人の叔父 尼子派の中心で

       長く家中を主導してきた 娘は興経の側室で千法師

       を生む



国人衆


小早川興景  安芸の国人領主 竹原小早川家当主 同じ国人領主

       である元就を尊敬しており、死の間際に竹原小早川

       家の未来を託す 正室は元就の姪

小早川正平  安芸の国人領主 沼田小早川家当主 以前大内を裏

       切り尼子に従属しようとしたため義隆に遺恨を持た

       れており、出雲攻めの撤退で命がけの殿を命じられ

       る 死を覚悟した時、元就に幼い我が子の命運を託

       すが……

熊谷信直   安芸の国人領主 父の仇である元就と吉川とは仇敵

       の間柄だが尼子方の武田氏と対立し大内方に鞍替え

       する

熊谷直続   信直の弟 武勇に自信があり瀬戸山城の戦いで先駆

       けを敢行するが新兵器鳥銃によって無残な死を迎え

       る

三刀屋久扶  寝返り三人衆の一人 大内、尼子、毛利の間で寝返

       りを繰り返す

本城常光   寝返り三人衆の一人 武勇には優れる

三沢為清   寝返り三人衆の一人 幼少であるため寝返りは家臣

       が主導している本人はのちに毛利に忠誠を誓う



鰐淵寺


和多坊栄芸  鰐淵寺和多坊の僧侶 高僧として名高い かつて尼

       子に属していた頃の元就と親交を結びその人柄に惚

       れこんでいる

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