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嫌な予感



俺が静香さんと一緒に買いに行ってる最中、何か周りがやたらと騒がしいことに気づく。



嫌な予感がする…俺の勘がそう言っている。俺の勘は毎回マイナスのほうによく当たるから余計にーーー!



まさか神戸になにかあったのか?

あいつの容姿は今は女だし何かあってもおかしくはない。



……一応様子を見に行っとくか。俺の勘が当たらないとこを祈る。



「静香さん。俺ちょっと神戸の様子見てきます」



「……いいわよ。私も気になっていたから丁度いいわ。お願いできる?」



「はい」



並んでいた列から抜けて神戸のいるほうを目指す。



やはり、俺の勘は当たっていたか…

あいつの座っている場所から男の怒鳴り声に似た声が聞こえてきた。



周りの野次馬共を押しのいて、行って見るとチャラい男が神戸の手首を無理やり掴み連れ去ろうとしていた。



あいつはチャラ男の無理やり掴んできている手を虚ろな目で見つめ、恐怖で顔を染めている。



「ーーーッ!!」



あいつの表情を見た瞬間、どうしようもないほどの殺意が芽生えたが理性で抑え込む。



チャラ男に近づきあいつを掴んでいるほうの手首を骨を折るつもりで掴む。



チャラ男は痛みに顔を引きつらせ掴んでいた手を離す。



そして、神戸を身体を抱き寄せ、怒りに震えながらチャラ男を睨みつけながら言う。



「おい………俺の連れに….何してんだ….」



自分でも驚くようなドスの効いた声が出る。



チャラ男をは恐怖でガクガクと体を震わせている。



「………消えろ」



「ヒィィ!!」



目に涙を滲ませながらチャラ男は一目散に逃げて行った。



チャラ男が去ったのを確認した後、腕の中の神戸を見てみると気を失っているようだった。



気を失っているとは思わなかったので不覚にもオロオロしてしまう。



「……神戸は無事のようね…」



後ろから声がしたので振り向いて見ると静香さんが少し安心したような表情で立っていた。



「あ、あの…なんか神戸、気を失っちゃったみたいで…」



「なら今日はいったん帰りましょう。神戸の具合も気になるし。帝君には悪いけど神戸をおぶってもらっていいかしら?」



「わかりました。いいですよ」



静香さんは慈愛の表情を浮かべ、神戸の頭撫でた後、ショッピングモールの駐車場の方へと歩いて行くので慌てて神戸をおぶって後に続く。



駐車場に向かう途中に会話は無く。無言のまま車に乗り込み、神戸を寝かせる。俺はその隣に座る。



車を走らせている最中も無言が続く。



神戸の規則正しい寝息が無言の車内に響く。



その後も会話は無く姫乃家に着いた。

神戸をおぶって家にあがると神戸を部屋に寝かせてきてくれる?と言われたので2階にあがるために階段をあがる。



さっきまで気がつかなかったがこいつは凄く軽い。男の頃はもう少し重かったのにな。



少し感傷に浸っていると神戸の部屋に着いたので中に入る。

漫画や服が散らかっていて汚ないな。少しは片付けろよ。



そっと神戸をベッドに寝かせる。

女になっからかベッドが少し大きく感じる。



部屋を出て静香さんのいるリビングに向かう。

リビングに入ると静香さんが夕飯の支度をしているところだった。

俺がリビングに入ってきたのに気づいたのか静香さんがいったん支度を中断し、ダイニングテーブルに座った。



「……帝君…少し話したいことがあるの。時間は大丈夫?」



「あ、はい。大丈夫ですけど……」



静香さんは真剣な表情しながら言ってきた。

時間はまだまだ余裕があるのでなんの問題はない。



俺は静香さんの真剣な表情に気圧されながらも対面の椅子に座り、次の言葉を待った……










なんか中途半端に終わってしまいましたorz

できればもう1話投稿したいと思います。

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