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過去の詩  作者: 魅桜
98/320

098  狂信主義(ファナチズム)


月が(あか)に映える

月の狂気(ルナ・ティック)の夜

造られた感情を捨て

本来の自分に帰れ


無限の快楽を感じて

昂ぶり続ける内部

熱くなりすぎた秘部

今宵も獣達は壊れる


耳から首筋へと舌を動かし

腰から下へと指を動かす

高揚感と淫乱的

舐め合って夜を過ごす


ただ狂うだけでなく

狂気を快楽へと変えて

ただ狂うだけでなく

狂気を呪縛へと変えて


熱く昂ぶり絡まって

獣達は甘夢に溺れる

(あか)に輝く月の形

月の狂気(ルナ・ティック)と獣達の宴



月が(あお)に映える

月の狂気(ルナ・テッィク)の夜

感情を抑えつけて

真実の自分に戻れ


肌の温もりを求めて

恋しいと嘆く内部

冷たくなった秘部

今宵も獣達は絡まる


耳から首筋へと舌を動かし

腰から下へと指を動かす

孤独感と淫乱的

重なり合って夜を過ごす


ただ狂うだけでなく

狂気を淫乱へと変えて

ただ狂うだけでなく

狂気を犠牲へと変えて


冷たく恋しいと壊れて

獣達は甘夢に溺れる

(あお)に輝く月の形

月の狂気(ルナ・ティック)と獣達の宴



     1998.06.11.


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