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過去の詩  作者: 魅桜
309/320

+α  03


 言葉を紡ぐ。貴方を私だけのモノにしたくて。

 愛して欲しいから、愛しているから――……


「愛している」


 と何度言ったか解らない。貴方と一緒にいたくてワザと騒ぎを起こして。

 貴方を見るたび心が騒ぎだして。自分を押さえて、笑顔を向けていた。

 貴方が微笑んでくれていたから。真っ直ぐな瞳で私を見てくれたから。

 例え、過去を思い出したとしても――……


 天使のように綺麗で清らかで、純真無垢な貴方。

 だから惹かれた。恋い焦がれた。性別なんて関係ない。

 貴方が男でも、女でも……私にはそんなこと関係ない。


 ―――――私は貴方だから好きになった、愛した―――――


 貴方は絶対に人のモノにはならないから、余計に惹かれた。

 独占欲の強い男だと? そうかもしれませんね。

 でも、貴方の事だけですよ。私は、貴方にしか興味がない。


 だから言葉を紡ぎ出す。貴方を側に引き留めておきたくて。

 私だけを見ているように。私だけしか愛さないように。

 愛しているから、愛して欲しいから――……


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