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過去の詩  作者: 魅桜
43/320

043  サロメ ~死神の鎌~


ギラリと銀色に輝く

振り上げられる鎌

一瞬にして散る花 首

舞い躍る花びら 血


「銀の大皿にのせて」

欲したのは愛する人の首

「ヨカナーンの首を」

望みを手に入れたのは私


たった一人の人を愛した

首のために舞い躍った

裸足で血をにじませて

王様(キング)を喜ばすために


「サロメ、お前の望みは?」

聞いたのは王様(キング)

「ヨカナーンの首を! 私、サロメに」

答えたのは(サロメ)


手に入れた私の愛する人(ヨカナーン)

悪魔と言われてもいい

殺されても本望だわ

ヨカナーンと一緒にいられるのなら



     1997.07.14.


サロメのように愛せる相手が欲しいと思ったことが何度か。

猟奇的でもエロティックでもなく周りがそう思わせただけ、純粋な恋のお話。

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