表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
過去の詩  作者: 魅桜
9/320

009  現実


朝が来るのが怖い

毒にまみれた都市(まち)

歩きたくない 生きたくない

でも こうしたのは人間


真夏の熱い太陽

排気ガスにまみれた外

緑がなく 生気のない町

ロボットだけが動き回る


何かやりたくても見つからない

何かやろうとしても何も出来ない

考えられない 考えたくない

無人の町 おちぶれた郊外

人は何を求めて生きている


無関心の大人 無邪気な子供

現実はすでにイカれてる

朝が怖い でも眠りたい

この腐りきった現実を忘れる為に


夜は全てを忘れさせる

毒にまみれた都市(まち)を輝かせる

外に出たが最後

うえた獣の餌食となる

――これが現実…――



     1997.06.09.


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ