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過去の詩  作者: 魅桜
290/320

284  小さな欠片


気付かないうちに

宿っていた光

微かすぎて

気付くには遅すぎた


どんなに願っても

時間は戻らない

戻る事が出来たら

光に気付けたかも


小さく小さく光って

前兆もなくて

たまに異変には気付くけど

確実には分からなかった


欠片が零れぬよう

接しないといけない

けれど気付けなくて

零してしまった


周りを見ては

欠片を求めて

夢にまでみて

けれど気付くのが遅すぎた



     2002.11.24.



ここら辺りの詩からは「とりあえず300まで書こう」と思ってた気がする。


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