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過去の詩  作者: 魅桜
7/320

007  一夜の過ち


外は雨 戸をたたく音

「Come in,Please.」

整った顔 うっとりするほどの

美少年 私は何を求めているの


「May I stay over night.」

快く許す 淫らな私

もう心が早鐘を打つ

禁を犯してほしいの

貴方になら どうされてもいい…


身体が求める 誘う私

その綺麗な顔 ゾクゾクさせる

貴方の唇が私を襲う

貴方の指が身体を弄る

「I committed a crime.」


「……っ Ah---……!!」

一瞬の出来事 つながる身体

貴方の中で眠りたい

その愛撫で その瞳で

私は貴方の虜になった


でもこれは 過ち

  雨の夜の二人の秘密

「Good night.」



     1997.06.07.


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