経歴詐称
どこぞの市長が経歴を詐称したとかで市長を辞職したとか続けるとかいうニュースがありました。どこぞの都知事も経歴を詐称したというニュースが昔ありましたが、こちらは一応卒業したことになっているようです。が、アラビア語流暢にを話せないらしいのに本当?とも思ってしまいます。なんとなくすっきりしない幕引きに思えました。立候補するのに経歴が重要なのだったら、立候補時にそれを証明する書類も併せて提出するようにすればいいのになぁと思うのですが、なんでやらないのでしょうね。会社に入るときは必ず卒業証明書かそれに準ずるものを提出する必要があったように記憶しています。会社ですらそうなのだから、議員なども同様の方法をとればいいのにと素人は思ってしまうものです。別に提出したくなければ提出しなければよく、その際は経歴を記載しなければよいだけなので、別に立候補の自由を奪っているわけでもなんでもないと思うのですが。虚偽の経歴を記載してまで立候補する人はやっぱり人間としてちょっとと思ってしまいます。
で、再度市長選に立候補するのだか市長を辞職しないからしいのですが、別にそれについてはがんばるねぇと思う程度で特に思うところはないのです。が、卒業できていなかったことを忘れてしまうような人に市長を任せたいかと問われると、それはないかなぁと思ってしまうのです。なんで卒業できていなかったことを忘れていたんでしょうね。その辺の説明をすれば有権者の納得を得られることもありそうですが、しないところをみるとやはり説明をするとぼろがでるのでは?と勘ぐってしまいます。
選挙関係に限らず、法の変更はやたらと時間がかかっている印象があります。会社であれば試してみてダメだったら別の方法を試すというように進めるのが常なのに、(少なくとも日本の)法律は改正までにやたらと時間がかかっている印象があります。海外自動車免許の切り替えについては法の改正が比較的速やかに行われるようですが、他は軒並み石橋をどのように叩くかまず検討し、次にその方法でよいか有識者に確認し……という程度に遅い気がします。ある程度は実施してみてダメだったら前例を破棄して別のものに変えるというようなやり方の方がいいような気もするのですが。どうも以前にできた法は尊重するため、それを破棄するということは基本的にないと聞いた気がします。なんでもその時立法に関わった人々を立てるためだとか書いてあったような。朝令暮改はというほどに頻繁に更新するのも問題ですが、あまりに変えないのもやはり問題な気がするのです。
まあ、いずれにせよ、経歴が重要なのであればそれなりに重視するよう法を変えた方がいいと思うものでした。