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だから、失う時間がないです。
九幸は弓手の後ろ姿を見ながら、弓手の言葉が耳に響き続ける。九幸は小剣を振り上げ、ぼんやりと見つめていた。
「そうです。あなたは、私のです。誰のものでもない、私が得たものです。」うん、ゆっくりと剣を鞘に刺して、立ち上がって、体の泥をたたいて、弓手に追いかける。
「どうですか?」少年は帰ってきた二人を見て、懐の木の枝をおろしました。弓の手は手の中の足を投げてニワトリの死体に躍って、腰を伸ばしています。
今日も疲れました。寝ます。食事をする時は私を呼びます。
そう言ってたき火の方へ歩いて行きました。
少年は九幸のそばに行って、そっと尋ねました。どうしましたか?疲れましたか?九幸が首を振る。
いいえ、ただ…まだまだ勉強したいことがたくさんあります。
だからびっくりしましたか?剣士が歩いてきて、九幸を見て言いました。
九幸は顔を上げて笑いながら剣士を見ました。
だから…落ち込んでいる時間はないです」