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過去の詩  作者: 魅桜
53/320

053  求め


神に何を求めようというのか

この腐りきった社会

神にすがるのは

逃げている証拠


求めている 神を

神による慈愛を

心の苦痛から逃げて

楽に生きようとする


何の為にここにいるんだ

生きる為 死ぬ為

考える為 逃げる為

この世を革命する為


だから神にすがる

だから神を求める

苦しくて切なくて

生きていられないから


求める――――……



     1997.07.22.




状況にもよるけど、逃げるのは悪いことではないんですよね。

一旦、引くっていうのも大事だし。


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