最強決定!バトルロワイヤル!
ここは私立最強学園。最強の最強による最強のための学園である!世界に50の分校を持ち、生徒は皆
人並外れた能力を持っている!
そして生徒たちは、年に一度の学園祭(バトルロワイヤル)の為にその力を磨き、鍛練する。
なぜなら学園祭に勝利したものは、最強の称号を手にし世界大会へと進むことが許され、そしてそれを制したものこそ、世界の王にして真の最強、神(ザ・レジェンド)の地位を手にすることが出来るのだ!
技術室。
ヴィイイイイイイイイイイン!! バリバリッ! ガタッ!!
「おっしゃ完璧ィ~ !」
「翠ィ、あんたまだやってたの? もうすぐ学園祭始まるわよぉ!」
「おー悪い悪い!! いや、どーしても完成させたくてさ」
「早く講堂に行かないと死ぬよ~。 っていうかさ、面白い? チェーンソーで木なんて切って」
「あほ!あれはアートだ!ただ切ってんじゃねえぞ!」
「遅れる!走るわよ!!」
「はあはあ・・・ッ!やっと着いたーーー!」
この学校の校内はバカ広い! 卒業する年にやっと講堂の場所を覚えた奴が居るくらいだ。
おっと!自己紹介まだだったな!俺は翠!この学校はコードネーム式だから、名字とかは特に無いぜぇ?俺はチェーンソーで人・・・いや木を切る才能を見染められて、この学校に招待された!!
あと、俺とさっき喋ってた奴はヒロコ!校内最強の人間の一人で、空間を切り裂いて物体を移動させる・・・。つまり、たとえば東京タワーの場所を100km先に移動させたり、逆に自分が一瞬で地球の裏側に行けたりする!!すげえよな!
「―というわけで!第84回、学園祭を開始することを、ここに宣言します!!」
一斉に拍手。もちろん自分も。
そして、開始のホイッスルが響く。ここからは、全員敵だぜ!だが俺には、策がある!
学園祭では、2人1組のタッグを組んで行動する(最終的には2人でバトる)そして、俺と組むのが、最強の一角であり、俺の大親友であるヒロコだ!
「おまたせー! さぁ?どいつから殺る!!」
「うーん・・じゃあ、その辺にいる奴でよくね?」
その時、一人の人間が俺たちに喋りかけてきた。明らかにヤバそうなやつだ。そして言った
「俺の・・・相手をしろ!!!」