6〜10
増えるドーナッツ爆弾
ドーナッツが
増える
何故か
すごく
とはいえ、勝手には増えない。必要な時だけである
ちぎったドーナッツを何らかの液体に浸け、必要な数を思い浮かべると質量保存だなんだを無視して増える
飲めない液体だろうが食べれるドーナッツになる
液体の量は関係なく、やっぱり増える
しかもドーナッツの、オールドファッションの中ではすこぶるうまい部類にはいる
結果、世界の許容量を圧倒的に超過
枠ごと一つの世界が滅びたのであった
暴食刀
鍛えに鍛え、あるだけですべてを浸食する包丁
なお、死んだ食材にしか傷は付かない
あくまで料理用なため、浸食効果はほぼ死んでいる
世界名《WAgNaKULU》のワールドオーダー、世界の管理者すら想定していなかった武器
武器種を包丁にした結果の調理適性武器化
BADステータスを悪用した安全設計
惜しげもなく素材を注いだが故の成長可能特性
ついでで付けられた食材のみ容量無限のアイテムボックス
その効果の付属品な半径1km内にあるアイテムの収集機能
収集したアイテムで包丁自体の強化を行うぞ
朝昼晩の毎食ごとに千食、作った料理を食されることで包丁のステータスレベルが上がり、今では包丁を食材に突き刺すだけで料理が出来る
ダウングレード版の過食刀もあり、そちらは暴食刀と経験値が連動している
《積み木の森》
頂点のひとつ
右に科学幻想、左には最果て
一人を残し既に滅んだ世界
滅んだ理由はわからず、そもそも実際に滅んだのかも定かではない
真っさらな球体に、崩れた積み木の山と、積み木の寝台で眠るカリカ
それだけの世界が、積み木の森だった
弱者
弱き者のための武器や装身具
どの様な形であれ、シリーズ名として弱者と呼ばれる
持つ者に、製作者と同等の魔力をノーコストノーデメリットで与える
……困ったことに、製作者って全世界でも魔力量一番多いんだよなぁ
あまり作んないでほしい、回収に困るから
大樹老
四大、否、三大能力の一つ
木の根、木の元、暮らす一族が脈々と繋ぐ力である
木々、植物の種子を自身の身にて育て、力とする
その種子の中でも、『回帰』を越えたものを大樹老という