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過去の詩  作者: 魅桜
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004  セクシャル・デザイア ~月夜の魔法~


貴方のその眼 私を誘う

鋭い眼光 獣のよう

貴方に見られ魔法にかかる

淫らになるわ 貴方には


唇が指が そのまなざしが

私を求め 狂気に満ちる

獣になった貴方の前で

私はただどの愛撫にもだえる


貴方は私のもだえた姿を見て

“愛してるよ”と耳元でささやく

その唇で私がそれだけで

イカれてしまうの知ってるの?


もっと淫らになりたいのよ

その指で その唇で

私の全てを変えてほしいの

そう魔女のサバトのように


月夜には魔法があるのよ

私を淫らにし貴方を獣に変える

今夜もベッドの上で

私を愛して愛させて

――そう魔女のサバトのように…――



     1997.06.06.


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