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過去の詩  作者: 魅桜
291/320

285  悲しみ


言葉に出来ない

自然と涙が伝う

後戻り出来ない

選んだのは自身


心の隅では

「駄目だよ」

と叫んでいる

分かってはいるけれど


せっかくの希望も

自らが壊した

それから先の

未来の為に


心の行く先を見て

何も感じない訳じゃない

ただ今の自身に

早すぎただけ


心の底から望んでいるのに

壊すしかなかった

自身以外はとても

望んではなかったから



何も言えなくて

涙だけが流れてた

後悔なんてものは

捨て去らなくては


心の隅では

「まだ大丈夫だよ」

と囁いている

分かってはいるけれど


求めた希望も

望んではいけなくて

遠い未来

来るべき時まで


何故、望んではいけないのか

分からない訳じゃない

けど自身にとっては

今欲しいものなのに


早過ぎるといって

望みを捨てた

求めてはいけない

そんな想いにまた

涙が流れる



     2002.11.24.



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