魔女に転生したんだけどヒロインの様子が何だかおかしい
この世界に生まれた時から、何故かうっすら前世の記憶があった。
多分それは、身に溢れる膨大な魔力のせいで。
気が付いた時には私は妖精であり、魔法使いだった。
色々な魔法を使えて便利~~なんて思ってたけど制約がある。
それは、願われたら叶えなければならないって事。
勿論、全ての願いを叶えていたら色々カオスになるし、私だって過労死する。
けれど、どうしてもどうしても抗えない願いと言うものがあるのだ。
でも、私は生来面倒くさがりな性質なもので、出来るだけ楽をしたい。
魔法で楽出来るじゃん?
そう思うかも知れないけれど、魔法だって万能じゃない。
万能だったら制約も何とか出来るし、私が神にだってなれるんだよ。
いや、正直言うと、魔女になった時は浮かれて、我は神なり……なあんてやってた黒歴史はある。
神じゃねぇんだよ!
普通の!魔女!
魔法を使ったら疲れるし、時間が経ったら解けちゃう。
だから、使い魔を育てる事にした。
もうね、きっちり厳しく仕込んだよね。
楽をしたいがために、がっつりその分労働したね。
使い魔は動物達で、私と繋がっている以上、動物の寿命の枠からは外れてる。
私が出張らなくて良さそうな案件は、彼らを派遣して終わり。
ミスが起きた時だけ、私がアフターサービス。
勿論失敗したらお仕置きもする。
そんなこんなしてたら、彼らも失敗しなくなったし効率も良くなってきて、私もぐうたら生活が板についてきた。
のんびり惰眠を貪っていたある日、私は飼い猫に前足でたしたしと顔を叩かれた。
「はぁん、肉球ぅ」
「起きてください、ご主人様」
彼は執事を任せている黒猫様だ。
ご主人様とか呼んでくるけど、全人類も魔女も猫の下僕なので、私はむくりと起き上がる。
「森の中に住まう、美しい少女が衣装を着て舞踏会に行きたいそうです」
「身の程を知れ~~」
私はそれだけ言って、こてんと横になった。
なったけど、自然と身体が起き上がる。
あ、これ駄目な奴だ。
断れない強制任務。
「何で森の中に住んでる女が舞踏会なんて派手な場所へ行くのよ~~?ありえなくな~~い?」
「森の中といっても、きちんとした屋敷にお住まいです。けれど、継母と義姉達にこき使われていて、豆を選り分けないといけないらしく、今鳥部隊が何とか選り分けを開始してます」
「じゃあもうそれでいいじゃん。あとはほら、衣装だって運ばせて……ああ~駄目だ勝手に身体が動いちゃうぅ~~」
「いい加減諦めて行ってきてください」
「ぴえん」
私は嘆きの呪文を口にしつつ、箒に跨った。
空を飛んで、現場へ向かう。
そして思い出した。
「これってシンデレラじゃない?」
思わず口にしてしまった。
でも鳥がいるなら鳥が全部やればいいのに。
調教したの私だけど。
そして、私が調教した鳥だから、豆を選り分けたり話を聞いたりする事は出来ても、魔法は使えない。
彼らも囀りで私と意思疎通は出来るけど、私にだけだ。
「ん~む、それなら仕方ない。衣装だけ適当に作って持って行かせてもいいけど、馬車は無理だもんな」
私は黒猫様に指示された庭へと降り立つ。
「うんうん、庭にカボチャもあるし、馬車の用意出来るね、よし、来い、鼠達」
呼べば、あちこちから鼠達が走り出て来る。
「良く聞け、鼠共、この一番立派な南瓜を豪華な馬車に彫刻せよ」
「イエス!マム!」
整列した鼠達が、二足で立ち上がって敬礼した後で、南瓜に向かって走って行き、歯で削り始める。
うむうむ、と見守って、大きめの鼠の一匹を摘み上げると御者に変身させた。
「お前は御者ね」
「は!光栄であります!マム!」
励ましのつもりで、杖でぺしりとお尻を叩けば、御者はピンと背を伸ばして反らした。
「素敵……お姉様とお呼びしても?」
「へぁ!?」
何時の間に忍び寄ったのか、粗末な服を着た美しい少女が胸の前で指を組んでキラキラとした青い眼でこちらを見て来る。
見られてた。
「あー、舞踏会に行きたいのよね?叶えに来た魔女だから、お姉様はちょっと……」
願いを叶えてる途中に、突然お姉様呼びの許可をぶちこんでくる人は初めてだ。
夢と魔法の世界だけど、滅多に起こらない。
「はいっ、じゃあ衣装と宝飾品と化粧もちゃちゃっとすませましょー」
何か言い出しそうな素振りの娘の言葉を遮る様に私は言った。
杖を一振りすれば、光の粒子が彼女を覆って、立派なお姫様の出来上がりである。
「まあ……!」
自分の姿を見て、娘は笑顔を浮かべる。
うん、美しいね。
王子いちころだわこれ。
絶対いけるやろ。
私も自分の魔法に満足した。
でもって、懐から硝子の靴を取り出して足元へと置く。
「靴はこれね」
「綺麗……」
娘の白いつま先が滑り込むと、硝子の靴はすんなりとそれを受け入れる。
よおし、サイズもオーケーだ!
「ああ、そうそう。魔法は0時になると解けちゃうから、それまでに帰ってくるのよ?元の服に戻っちゃうからね」
「分かりました!お姉様!」
あ、こいつ私がはっきり断らなかったからって勝手に呼んでる!
まあいいか、少しの間だし。
鼠達が南瓜を削り終わって整列してるので、出来上がった南瓜を魔法で大きくして馬車として整える。
うむ、良い仕事だ!
後で美味しいチーズを食べさせてあげよう。
選んだ鼠を何匹か馬にすれば、御者が手際よく馬車に繋ぐ。
「行ってらっしゃい、楽しんで!」
「はい!行って参ります、お姉様!」
私はひらひら手を振って、見送る。
さあて、家に帰ろっと。
シンデレラの物語も色々ヴァージョン違いがあるから、どうなるか分からないけど違ったとして宴も続けて二晩か三晩がせいぜい。
明日また来ればいいよね。
私はさっさと箒に跨って我が家に帰った。
あとは監視用の梟たちの報告を待ちながらお菓子でも食べて待ってようっと。
なんて、のんびりしていた私。
その後仰天の報告を聞く事になろうとは……。
***
「ねえ、御者さん」
「はっ、何でありましょうか?」
「さっき、お姉様にお尻を叩かれて、光栄だと仰っていたけれど、何故?」
御者は背筋をピンと伸ばして答える。
「あれはマムの激励であり、ご褒美であります!!」
「まあ、そうでしたの。教えてくださって有難う。では行って参ります」
鼠の侍女に付き従われながら、美しい娘は王城の階段を軽やかに登って行った。
舞踏会の会場に入れば、その美しさと衣装の見事さに誰もが目を奪われる。
花嫁探しに倦んでいた王子とて例外ではない。
陽の光を集めて結い上げたような金の髪、白く透き通る肌には薔薇色の薄い紅が頬に乗っている。
青い眼は鮮やかに照り返す海の色で、唇はまるで薔薇の花弁のようだった。
王子は見惚れるままに、娘に手を差し出したのである。
「どうか一曲、貴女と踊る栄誉を私に」
「はい、喜んで」
小さな白い手を乗せられて、王子もまた頬を染めて踊り始めた。
軽やかな足捌きはまるで羽が生えた妖精の様に鮮やかで、翻る衣装の色も素晴らしい。
国王と王妃はお互い目を見交わし、満足そうに頷く。
どこぞの貴族か姫君か。
何にしても美しい見た目だけでなく、舞踏も巧みで、何より王子が恋をしている。
だが、参加していた令嬢達は落胆した。
どう考えても敵わない相手が、突然現れたのだ。
もう無理……とそれぞれ次の相手を探し出す。
踊り終えた二人が、手に手を取って庭に出て行く後ろ姿も国王夫妻は笑って見逃したのである。
匂い立つ薔薇の庭園で、王子は熱情を込めた目で娘を見た。
「名を教えてください、美しい人」
「エラ、と申します」
「エラ、美しい名だ。私は貴女との婚姻を望む。どうか、生涯私の隣に居ては貰えないだろうか?」
だが、エラは美しい顔を横に向けて目を伏せる。
それは、拒絶の姿勢のようで、王子はその場に片膝を突いて見上げた。
「どうか、断らないでくれ」
「身分違いですの。わたくしは、貴族ですらありません。この国では女性は爵位を持てませんから、母が伯爵家の人間だとしても、配偶者の父が今は伯爵です。けれど事故にあったと報せがあったきり……」
「法律など変えてみせる。正当なる後継者ならば、貴女と私の子の一人に貴女の家の領地は継がせれば良い」
「でも、国王陛下と王妃殿下に反対されるのではないかしら?」
たとえ法を変えるとしても一朝一夕にはいかない。
今はただの、伯爵令嬢であり、父が死んでその爵位が浮けば平民なのである。
だからこそ、継母と義姉達はエラを使用人扱いしていたのだ。
例え正式に伯爵である父と婚姻していなくとも、彼女は男爵夫人で娘達は男爵令嬢。
妻は未亡人になっても、男爵夫人という称号と共に爵位と見做されている。
母の親戚の男性がいれば、伯爵を継ぐのはその人で、意地悪な継母は娘の一人を添わせようとするだろう。
だから、エラは伯爵夫人にもなれないまま、平民となるのだ。
「父と母は私が何としても説得する、必ず。私は貴女以外と婚姻はしない」
「そうですか……では後ろを向いて頂けますか?」
そう言われて、王子は立ち上がってエラに背を向ける。
抱きつくのに恥ずかしいからだろうか、とドキドキしながら。
けれど、パンという音と共に、尻に鋭い痛みが走った。
「ッッ!?」
声こそ出さなかったが、これは彼女に尻を叩かれたのだと分かり、振り返る。
「な、何故、尻を叩くのです?」
「これは、励ましですわ」
にっこりと美しく微笑まれて、王子は混乱した。
嫋やかで美しく、ほっそりとか弱いその手で、自分に痛みを与えたのだ。
その落差に王子は、言い知れぬ興奮を覚えた。
今まで誰にも叩かれた事は無い。
寧ろ、言葉でさえも彼を傷つける者などいなかった。
側近が彼の代わりに鞭で手を打たれて、赤く腫れあがる傷を見た事ならある。
涙を滲ませる友を見て、同じ過ちは繰り返すまいと心に誓った。
だが今、じんじんと痛む尻。
それは、最愛の人の愛の鞭だ。
初めてのことに、王子はとにかく興奮した。
「も、もう一度、励ましてもらえるだろうか?」
「ええ」
王子が背を向けると、バシィと尻が音を立てる。
さっきより強い。
「アッーーー!」
***
「……という事が行われまして」
「なしてーーーー!?!?」
梟の報告を受けながら、私は菓子を口から落とした。
何を、やってるの!?
あの娘は!!
「ちょっとそれ、普通は不敬とかで投獄されるやつでしょ!?」
「それが、王子の方も満更ではなく」
「はぁぁあぁ!?そもそも何でそうなったのか、意味が分からない!」
本当に意味わからない!
何で!?
「どうせ貴女の行いの所為でしょう」
ぽろぽろと落とした菓子を、獣人執事と化した黒猫様が拾って片付ける。
呆れた様に向けられる金に緑の光彩の瞳も美しい美青年だ。
「私、何も悪い事してないもん!」
「よーく、胸に手を当てて考えてみてください。大体いつも何かしてますよ」
長めの闇の様な黒髪の隙間から金の瞳がこちらを覗く。
だから、私も胸に手を当てて考えてみた。
「うーん……あ」
「何かしましたね?」
だって、あれは、ねずみだし!?
王子じゃないし!?
「ワタシ、ナニモシテナイヨ」
「正直に言わないと、尻尾を触らせませんよ。耳も」
「クッ、この……!」
目の前で形の良い長くて黒い尻尾がゆらゆらしている。
その誘惑に私は秒で負けた。
「鼠の御者を激励してお尻叩いたけど、あの子見てただけだし、相手は部下で王子じゃないし」
「はあ。でもそれが原因でしょうね」
「だからって!出会ったばっかりの男女がやったら、それはプレイなのよー!!」
完全に励ましとか激励とかじゃなく、単なるSMでしょ!
王子、お前何という悪癖を持ってるんだよ!
あ、違うのか、目覚めちゃったのか。
最悪のタイミングで新しい扉を開けるんじゃないよ!
私の頭の中では、夏のラジオ体操の歌が流れていた。
新しい朝が来ちゃった。
希望とは無縁の朝だけどね。
「外せない仕事の時は、途中で任せて帰らずに、ちゃんと見守る様にいつも言っているでしょう」
「……はい……すみません」
使い魔に怒られる魔女なんてそうそういないのでは。
でもさ、黒猫のままでも獣人執事になっても、黒猫様は完璧なんだもの。
私は逆らえない。
「今日は良いとして、明日以降はちゃんとお仕事するように」
「はぁい……」
「きちんと仕事が終わったら、大好きなキッシュを作ってあげますから」
「クロ大好き!」
抱きつけば、呆れたような溜息を吐きつつも、黒猫様は私を抱きしめて頭を撫でてくれたのだった。
よし、明日も生きて行こう。
***
翌朝、私は忍者さながらに某屋敷に潜入していた。
どうやら、王子は硝子の靴を手に入れて、ぴったりとサイズが合う女性を探しているらしい。
うん、そこは原作通りね!
靴は脱げたんだか、渡したんだが知らんけど。
でもって、私の潜入する屋敷にも王家の馬車が訪れた。
この時、継母はあの娘を閉じ込めておくんだよね。
実娘のどちらかにそりゃ王家へ嫁入りしてほしいもんなぁ。
王子は大々的に、靴の合う人なら身分不問!って言ってるんだろうしね。
じゃあ、鍵でも開けてこようかな、と閉じ込められてそうな部屋に行って開けようとしたら、ドガッと物凄い音がした。
え?
何?今の。
木の扉から、刃物が突き出てるんだけど??
あっぶねー!!
近寄らなくて良かった。
二度三度打ち付けた後、木片が落ちて、取っ手もぽろりして。
中から斧を持った美少女が出て来た。
えっ?
えええ~~~!?
力ずくぅぅ!?
この話ってそんな、ええぇ!?
目くらましをかけているから、美少女は気付かずに、階下へと降りていく。
そこでは硝子の靴を履こうと、うんうん唸っている長姉と継母。
「お手伝いしましょうか?」
にこにこと微笑む美少女の後ろ手には斧。
こわ……。
え、これ合ってる?
原作ううぅ!?
「ああ、エラ、良い所に。この子の爪先を切っておくれ」
「はい、お義母様。どうせ王妃になったら歩きませんものね」
「え、え?」
長姉は溺愛してきた母と、虐げていた義妹を見比べて顔を青くする。
原作では小刀渡して自分で切る展開だから、無理あると思ってた~~。
令嬢が自分の爪先を小刀で切るの無理だよね?
こっちの方が流れが自然……自然だけど複雑……!
エラと呼ばれた美少女は、斧を振りかぶって正確に爪先を切り落とした。
「ぎゃあっ!」
い、い、痛そう……!
今までどんな壮絶な虐めしたら、こんな仕返しを食らうんだよ……。
そして、もう一回。
「上から靴下を履かせれば大丈夫です」
大丈夫な訳あるかーーい!
手早く血まみれの足に靴下を履かせて、エラは姉に肩を貸して連れて行く。
「おお!ぴったり合った!」
居並ぶ人々がその姿を見て、そう言うんだけど。
血、血!
私は急いで喋れる鳥を召喚した。
オウムちゃんです。
ほら、あの歌を歌ったって!
「あらあらお靴が血でいっぱい♪」
オウムが歌えば、待ちきれなくなって馬車から降りて来た王子と、使者が硝子の靴をよおく見る。
「足を傷つけたのか!」
「何と!」
王子の誰何に、使者が驚きの相槌を打つ。
汚物でも見るような眼で王子は長姉を見た。
「自らを傷つけるような者は我が妻に相応しくない!」
えーー……あー……そうですね。
王子は傷つけられたい派ですもんね。
趣味が被ったらそりゃ嫌でしょうね。
何だか色々カオスなんだけど、次はもう一人の姉だ。
こっそり台所を見に行けば、まさに今、エラが斧を振りかぶってた。
いや、もう、お前、もう一個靴持ってるんだからいいでしょ!?
それ出しなよぉぉ!
私の願いは虚しく散った。
姉の踵も、同じく散った。
んもぉ~~~エラ、あんた何されてそんなに暴力振るってるの~~!?
二番目の姉も勿論、血がいっぱいなので、王子に文句言われた挙句に歩けなくなっただけでした。
そして、やっと気が済んだのか、エラが私のあげた靴のもう一つを持ってやってきた。
「君は……あの時の……」
王子の頬が染まる。
恋というより、興奮だよね、それ!?
「約束を、守ってくださいましたのね」
「ああ……エラ!」
跪いて靴を履かせた王子は、そのままエラの足の甲に接吻を落とした。
足の甲への接吻の意味は、隷属や服従。
私は、変態カップルを生み出してしまった。
二人が腕を組んで馬車へと歩き出す。
あれ?
でもこの後姉達、付いて行く展開だったよね?
ムリムリ、絶対無理。
歩けないもん。
眼を抉られたりしないよね!?
うちの鳥達はそんな事に使わせませんよ!?
警戒して見守ってたけど、エラは王子と共に馬車に乗り込んで無事出発した。
今後、盛大な結婚式が城で行われるのだろう。
そこに行ったら姉達は目を抉られてしまうかもしれないので、出席しない様に継母に手紙を書いておいた。
てか、よく考えたら一番虐めてたっぽい継母が無傷なの何でなん……?
まあ、いっか。
私は血生臭い現場からさっさと撤収した。
「怖かったよぉ~~」
「はい、頑張りましたね。というか、その展開はそれで合ってるんですか?」
「大筋では合ってるけど、エラがサイコパスみ溢れてて怖い」
「ふむ?」
私の前世の記憶については、黒猫様には話してある。
膝枕をしてもらいつつ、私は頭を撫でて貰っていた。
至福。
「今のところ、意地悪してきた人達にしかやってないし、まあ……うん、要警戒対象ではあるけど」
「暫く見張らせて、何も無ければ放置しましょう」
撫で撫でと長い指で額や髪を撫でられて、私はうっとりして目を閉じる。
多分、変な続きは結婚式以外、無かったと思う。
あったとしても、私が知らないんだから、あとは自力で頑張って貰おう。
きっとドエム王子が何とかしてくれるよ。
エラとのプレイがある限り浮気しようとしても、相手がいないだろうし。
家庭が円満なら何とかなるなる。
私は傷ついた心を癒すために、暫く黒猫様に甘えて過ごす事にしよう。
はあ、幸せ。
モブリーナシリーズで、黒猫の獣人の感想を貰って以来、いいないいなと思っていたのでここで出てきました。やったね!
あと、雪の宿の感想貰って、2号が買ってきてくれたので、久々に食べたらめちゃくちゃ美味しい。
美味しいナニコレ!?多分魔女が食べてるのも雪の宿。




