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過去の詩  作者: 魅桜
296/320

290  独学


辞書を引いた

知らない言葉

知ってる言葉

読めない文字


心の中にある

引き出しに

片付けられない

分かってはいるんだけど


誰もしらない

そんな知識

もってなくて

詰め込むだけで


勉強してるんじゃなくて

ただ知りたいだけ

知らない事を

知りたいだけで


独りよがりの知識

間違ってるかも

不安になるから

辞書を引く



図書館の中

たくさんの棚

たくさんの本

読めない文字


心の中にある

引き出しを

整理しなくては

順序良く綺麗に


ノートに書く

誰もしらない

たくさんの知識

分かるように


勉強したんじゃなくて

ただ知っていただけ

知ってる事を

片付けるだけで


独りよがりの知識

常識とは違う

不安になるから

図書館に行く



     2002.12.26.


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