表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
過去の詩  作者: 魅桜
92/320

092  闇の破片(かけら)


明るく笑顔で過ごす日々

手には小さな破片(かけら)がある

誰も知らないもう一人の自分

手には小さな“闇の破片(かけら)


現実を見ている破片(かけら)

夢幻を見ている破片(かけら)

笑顔の裏にある涙

他人しか解らない自分


日常の会話で闇を見る

残酷を残酷と思わず

殺人にも興味を持たず

あるのは好きな物の話だけ


破片(かけら)をしっかりと握り締め

嘘と偽りの中で過ごす

他人の事など判るわけなく

自分の事も解っていない


心の奥に隠し持つ破片(かけら)

正義心も誤りに変わる

手には小さな破片(かけら)がある

誰もが持つ“闇の破片(かけら)



     1998.05.13.


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ