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ほいくえんでの、じけん。

 ほいくえんのじゆうじかんに、大すきなえ本をよんでいた、なっちゃん。


 ひろいへやには、なっちゃんがひとり。


 そのときとつぜんへやに、おとこの子たちがとびこんできました。


 そとでおにごっこをしていたおとこの子たちは、そとばきのクツをはいたまま、つくえのあいだをはしりまわり、え本をよんでいたなっちゃんにぶつかってしまいます。


 ぶつかったひょうしに、なっちゃんの手からえ本がはなれて、ゆかにおちました。


 おとこの子は、バランスをくずしてころびました。


 ガタガタガタ!


 と、つくえやイスがたおれる大きな音がしました。


 おとこの子がなきだしてしまい、先生がパタパタと、あわててろうかをはしってきました。


 先生はへやに入ると、すぐにないているおとこの子のそばにいき「だいじょうぶ?」と、しんぱいそうに、こえをかけました。


 なっちゃんは、おちたえ本をひろいあげ、それを本だなにしまいます。


「ひがいしゃは、わたしのほうなのに、ふこうへいだわ」


 なっちゃんは、そうつぶやきながら、へやを出ていきました。


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― 新着の感想 ―
[一言]  確かに不公平ですね。笑  でもこれって泣いたもん勝ちですよね。  なっちゃん、不公平なんて難しいお言葉知ってて凄い。
[一言] なっちゃん、正義感が強いようですね…。こう言った地味な理不尽って、その立場にならないと、その行動をとった理由がわからないこともあったりしますし、まだなっちゃんには早かったでしょうかね…?
2024/01/24 10:07 退会済み
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